Higher Than The Sun

来週金曜日です!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

仙台陣も異色な組み合わせ、なんか珍しく我が家の4つ打ってるレコードはどんなのあったかな・・・、と思いながらいます。是非よろしくお願いいたします!

 

で、今年の夏こそ!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
先週土曜日のHalfbyを招いての「Pillows and Prayers」、ご来場の皆様ありがとうございました!DJイヴェント、というかなんとなくみんなでわいわいできたら、と思っていたのですが、結果みんなでわいわい、という感じになったのでとても良い感じでした!さすが、やっぱりHalfby高橋くんは本当に面白いレコード持ってるなあ・・・。そして彼のおかげで2日間笑いっぱなしでした、またやりましょう!彼の最新アルバム
Loco

Loco

Amazon

は本当に素晴らしいアルバムなのでぜひとも!

 

さて職場が今日からエアコンの工事、ということでクーラーが入らないのである。この時期にやる、ってだけで狂気の沙汰であるが、まあそんな気狂いに付き合ってもいられないわけで自衛するしかない、ということでここひえ

ってのを用意してみて、自分の後ろの棚に設置して1日やり過ごしてみた。

 

まあ、ないよりは良い。涼しい風が当たるのは、実に心地よいことではある。しかし根本的な解決にはなっていないので何とも先が思いやられる、という事態である。

 

ということで何とも蒸し暑さに耐えながらもくもくと仕事をしたりしていたのだが、だんだんなんとなく無性に気が立ってきて、かかってくる電話の相手の口調によって無駄に不愉快になってみたり、パソコンの打ち間違いが多くなったり、ということが増えるにつれ、何だか人間がダメになりそうだな、と思ったりした。

 

で、ふと、なんとなく私が置かれている今のこの状態って、この国の状態に近いのではないか、根本的に何も解決していないのに対処療法でみんな自衛して、そしてなんだかみんな荒れ始めてきて、とか思いついてしまったので、まあなんとなく思いついただけなんだけれども、意外にそういうことだよな。ってことは国葬とかやってる場合じゃないよなあ。

 

暑いと考えもまとまらない。「Fell From The Sun」でも聴いてチルするしかない。

意外に侮れないコンピをたくさんリリースしているAceレーベルからの新作は、90年以降、ダンスミュージックのBPMががたっと落ちて95くらいになったリリースが相次いだ、という事象に焦点を当てた実に「あの時代」のUK産ダンスミュージックがSaint EtienneのBob Stanley等によってまとめられた作品である。Primal Screamの「Loaded」が結構そのハシリ、という説もここでBob Stanleyが解説している通り、87年以降のシカゴハウスの影響が90年代に入るとまた違った形で表出してきて、という実に『ele-king』あたりでよく語られそうな、セカンドサマーオブラヴあたりのトラックが目白押しで、大変に私のような世代でこの時代のUKダンスミュージックも知らず知らずのうちにリアルタイムで吸収していた人間にとっては実に楽しめる作品である。遅い、というかゆったりとしたビート、ということでSoul II Soul等以降の所謂グラウンドビートとも言えそうなトラックもあって、なぜか不思議とずーっと聴いていられる気持ちよさ、これは多分当時もエクスタシーとかと相まって、大変なことになっていたんだろうなあ、と想像するに難くない、ノスタルジーとも言い切れない新鮮さまであるので出会えてよかった作品である。Primal ScreamとかSaint EtienneとかSheer TaftとかThe Gridとかに加えて久々にOne DoveとかSoul Family Sensationとか聴いたし、MoodswingsがGrant Showbiz(The Smiths、Billy Bragg、The Fall、Frank Chickensその他のプロデューサー)のユニットだなんて今更知ったりして、何だかまだまだ勉強しないと。 

 

 
 

Grace

こちらはついに明日!!

Pillows & Prayers presents HALFBY "Loco" Release Party  2022年7月16日(土)19:00~@ Monet

入店: 2500yen(1D)

Guest DJ: HALFBY

DJ: tmym, ymdmkt, tdsgk, shishin

なんか色々ありますが、この夜は特別、ということで皆様お待ちしております。気をつけて臨みましょう、よろしく!

