Somewhere

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!そろそろ寒くなってきましたがTシャツはいつ何時でも、何着でも必要、ということで、貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
そしておそらく来週くらいにDJの機会がありそうです。詳細はまた!
 
なんかこの間知り合いが最近の拙ブログを読んで「なんか大丈夫すか」と連絡をくれた。確かに最近なんだかこう、パッとしない初老の魂の叫びのような話ばっかりだな、と自分でも思う(まあ、昔からずっとそうだった、と言う話もある)。なので今日はカラっとした話でも。
 
先日道の駅でソフトクリームを食べたのである。美味しかった・・・、という話ではなく、まあ勿論とても美味しかったのだけれども問題はそのコーンの上のアイス部分の盛り、って言うか巻き、って言うかの話である。私の手の中のソフトクリームは、コーンの直径を軽く凌駕する勢いでアイスが盛られている超弩級のものだった。瞬時に、時間が経ってくると起こるであろう悲惨な事態が脳裏をかすめた。
 
盛りって言うか巻きが気前が良いのは大いに嬉しいのだが、これは手がべたべたになってしまう、とカウンターに走りアイス用のスプーンを持ってきて、コーンの上のアイス部を上に向かって削り取るようにしながら食べたのだった。で事なきを得たのだけれども、ふと前で食べているお客さんのソフトクリームを見ると、私のソフトクリームのような危険な代物ではなく、全くもって常識的にコーンの直径に上のアイス部分が収まった、ごくごく普通の平和な代物であった。
 
おや、と思いちょっと周囲を見てみると、私の手の中に数分前まであった危険な状態に陥っているソフトクリームを持っているお客さんは他にいない。これはつまり、私がこの間「寒かろう」と売れ残った笠をかぶせてあげたお地蔵さんがソフトクリームを売っていたのか、それとも私が、横断歩道をおんぶして渡った、なんなら持っていた風呂敷包みも持ってあげたおばあさんがソフトクリームを売っていたのだろうか。
 
ってカラっとした話はこの程度が限界じゃあ。Black Marbleの「Fast Idol」を聴く。

Chris Stewartのソロプロジェクト、4枚目のアルバムもSacred Bonesからのリリースである。前作のカヴァー集が

WireとかThe Field MIceとかRobert Palmerとかをカヴァーしているにも関わらず、どこからどう聴いてもBlack Marbleでしかないシンセポップ集に仕上がっていて、半ば恐怖を覚えるくらいの気合いが入っていたのだが、今作でもその恐怖の金太郎飴シンセポップ攻撃は変わらず、寧ろ凄みを増すぐらいの勢いなので、マジでもうこれにはギターウルフと同じくらいの気合いを感じるのであった。本当にそういう表現しか思いつかないOMDか最初の2枚のNew Orderか、というシンセポップ具合で、しかし今作では若干のダークさも感じられ、一方でメロディアス具合も過去最高、という、まあちょっとした違いを見つけるとすればそういう感じのアルバムである。冒頭、ゆったりと始まっておお新機軸、と思っていたら突然いつもの高速シンセポップになだれ込んで、ああ最高だ・・・、となったので勿論なんだかんだ言って私にとってのストライク音楽。

Celestial Guests

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!そろそろ寒くなってきましたがTシャツはいつ何時でも、何着でも必要、ということで、貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
先日のcsgb、ご来場の皆様、配信をご覧になってくださった皆様、ありがとうございました!まさか2021年もそろそろ終わり、という時にPeter Gabrielの「Come Talk To Me」~Simple Minds「Alive And Kicking」~EMF「Unbelievable」~Bauhaus「Third Uncle」、なんていうつなぎでスタートするDJとか、Martin L. GoreからMomusからA. R. Kaneとつないで、自分の中3時代をなぞるDJとかするなんて思いもしなかったですが、やり切ったすね・・・。12月のcsgbはちょっと未定ですが今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
最近何だか寝つきが悪かったりする。いや、正確にはさくっと一回眠りに落ちて、短時間で一回目が覚めて、それから仕切り直しで寝るという感じで、どうにも何だか調子が狂う。
 