 

そしてこちらは月末!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

仙台陣も異色な組み合わせ、こちらの選曲もまだしてないのですが色々わくわくしています。よろしくです!

 

で、今年の夏こそ!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
昨日胃カメラ、というものを初めて飲んだのだが、もう二度としたくないエクスペリエンスの一つ、だったなあ。
 
職場の健康診断ではバリウムを飲んで、という胃検診なので、あれもできればもうしたくないエクスペリエンスの一つとして名高いわけだが、それで再検査せいや、と通知が2年連続来たので(昨年は結果的に黙殺してしまった)今年は再検査を受けてみたわけである。
 
まあ胃の中をカメラが蠢く挙動が感じられて非常に不愉快だったし、何だか胃が痛くなってしまったし、口からカメラ入れているわけだから医者からの「痛いですか」「大丈夫ですか」という問いにも全く答えられず(どうやってその際に反応したら良いか識者の方に教えを乞いたい。物理的に無理じゃね・・・)、その後のカメラ画像見ながらの説明もとにかく何だか胃が痛くて集中できず、金も高いし、で本当に昨日は最悪な気持ちだった。
 
まあそれはそれとして、その画像で慢性胃炎とかピロリ菌とか十二指腸潰瘍の跡とか炎症のひどい部分が、などと説明されて、まあなかなか私の胃もよくここまで頑張ったもんだな、という感じであるけれども、まあこれまで結構胃が痛い時が、しかも結構洒落にならずに痛い時とかあったもんなあ、と思い起こされるわけであながち意外ではない。しかし多分ここら辺は暴飲暴食のおかげ、というよりもどちらかと言うとストレスによる胃への負担とかが大きいのではないかな、と考えるのであった。
 
そういえば私の血圧もストレスのせいで高くなる、ということが検査入院でわかったわけで、ここら辺も何となく自然にそういう流れで色々起きているのかな、と思う。昔はあんまり自分はストレスを感じない方だな、とか思っていたけれども、やはり蓄積もあってか色々と出始めるお年頃(45歳前後って本当に色々ある)になってきて初めて、意外に自分の身体に影響ってあるのね、ということに気づかされるわけである。
 
ストレスたまるわー、と言っている場合はストレスをストレスと認識できているからまだよくて、知らず知らずのうちにストレスに身体が耐えていたのかのう、と考えるとなかなかに切ないが、これはもう身体の問題のみならず心との関係もあるので、一朝一夕で考え方とか変えるのも難しい。まあ要は普通の結論「ストレスとうまく付き合っていく」しかないんだろうなあ、というつまらないことになってしまうのだけれども、これまでの付き合い方がほぼストレス無視、だったものだからストレス源を認識して、というところから始めないといけないのか、と思い至った。
 
そうなると、職場変えるか仕事辞めるかはたまた人生をもう一度やり直すか、とかいうでっかい話なのか。まあ今更考え方とかを根本的に変えるのも難しいので、基本気楽に、というフリを本気でやっていくしかないのかな。いつかそのフリが本物になるかも知れないし。
 
まあだからそういったストレスへの無意識での対処の仕方がレコード、なのかも知れないよね!レコード聴いたりしてなかったら今頃もっとめちゃくちゃだったかもね!という言い訳の後にHercules & Love Affiarの「In Amber」を聴く。
IN AMBER [BLACK 2LP VINYL] [Analog]

IN AMBER [BLACK 2LP VINYL] [Analog]

Amazon

NYベースだったAndy Butlerを中心とするダンス~ディスコ~ハウスユニットの5枚目のアルバム、であるが、ダンス的なノリはここではかなり影を潜めている。もちろんこれまでもメロディアスな歌を大フィーチャーしてきたわけであるが、ここまでダンサブルなビートが数曲にしかなく、久々に参加しているAnohniを含めたヴォーカリストの歌が前面に出てきて、という作品はなかったわけである(前作

Omnion [Analog]

Omnion [Analog]

Amazon

も思えばそういうノリはかなりあったがここまでではなかった)。加えてバッキングにもBudgieがドラムスでほぼ全面参加しており、あのSiouxsie And The BansheesやThe Creatures、The Slitsのファーストで聴けるどんどこどんどこいうタム回しとか気持ちよくジャストなタイミングでスコーンと入るドラムスが堪能できる。なので今までとは結構別物感が強く、これまでちょっとあった享楽感もないのだけれども、Andy Butlerのある側面をブーストして出来上がったアルバム、という感じでさほど違和感はない。まあ、彼が歌うと声質のせいもあって、何だかCurrent 93まで想起させられる瞬間までもあって結構ビビったけれども・・・。

Corncob

7月、熱い2つのイヴェント!

Pillows & Prayers presents HALFBY "Loco" Release Party  2022年7月16日(土)19:00~@ Monet

入店: 2500yen(1D)

Guest DJ: HALFBY

DJ: tmym, ymdmkt, tdsgk, shishin

どう転んでも間違いなく色々な楽しみ方のできる一夜になるかと思います。よろしく!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

仙台陣も異色な組み合わせ、よろしく!

 

で、暑過ぎる今年も、やはり最終兵器!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
なんか自分が立候補しているわけでもないのに、毎回毎回選挙は疲れるな。とくに今回の宮城県は何だか、個人的には、うーん、県民であることが恥ずかしい感じ、と言っても良い感じだったりするので、とくに、である。少しでも色々な面で私も含めて色々な人の生が良くなると良いのだけれども、みんなあんまりそういうことに興味なさそうなので、ちょっと不安である。ま、生きていくしかない、と言えばそうなんだけれども生きていくのを制限されたくないのだよ、と思い至った次第である。
 
さてそんな中ではあるが、今週は土曜日にHalfbyや盟友たちとの楽しいイヴェントがあるので、昨日は久々に我が家のレコ棚と向きあってレコード選んだり(結果、もっときちんと整理しないと何が何だか分からなくなる、という事実を突きつけられた)聴いたりして、正気を保ちながらいる。
 
なんでそんなこと書いているのか、というと今の世の中本当に他人を傷つけないで正気を保つ、ってことの大変さがひしひしと伝わってくるようなことばっかりなので、私は辛うじて大丈夫ですよ、ということを報告しないと、と思いまして、ええ。まあもう既に手遅れ、というか初手から正気とか云々を超えた次元に突入している、と言う可能性も無きにしも非ず、なわけだけれども。
 
そういう時って懐かしい昔の話とかすると変に暖かく穏やかな気持ちになったりして麻薬的な(想像上)効能があったりすると思うのだけれども、あんまりそういう場面もないのでひたすら新しい音楽を聴いている。Martin Courtneyの「Magic Sign」とか、出たのを認識していなかったぐらいだったので猛省しながら聴いている。
Magic Sign

Magic Sign

Amazon

これが針を落とした瞬間の出音からして、えっ、と部屋の空気を変える、しかも陳腐な言葉かもしれないけれども音楽の力で変えてしまう強力なアルバム過ぎて、昨日の午後には度肝を抜かれて呆然とずーっと聴いていた。The Real Estateのフロントマンのソロ2作目、である。この間のThe Real Estateのアルバム

は、勿論悪くないけどちょっと力入り過ぎかなあ、という印象であまりのめり込めなかったのだけれども、当然ながらパンデミック下で奥さんが夜勤でいない間、子どもを寝かしつけてから自宅で作られた、という今作は何というか、さらっと良い曲作りましたよ、という風情がみなぎり、且つどれも本当に衝撃的に良い曲ばかりで、恐ろしくなるようなくらい、である。スティールギターの音色も効いた緩い、それでいてしゃきっとしたバンドの音はまたThe Real Estateとは一味違い、良い意味でシンガーソングライターとそのバッキングのバンド、的な手触りで、まあ名盤の風格がある1枚だし、この瑞々しい楽曲のオンパレードは今年一番の心の洗われ方、である。こういう、よくある感じだけれども、こんなクオリティのアルバムはそんなにない、っていう作品は、やっぱり夏の日差しばりに眩いものだな。

Hollow Inside

7月、熱い2つのイヴェント!