そんな睡眠(Part 1)の時には短時間ながらも夢を見ていることも多く、そのせいで多分目が覚めるのだけれども、何だか落ち着かない、悪夢、というかなんと言うか、な夢を見ることが多い。昔はなかったんだけどなあ、こんなに頻繁に夢を見ることというのも。
 
この間は寝ている私の背中を何者かがぐぐぐぐぐぐぐーと押してきていてその力がなかなか強烈だったので、ううううううううううううう、と呻きながら起きたら何事もなかった、とかいうことがあった、ってこれは夢なのか何なのか。
 
また先日は、解凍を失敗して若干水っぽくなっているマグロの刺身と、もそもその柔らかいリンゴを食べる、という本当に悪夢としか言いようがない夢を見たり(共感してもらえないかも知れないが、本当に私はこの2つのものが身の毛もよだつくらいに嫌いだ)、手の爪を上からぎゅーと押される夢を見たり、まあ悪夢のレヴェルで言えば低い方だということは重々承知しているのだけれども、地味に削られるイヤーなことを夢の中で体験していて、ちょっと最近なんか色々あんまりよろしくない。
 
なんか焼きが回ったな、と感じる時がある、という話は先日も拙ブログでしたのだが、あれからあんまり好転も(まあ、そんなに悪いことも起きていないが)していないので、なんだろね、お祓いとか行った方が良いのかな。いや、どっちかというと温泉で休養、とかの方で色々な嫌なヴァイブスを振り払えるのか。そうだ、温泉だな・・・。
 
Art Landeの「Rubisa Patrol」とか聴いてちょっとの時間ゆっくりしたいものだ。
Rubisa Patrol

Rubisa Patrol

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1976年ECMからリリースされた、ピアノのArt Landeさん率いるカルテットのアルバムである。セカンドアルバムらしいがこのカルテットはどうやら短命に終わったらしい、ということとかネットのない時代だったら私は一体どうやって知ったのかなあ、特にレコフェアでなんかたまたまジャズ箱の手前に置いてあってこのジャケの感じはECMかな、良いな、そしておおMark Ishamがいる、ジャケのコーティングもまだまあまあ生きているし、良いのでは、とか言って昨日までは全くその存在すら認識していなかったようなレコードを買った場合には。ということでまあジャケ買い、というほどかっこいいことではなく断片的に色々組み合わせて自分好きそうだ、と思って買ってきたのだが、ピアノがメインで非常に冷ややかな空間の具合が感じられる基本穏やかな音楽で、一歩間違えると私のちょっと苦手な音、なのだがぎりぎりのところで楽しめる1枚だったので面白い体験ができている。あんまりメロディを何かの楽器がリードする音楽が私は苦手なのでぎりぎり、なのである。Mark Ishamのトランペットが入ってくると空間のバランスが変わり、私が慣れ親しんだDavid Sylvianの音世界みたいに瞬間感じられたり、ドラムとベースは穏やかながらちょっと即興に走る全体の原動力のようになっていたり、全体的に清冽で且つ穏やかな、我が家には珍しいタイプのレコード。長く聴きそうな気がするのう。

 

UMAN Spirit

csgb Vol. 83~Stream~ 2021年11月19日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk, hirasho, GIN

https://www.twitch.tv/ barfam

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

私は21時30分からと12時からの2回やります、よろしくお願いいたします。奇跡的に何となくレコードを発見できたので明日も頑張ります!

 

最近なんか、転倒したり財布忘れたり慌ててレコード買ってよくよく考えたらダブってたり、とか何とも焼きが回ったような感じの日々なので、気をつけないといかん。仕事が爆発的な忙しさだった日々を乗り越えたら気が抜けてしまったのだろうか、とか色々理由はつけられるけれども、まあ何よりも諸々注意しないと命にかかわることも起きそうな年齢なので、そろりそろりと生きていこうと思うのだった。

 

ところで私は・・・、いや、俺は仙台生まれNEW WAVE育ち悪そうな奴は大体友達、なわけだが(ところでこの間の期間、ブックオフ店内放送でDragon Ashの「Grateful Days」が流れてて、曲紹介でZeebraのここのリリックに関しての言及があったにもかかわらず、その前に曲がフェイドアウトして次の曲に変わっていってたのにはなんかこう、諸行無常を感じたものである、余談ながら)、そんなに仙台が大好きで離れたくなくて今も住んでます、というわけでもなく、まあ生まれてからずっとだからな、という感じでいる。