Pillows & Prayers presents HALFBY "Loco" Release Party  2022年7月16日(土)19:00~@ Monet

入店: 2500yen(1D)

Guest DJ: HALFBY

DJ: tmym, ymdmkt, tdsgk, shishin

どう転んでも間違いなく色々な楽しみ方のできる一夜になるかと思います。よろしく!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

仙台陣も異色な組み合わせ、よろしく!

 

で、暑過ぎる今年も、やはり最終兵器!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
さて仕事のどでかい山を越えたのでこうして更新しようとしているのだが、この1週間はどうだったかな、と振り返ってみたい。
 
7月4日(月)
ちなみに前日の日曜日は時給の良い仕事だったのでもちろん休めず(金のためとは言え疲れる)。さらに翌月曜日は普通の仕事と来客ラッシュのせいで昼食をのんびり取れない、ということが事前にわかっていたので、セヴンイレヴンでおにぎりとカップそばでも朝のうちに購入して昼に備えようと、朝7時くらいに通勤途中でセヴンイレヴンに行く。いつもカップそばだと、どん兵衛あとのせさくさくかき揚げ天そばしか買っていない、というか買えない呪いにかかってしまっているので今回こそその呪縛の鎖を断ち切り、新しい自分を手に入れるのだ、と悲壮な覚悟で臨む。結果、どん兵衛あとのせさくさくかき揚げ天そばを購入して店を後にする。もうこの呪いは解けそうにない。
 
7月5日(火)
前日と打って変わって自由度の高い一日。のんびりと昼にそばを食べるが、翌日の仕事の小山の準備。
 
7月6日(水)
物凄い速さ、本当に光の速さでサーヴされる博多らーめん屋「かっぱ亭」で昼食。かっぱ亭、と言えば店で流れる80年代洋楽(有線だけれど)も魅力の一つだったわけであるが、なんと路線変更なのか懐かしの歌謡曲のチャンネルが流れていて、テンションがだだ下がる。加えて7月1日より値上がりしており、そこでもまたやむを得ないこととは言え更にテンションがだだだだだだだだ下がる。しかし相変わらずサーヴは速いし美味しい。そんな中で凄く良いカントリーワルツ歌謡曲が流れ、これは誰だろう、と思っているとかまやつひろしの「どうにかなるさ」であることが判明。本当に他の歌謡曲とは一線を画す、何と言うか本気を感じる。思えば浅川マキに私が異常にハマるきっかけになったのも彼の曲「にぎわい」のせいだった、ということに思い当たり、「ムッシュのワルツはやばい」という結論に至りながら、替え玉まで食し午後の仕事の小山を乗り切る。
 
小山を乗り切ったついでに、この日が最終日だったレコードフェアの閉店前最後の1時間に立ち寄る。もうどうせ何もないよね、とか思いながらも微妙な、本当に微妙な3桁レコードを9枚ともう1枚レコードを買ってしまい、安かったとは言え軽く自己嫌悪。こんな微妙な7インチと12インチを増やしてどうするんだ・・・。しかしやはり大事だ、Boy Meets GirlとかPebblesの7インチとかThe Cultの12インチは・・・と己の性癖のようなものには抗えないのであった。
 
ちなみに上のレコフェアで買った3桁ではないレコードというのは、ずーっと欲しかった12インチ、探してた、手に入れた、という感じのものなのであるがそれはなんとMidge UreとMick Kernの共演盤「After The Fashion」の12インチでして。発見した時はおおお、と震えた。震えたのだが、それには発見の喜びともう一つ理由があって、値段が95円だったのである。95円・・・。勿論安く買えるのは嬉しいのだけれども、なんか、あのー、もうちょい出しますよ悲しいので・・・、という気持ちになったことは否めない。
 
7月7日(木)
前日に朝から「佐野元春の新作がとにかくやばい」という情報が各方面(二方向)から私のもとに続けざまに寄せられ(結果的に三方向から)、これはまあ聴かねばならぬ、となったので出張のついでに仙台のタワーレコードでポイントを駆使して購入。

タワレコの入っているビルの地下駐車場で、車が出てくるまで袋から出してこのCDを眺めていたら駐車場係の男性から、「お、何買ってきたんですが」と尋ねられる。今時わくわくしながら買ってきたレコードとかCDとか眺めてる人、って珍しいんだろうな。「あ、佐野元春の新作です」「おー、なんか懐かしい感じだね」「いえ、新譜が良さそう、と思っていたら周りから凄い激賞されていたので」「あ、そういえば野口五郎とかとも最近やってたよね、かっこいいんだねやっぱり」という会話を交わしつつ車を出す。昼は出張現場近くでロースかつとメンチカツのランチセット。以前ロースかつを食べて震えるほど感動したのだがメンチカツはそれほどでもなく。ロースかつはやっぱり相変わらず塩で食べて、震えるほど感動したのだけれども。

 

7月8日(金)

ちょっと時間的に余裕があったので、昼食には職場の近所の中華屋で揚げ焼きそばを堪能。職場に戻ると同僚が、「大変なことが起きたよ」と誰かに教えたくてたまらない風情で元首相銃撃のニュースを知らせてくれる。とは言え「えー、そうなんですか」「でも、選挙期間中の今じゃないよなあ」とリアクションしてしまって、多分私が驚愕するだろう、と思っていたらしい同僚は肩透かしを食らったような表情になっていた。

 

別に何かを気取るわけでもなく、普通に上のようなリアクションを取ってしまったのが自分でも不思議なのだが、もしかしたらこういうことが起きるんじゃないか、と自分はどこかで思っていたのだろうか。わからない。もちろん、殺人には断固反対だし、許されることではない。でも、なんか不思議な気持ちなのだ、それは今でも。あと、ここまでの経験上、皆ドラマが好きだからなんか嫌だな・・・、と真っ先に思ってしまった自分もいたから上記のようなリアクションになってしまったのだった。

 

前日の木曜日に仙台で起きていた中学生切り付け事件の方がなんか事件現場もよく知っているところだったし、より一層仕事柄身近で、実はめちゃくちゃアラートがかかった状態に少なくとも私個人はなっていたので、それに比べると、勿論重大なことではあるけれどもちょっと遠い話、という感じなのだろうか。いずれにしてもなんだか、自分の気持ちってよくわからないものだな。

 

勿論佐野元春 & The Coyote Bandのアルバムを2枚ひたすらずーーーーっと聴いているのだけれども、仕事の大山を超えた今日は家でのんびりレコードを聴く時間が取れた。だからThe Cat's Miaowの「Songs '94-'98」を聴いている。

 

Songs 94-98 [Analog]

Songs 94-98 [Analog]

Amazon

 

先日は別ユニットのHydroplaneまで

 

Hydroplane [Analog]

Hydroplane [Analog]

Amazon

 

アナログで再発されてしまって、一体この世の中どうなってるんだ、と驚愕したものだが本家The Cat's Miaowまでコンピがアナログで出る、と言うこの事態・・・。オーストラリアの女性ヴォーカルギターバンドのコンピである。当時はCDも7インチも買ってた(なんならHydroplaneもちゃんと)ものであるが当然今はもう我が家にないので、実にありがたい時代になったものである、と感涙に咽びながら聴いている。スロウコア、と言えなくもないが、どちらかと言うと自宅に籠ってGalaxie 500Damon And Naomiも)とThe Velvet Underground & Nicoを聴き過ぎてしまったBelle And Sebastianが4トラックでレコーディングした楽曲、という風情の楽曲が並ぶわけで、まあ嫌いになれるわけもないし、手放してしまうなんて心が曇ってたのかな、自分、という音楽である。手作りブレイクビーツポップのHydroplaneと合わせて、個人的に失われてしまった90年代のある側面が今蘇る、そんな不思議な気持ちである。

 

 

 

 

 
 

Memorial

7月、熱い2つのイヴェント!