 

大学も就職も仙台で、思えばあまり高校を出てから他の街に住む、ということの想像がつかなかったし、多分あんまり色々なものに興味ややる気がわく性質でもなかったので、いられるならこの街で良いかな、ということでずっといるわけである。まあ、暴力団の抗争が激しい、とか爆撃される、とか民族間の争いが熾烈、とか海面上昇で沈む、とかいう場所でなかったからそういうことができるのであって、そこはとても、本当に生まれてくる場所としては幸運だったかも知れない。

 

先日、「仙台のどこが良いですか」と聞かれることがあって、はた、と困った。データ的なものとかを調べれば色々出てきて、皆が納得するような良い点が挙げられるのかも知れないけれども、客観的に第三者にぱっとプレゼン(そこまで大それたものではないけれども)するとしたらどんな点かしら・・・。

 

私としては友達がいるところで私が暮らしているところ、というところが一番良いのだけれども、そんなの第三者には全く関係ないわけであるし。でも・・・、結局のところ私のような人間がひっそりと暮らしていけるくらいに平和なところ、という結論になってしまうな・・・。

 

中にいるとなかなか難しいものである、街の魅力の説明というものも。じゃあ離れて眺めてみようかしら、というやる気も起きないような、そういう良い街ですよ、ということか。でも、この間の宮城県の知事選の結果を受けて、仙台どころか宮城県外に引っ越しても良いな、と思ったことは確かだ。

 

UMANの「Chaleur Humanie」を聴く。

CHALEUR HUMANIE [12 inch Analog]

RVNG傘下のPete Swansonとかが主宰するレーベルから再発された、92年のファーストアルバムである、って当然微塵も知らなかったわつい2週間前まで。フランスの兄妹が片田舎のプライヴェートスタジオで作り上げた作品なわけだが、Windam Hillにライセンスされた楽曲もあったりもするらしく、所謂ニューエイジ的な文脈でも聴ける音楽、と言えば音楽である。しかしアラビア語やロシア語、ヘブライ語に英語に、と様々な言語で歌われるヴォーカルは完全に楽器の一部として使われ、その楽器、というのも全体的にFM音源のシンセを駆使して作り上げられたであろう、なんか良い意味でプラスティックな感触の重層的な音楽である。ワールドミュージック的にも聴こえるのだが、それはどこの国の音楽でもなく、非常に小さな密室にThe Blue NileとPrefab SproutDead Can DanceEnigmaとThe Art Of Noiseの誰もあまり話題にしないクラシック~ジャズ的側面とかをぶち込んでシェイクしてしまったような、マジで謎の音。これ当時だったら、手触り的になんか埋没してしまっていた(してたから今こうしてアナログで再発されて盛り上がったりしてるのか)だろうな、という気もする、「今」聴ける音楽。この断片的なイメージの羅列みたいなアルバムの作りも謎が増して、面白いのう。

Eternal Loop

csgb Vol. 83~Stream~ 2021年11月19日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk, hirasho, GIN

https://www.twitch.tv/ barfam

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

今度の金曜日です、よろしくお願いいたします!なるたけつなぎたい、という気持ちはいつもあります、今回はどうかな・・・。配信もありますので、全国津々浦々、よろしくお願いいたします!

 

さて、先日の金曜日のWPWTFWW、ご来場の皆様ありがとうございました!もうかけたい曲、聴かせたい曲をかけ倒す、という感じのラウンジイヴェント、という認識だったのですが蓋を開ければ結構爆音になったり、でした。何よりやってる私たち3人が異常に楽しんでしまい、あっという間だったなあ・・・。またやりますので、その際には是非よろしくお願いいたします。

 

しかし久々に酒飲んだけれども飲み方忘れてしまってたので、思えば酒を飲み始めて約27年、1回リセットしてまた新たな付き合い方を始めないとな、と思った。リセットと言えばこのコロナ禍で結構色々なことがリセットされてしまったと思うのだけれども、とりあえずこの間の金曜日はこういうことやっぱり楽しいな、と久々に新鮮な楽しみだったので、リセットもまあ、悪くはないこともある、のかも知れない。

 