Pillows & Prayers present HALFBY "Loco" Release Party  2022年7月16日(土)19:00~@ Monet

入店: 2500yen(1D)

Guest DJ: HALFBY

DJ: tmym, ymdmkt, tdsgk, shishin

どう転んでも間違いなく色々な楽しみ方のできる一夜になるかと思います。よろしく!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

仙台陣も異色な組み合わせ、よろしく!

 

で、暑過ぎる今年も、やはり最終兵器!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
ちなみに今月はcsgbないので、上記の2つのイヴェントでお会いしましょー。
 
さて、世の中普通に生きているだけでもストレスはたまるものだが、ことにここ最近選挙が近い故に、怒りや悲しみややるせなさが募るばかりで本当に暑さも相まって、マジ何かおかしくなりそうだぜ。選挙が近づくとそれに伴って上記のような感情も比例して高まってくる、って日本がおかしいのかそれとも私がおかしいのか。
 
しかしそんな中でどれ息抜きにインスタグラムとか見てみるか、と思い開いてみれば確かに友達の投稿とかは出てくるのだが、すぐに全く知らない人の投稿とか広告とかわけわからん醜悪なリールとかが連続して延々延々出てきて、あれこんな人フォローしてないよな・・・、と言うかそもそも俺がフォローしてる人の投稿が全然見れないんだけど・・・、となってきてもう何が何だかよくわからないんですが、利用されている皆さんはどうですか・・・。
 
私は単に友達の様子とか好きなアーティストの情報を見たいだけなのに、なんで知らない連中の写真を延々見せられるのか、そして全然よくわからん店のドヤ顔の店主が刺身切ってる動画を見せられるのか、福岡弁女子のシチュエーション別動画とかを見せられるのか、なんなんだあ、と更にストレスが増す結果になってくるから、なんかキレる老人の気持ちがわかってきた、というか本当に無条件で楽しいこと、というのはなかなか外部にはもうないんだなあ、ということを残酷なまでに突き付けられる結果になったりするのであった。
 
まあそもそも友達の投稿だけ見たいだけでそんなにインスタグラムにウェイトを置いた暮らしをしていない人間なので(世の中にはインスタグラムに重きを置きまくった暮らしをしている人間もいるようだが、それは友達の話ではない)そんなに大変なことでもないのだけれども、なんか、なんかよくわからないけれどもこんなのおかしいよな、と思うのであった。ってそれもこのSNS全盛の世の中がおかしいのか私がおかしいのか。
 
そんな中今日はauの通信障害が起きまくっているらしく、まあ私はソフトバンクユーザーだから関係ないしな、とか思っていたらクロネコヤマトau障害の影響をもろに喰らっているらしく、私の荷物も届かない。こんなに通信というものに過度に頼りまくる世の中になってしまって、もう昔に戻ることはないだろうけれども、本当に大丈夫なのかな、とか思うのだけれども、そんな世の中がおかしいのか私がおかしいのか。
 
まあ一つ確実に言えるのは、おかしくはないけれども、私はもう昔に属する人間なのだろうな、ということである、上記のようなことを考えたりするわけだから。何にも疑問を感じずにもっとよくするには、と考えるのが多分若い世代、なのだろうな、とも思うのであった。でも、なんか、なんかおかしいよなあ・・・。
 
Deliluhの「Fault Lines」を聴く。
Fault Lines [Analog]

Fault Lines [Analog]

  • アーティスト:Deliluh
  • Tin Angel
Amazon

カナダはトロント出身ながらこの作品からデンマークに拠点を移し、且つメンバーも減ってデュオになった彼らのサードアルバムである、って今まで全く聴いてなかったので大きなことは言えない。しかしこのアルバム、ここ最近聴いた音楽の中ではぶっちぎりでオリジナル過ぎて結構興奮している。もともとはバンドだったのに2人減った結果、その2人在籍時の曲はねねねネオサイケ的な、DAISレーベルあたりから出てそうな、はたまた荒れてないThe Fallみたいな良い繊細なギターバンド的音なのに、2人で基本的に作ったのは本当に精気というか元気というかあらゆる「気」が抜かれたDAFみたいだったり、Throbbing Gristleのアルバム毎に必ず配置されていたGenesis P-Orridgeの呟きがメインみたいな陰鬱な曲、というようなものが続くので、本当に全てが逆に痛快であるし、一応名バンドの名前をリファレンスでは出してみたが、それらを凌ぐ内向具合で本当に気持ちの良い音楽、である(?)。今年上半期に出会えてよかった名作。なんか2020年代らしい冷静な感じとどうしようもないひんやりとしたロマンティシズムみたいなものが、うまく融合しているアルバム、である。

Lost

7月、熱い2つのイヴェント!

Pillows & Prayers present HALFBY "Loco" Release Party  2022年7月16日(土)19:00~@ Monet

入店: 2500yen(1D)

Guest DJ: HALFBY

DJ: tmym, ymdmkt, tdsgk, shishin

どう転んでも間違いなく色々な楽しみ方のできる一夜になるかと思います。よろしく!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

仙台陣も異色な組み合わせ、よろしく!

 

で、暑過ぎる今年も、やはり最終兵器!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
毎日、暑い・・・、暑い・・・、と言っているうちに1日が終わっていくのだが、人生というものも何か「暑さ」みたいなものが場面場面で表れて、それに気を取られて対処していくうちにやはり終わっていってしまうのだろうか。
 
とかぼんやりと考えてしまうのは、それは暑さのせい、なのだろうか。とかく暑さのせいで諸々ダメな方向になりがちなので襟を正していきたいものである。
 
とか言っても実際襟があるシャツは暑くて、仕事柄着なければちょっとアレなのだけれどもできればTシャツに短パンとかで過ごしたいものだ、そんな時にはAOBA NU NOISEのTシャツとかで・・・。
 
とまたしても宣伝になってしまうのも暑さのせい、である。この季節、何かと暑さのせいにできるから楽と言えば楽、なのだが暑さそのものが最近激烈なので、どうぞ控えめにお願いしたいものである。
 
不思議なことに私は聴く音楽は何故か暑さに左右されない。Zola Jesusの「Arkhon」
ARKHON [12 inch Analog]

ARKHON [12 inch Analog]

Amazon

とか聴いているわけだから。6枚目のアルバムであるが、前作

から大分経ったものだなあ。でも大分待っただけあって今作は多分彼女の最高傑作なのではないか、と思うのであった。基本的になんかゴスい感じとダークに展開する音楽性はあまり変わっていないのだが、今作はやたらとスケールがでかく、壮大である。それはプロデューサーにEarthとかSunn O)))とかを手掛けたRandall Dunnがいるからなのか、はたまたドラムにMatt Chamberlainが参加しているから(意外だった)なのか。そのスケールのでかさはFlorence + The Machineとか、

Dance Fever

Dance Fever

Amazon

もしくは意外だったがFKA Twigs

のひたすらダーク版、みたいな世界で、なかなかありそうでなかったものだなあ、ということでひょっとするとなんかポップのメインストリームに殴り込んでいきそうな気もする。Tears For Fearsの「Everybody Wants To Rule The World」を下敷きにした、というかひたすら重いカヴァー、みたいに聴こえるナンバーとか新しい展開すぎてちょっと興奮した。

 

Seven Years

7月、熱い2つのイヴェント!

Pillows & Prayers present HALFBY "Loco" Release Party  2022年7月16日(土)19:00~@ Monet

入店: 2500yen(1D)

Guest DJ: HALFBY

DJ: tmym, ymdmkt, tdsgk, shishin

こちらはHalfby高橋くんが久々に仙台にアナログ盤(7インチ)でDJしにやってきます!お酒飲みながらユルく、という心づもりなんですが、毎回そういう仕掛けのイヴェント、最終的にぶち上げ系になる経験が多々あります・・・。ただ一つ言えるのはどう転んでも間違いなく色々な楽しみ方のできる一夜になるかと思います。よろしく!