でも街に出て、シャッターが閉まっている店を見たりすると、こういうリセットは嫌だな、という気持ちになるので勿論早いとこ何とかならないかな、とは常に思っているのだ。

 

そういえばライヴも久しく行っていないな、最後は昨年2月のMarc Almond様か・・・、ってもうそれで打ち止めでも良いのかもしれない、という気もちょっとするな。UKではSoft Cellが復活してライヴしたりしているけれども。

 

Sam Gendelの「Fresh Bread」を聴いたりしておる。

Fresh Bread

Fresh Bread

Amazon

参加作品やらリーダー作品やら、ここ最近やたらめったらべらぼうにリリースが多い彼の、2012年から2020年までの間の自宅録音やらライヴ音源やらをまとめた作品、からの抜粋アナログ2枚組、である。一応サックス奏者なのだが、最早サックスだかなんだかわからない音がユルく響いたり、ループやら何やらが飛び出し、且つCarlos Ninoが参加したライヴ音源があったり、とか結構小品集、ではあるのだがこの雑多な感じ、で且つもわーんというサウンドスケープが一貫、という感じは逆にそれが彼のもしかしたら本質なのかもな、と他の作品よりも何故か私の場合すっきりと入り込んできたこの作品を聴いて思うのだった。もしかしたら彼の場合、ジャズ界隈のフィールドにたまたまいるだけであって、マインド的にはポストパンクとか往年の所謂Lo-Fiな人々に近いのかも知れないな、と思うのであった。なんかこう、中毒性があるんだよな、彼の音世界・・・。

 

 

 

 

Tengoku No Okoku

WPWTFWW Vol. 1 2021年11月12日(金)20:00~24:00 @bar fam

Charge: 600yen

DJ: tdsgk, tmym, ymdmkt

私たちは好きな音楽をかけたり聴いたりしながらお酒を飲んだりすることが好きなので、それをやりたいと思います。もしよろしかったら皆様も。ほぼ何が聴けるかは全くわからないですし、私も何をかけるのか全く未定です。逆に楽しみ!

 

csgb Vol. 83~Stream~ 2021年11月19日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk, hirasho, GIN

https://www.twitch.tv/ barfam

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

今回は金曜日のほぼ従来の時間に近い感じでやります。久々のフルメンバープラスGINくん、の豪華版でお送りいたします!

 

多分現状、このコロナ禍を快く思っている人はいないと思うのだが、もちろん私もその一人である。まあ、そんな中で小さな楽しみとかはあまり昔と変わらず(昔から小さな楽しみしかなかったのだろう)あるので良いのだが、マスクって奴には本当に難儀させられる。

 

私は頭が前後に大きい。実の母親から「こないだテレビで『エイリアン』って映画やってて、観てたらあんたの頭のことを思い出した」という信じられないことを言われるくらいに、でかい。いや、前後に長い、っつーのか。加えて、全く意識してなかったのだけれども、どうやら鼻が高いらしい。したがって鼻の先から耳に至るまでの長さが、多分平均よりも長いと思われる。

 

その結果何が起こるのかといえば、マスクが前後に引っ張られるので大変に耳が痛くなるのである。先日マスクしたまま一日中面接の仕事があったのだが、まあ夕方になって仕事終わったらもう耳がちぎれるんじゃないか、ってくらいに痛くて痛くて大変であった。

 

ポリウレタンのマスクだと比較的それが緩和されるのだけれども、何だか世の中ポリウレタンマスク、愛されてないっぽいでしょう。だから早いとこマスクしなくても良い世界になるか、もしくはこんな世界なんて終わってしまえば良いのだ、と思っている。結構マジで。

 

まあそんな世の中ではあるが、今週来週と楽しみなことはあるから頑張って生きていこうと思う。

 