Miston presents SENDAI COLONY  2022年7月29日(金)19:00~@ Monet  入店: 2000yen(1D)

LIVE: B. Toriyama

DJ: YAMADAtheGiant, 福福ボーイズ, Kohtaro, tdsgk, Monolith 

こちら、確かに言われてみれば仙台陣もこの組み合わせ、ってあんまりないですよね、長い付き合いなんですが・・・。ということでモノリスくん、素敵な機会をありがとうございます!私も何か、面白ダンサブルレコードを探して持って行きますのでよろしく!

 

で、暑過ぎる今年も、やはり最終兵器!

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
さて、大分ご無沙汰しておりました。
 
ここ1週間ほどちょっと怒涛過ぎて、とくに先日の土曜日は横浜日帰り、日曜日は仙台で法事、月曜日は千駄ヶ谷日帰り、というバカなツアーマネージャーのいるインディバンドのツアー、みたいなどたばた行程で過ごしておりました。勿論今日は今日とて溜まりに溜まった通常業務の一日だったのだが、昼に汁なし麻婆担々麺を勢いよく啜ったらクラっと来て一瞬倒れそうになったので、暑い最中だし無理なく過ごして生きたいものです。
 
でも忙しすぎると何だか自分のことがどうにも愛せなくなってくる、と言うか何と言うかどたばたとしていると急に自分に納得がいかなくなったり、孤独を感じたりすることがないだろうか。私はこの週末から週明けがピークだったのだけれどもあまりにもドタバタ過ぎて、とくに何があったというわけでもないのだが何だか物凄く生きるのがしんどいな、とか嗚呼こんなはずじゃなかったのに、とか思ったりするような感じになってしまって急にしんどい感じの人になっていたので、これは良くない。
 
多分こういう状態が続いたり、更に何か追い打ちをかけるような出来事があったら確実になんだかおかしなことになりそうでヤバかったのだが、幸いそういう時には友達からメールとかイヴェントのお誘いや、新音源などが送られてきたりして、ふと錨のようなものでしっかりと自分が繋ぎ止められていることを感じたりできたので、良かった。なんかいかんですね、自分で余裕がないと自分だけのドラマに埋もれてしまって実に良くない方向にナルシスティックな気持ちにどっぷりと浸ってしまいそうになってしまって・・・。
 
大体レコード買っても聴けてない状態がこうも続いている、これが良くない、ということで今日は無理だったから明日からは早く帰宅してレコード聴く時間を取るんだ(なんかフラグみたいでやだな・・・)。1か月もお茶の水のユニオンに売れ残っていたRed Lorry Yellow Lorryの12インチとか聴くのだ、ってそれで果たしてメンタルの修復につながるのか、甚だ疑問であるのだが・・・。
 
Eyeless In Gazaの「Photographs As Memories」も果たして効果的なのかどうなのか、と思うのだが最高なものは最高なのだ。

1981年リリースのファーストアルバムである。後にはネオアコ的とも目されるような音(とくにこのアルバムか)

にもなった彼ら(というかデュオ)だが、こちらのファーストではシンセとギターとリズムマシーンとサックスとというSuicideがちょっと楽器増えたような簡素なバッキングにMartyn Batesの美声過ぎて、上手すぎて、何だか抑えきれない奔流みたいになっているヴォーカルが大暴れする、という風通しは良いのだけれどもそれは必ずしも爽やかであるということを意味しない、何だかごっつい音楽のアルバムである。美声すぎて上手すぎて抑えが効かないヴォーカル、と言えばMarc Almond様やThe AssociatesのBilly MacKenzieなど、当然ながら私はそういう人たちが大好きなのであるが、このMartyn Batesも勿論その系譜に入るわけで嫌いになんかなれないわけだ、たまにバッキングをどっかに放っておいて暴れてしまうようなヴォーカルであっても。そんな彼のヴォーカルが簡素過ぎるバッキング故に大変楽しめる強烈なデビュー作である。でもさ、ちゃんとなんとなくロマンがあって、抒情的な雰囲気はちゃんと醸し出されているから凄いのだ、たとえなんか変なリズムパターンにサックスが暴れてヴォーカルが暴れて、なんて曲があっても。