ESP Summerの「Kingdom Of Heaven」を聴く。

このまるでPSFからリリースされた不失者かHigh Riseか、という強烈なジャケのこちらは元Pale Saints、Spoonfed HybridのIan MastersとHis Name Is AliveのWarren Defeverによるユニットなのである。思えばまだ私がレコード屋でバイトしていた25年くらい前、確かこの名義でアルバムとか7インチとかあったなあ、と記憶が蘇ったのだが、今回のこの作品は4曲入りで、EP扱いのようである。4曲、と書いたが1曲の3ヴァージョンプラス1曲、と言う感じで往年のCocteau TwinsLushラインの現世に於いてはドリームポップと呼ばれそうなヴァージョンに、大正琴の音色も怪しい(Ianさん日本在住だからな)アシッドフォークみたいなヴァージョン、曲が終わったと思ったらそこから延々ドローン、というか、が続くヴァージョン、やらまあ非常にヴァラエティに富んで、はいないのだけれどもそれぞれ楽しめる、のは何故かと言うとPale Saints時代から「天使の声」みたいな形容をされてきたIanさんの声とあの独特のメロディラインというか節回しが強烈に中毒性があって、非常に耳に心地よい、心地よすぎてやばい、からである。まあサイケデリックな、というのが一番手っ取り早いと思うのだけれども、その一言で済ますのももったいない、良い意味で不気味な1枚。しかし90年代の4AD組もこんな形でリリースあったりして、まあ生きてて良かったものであるねえ・・・。(追記:この曲、あれ?と思っていたらThe 13th Floor Elevatorsのカヴァー

じゃないか!違和感なさ過ぎだし、Ian Mastersの節回しのせいで自曲だな最早・・・)

 

 

Global Eyes

2週連続の告知がある、というのは実に久々です。

WPWTFWW Vol. 1 2021年11月12日(金)20:00~24:00 @bar fam

Charge: 600yen

DJ: tdsgk, tmym, ymdmkt

私たちは好きな音楽をかけたり聴いたりしながらお酒を飲んだりすることが好きなので、それをやりたいと思います。もしよろしかったら皆様も。

 

csgb Vol. 83~Stream~ 2021年11月19日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk, hirasho, GIN

https://www.twitch.tv/ barfam

上記アドレスで視聴可、です(投げ銭あり)!

今回は金曜日のほぼ従来の時間に近い感じでやります。久々の5atoruさん、当分不在のhirashoさんラストスタンド、そして前回に引き続きGINさんゲスト、というフルメンバーでお送りいたします!

 

今週も先週に引き続き、仕事が殺しにかかってきていて、途中祝日とかあったけれども結局仕事で、今日の土曜日も仕事、明日の日曜日も仕事、という感じである。ご存じの通り私はあんまり仕事が好きではない、というか興味がないのだけれどもここまでくると、そっちがそうくるならこちらも何か手を打つぞ・・・、みたいな気持ちになってきて仕事vs俺、みたいな感じである。

 

先日は選挙もあって、結果に関しては、世の中色んな人がいるんだなあ、私とは分かり合えないんだろうなあ、という感想だったりもするのだけれども、まあ生きているからにはこれからも生かさせてもらえる政治にしてもらいたいものである、とくに本県には。

 

と、なんかこう俯きがちな拙ブログであるが(ま、別に今に始まったこっちゃない)、いつでも音楽には前向きである。ということでThe Theの「The Comeback Special」に爆上がりの日々である。

Matt Johnson率いるThe Theの、2018年に行われた実に16年ぶりになるライヴツアーでのロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを収めたアルバムである。私はThe Theのことを片時も忘れたこともないし、何なら結構な頻度でずーっと聴いているのだけれども、思えば歌入りのプロパーなアルバムとしては2000年に出た「Naked Self」

Naked Self

Naked Self

  • アーティスト:The The.
  • Interscope Records
Amazon

以降はなし、まさにこのライヴが行われた2018年に久々にシングルが出たね(名曲)、という感じなので、世の中的にはどういう受容のされ方なのだろうか。と書いてみたが、ここでの聴衆の熱狂ぶりには凄く共感する。というか私もこのライヴのために一瞬渡英も考えたくらいなので、交ざりたかったものだ。5人編成でクリック音とか打ち込みとかは全く使わず生身の人間5人による演奏、というのがコンセプトらしく、実に生々しい演奏がCD2枚に渡って繰り広げられる。とくに初期の打ち込み曲がダイナミックなバンドサウンドで演奏されるのは実に新鮮だし、感動的である。歌詞の生々しさも録音が良くてヴォーカルがはっきり聞こえるせいで、やっぱりハッとさせられる。そして、こうしてほぼキャリア全般を振り返る選曲だと、いまだに求心力を失わないフックのある名曲の数々から感じられるMatt Johnsonという男の天才ぶりに皆ひれ伏すはずである。また歌入りのスタジオアルバム、20年も待つのは大変なので早く出してくださいねお願いします、と心から願いたくなるとんでもない名ライヴ盤。ブルーレイも買うべきなのかな・・・。

 

She's Hit

WPWTFWW Vol. 1 2021年11月12日(金)20:00~24:00 @bar fam

Charge: 600yen

DJ: tdsgk, tmym, tmdmkt

思えば去年の3月以降、「みんなで飲みたいねえ」と言いつつ、日曜日の昼下がりの郊外のドトールの外のテーブルで2、3か月に1回、レコードの受け渡ししたり他愛もないことをずーっとしゃべり続けて3時間半、とか過ごしていた40代後半の3人が遂に「飲みながらレコードをかけて聴きたい」というこの1年以上の願いを叶えるチャンスが到来しました。ということで私達3人が飲みながらお喋りしつつ好きなレコードかけてあーでもない、こーでもない、とやる夜ですので、ちょっとDJイヴェント、というノリではない、ですが、そういうユルいノリでももしよろしかったら飲みにでもいかがですか、という感じでよろしくです!

 

ちなみに一応イヴェント名的なものが必要、ということで急遽私の命名によりこんな覚えにくいアルファベットの羅列になりましたが、元ネタはもうバレバレ、ですね。まあ「僕たちかけたいものなんでもかけます」という感じでよろしくお願いいたします。

 

aobanunoise.thebase.inあkk

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!まだまだ暑かったりしますので、貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
マジで殺される、と恐怖を覚えるほどに仕事が怒涛の具合の1週間だった。ということでこの1週間はスケジュールが立て込み過ぎていて逆に最早何も覚えていない、という空白の1週間になっていた。
 
ただ、とぎれとぎれの記憶をたどってみると、なんかずーっと、本当にずーっと他人の書いた文章の校正をしていた(ような記憶がうっすらとある)ので、今は何か美しい文章が読みたい、という気持ちである。
 
なので貪るように早坂大輔さんの『いつも本ばかり読んでいるわけではないけれど。』

booknerd.stores.jp

を読んだりしている。メルマガの文章に書きおろしを加えた、短めのエッセーをまとめたもので非常にさくさくと読めるし、たとえご本人のことをよく知らなくても凄く人となりが伝わってくる、真摯な、そしてなぜかどんな状況のことが書いてあったとしても夜が良く似合う、落ち着ける本である。
 
何よりも、本当に句読点の打ち方から何からまとめて彼の「ことば」が美しいので、この1週間の仕事のせいで、もう何も読みたくないモードになっていた私には逆に、読むことによってリハビリになるような、そういうありがたい1冊。この本があって良かった、と泣きそうになったけれどもちょっとやっぱり異常に疲れているのかな。
 
本当はHelado Negroのアルバム

が衝撃的に素晴らしかったのでそれについて語りたいのだけれど、その前に先週は身体がヒリヒリとしたものを求めていたのでThe Birthday Partyばかり聴いていた。ベスト盤は勿論だが、「Junkyard」というアルバム

が本当に染みて染みて大変であった。まあどちらのアルバムも4ADからのリリースだし、良いかな・・・。1982年リリースの3枚目、アルバムとしては最後の作品である。まあ購買意欲をそそらないジャケに、荒っぽいけれども一丸となって突進するドラムにベース、人の神経を逆なですることに全てを賭けた、放電しているようなRowland S. Howardのとんでもくヒステリックなギターに、咆哮絶叫奇声、で全てを乗り切ろうとしているNick Caveのヴォーカル、というなんか大事故みたいなアルバムである。かように大変なことになっている作品ではあるが、沈み込むブルージーなノリとか、ふとメロディアス(比較的)な瞬間も訪れて単なる衝動でどばーっとやってるだけとは違う、凄みのある傑作である。まあ聴いていてホッとする音楽、の対極にある音、だけれども私の人生にはこういう音がやっぱり必要なのだ。ちなみにこの豪華リイシューはアナログに同内容のCD、そして名曲「Release The Bats」も収録された7インチもついているので決定版、である。