Your Kisses Burn

生きてます!で、告知です!

POP TUNE Xmas Special
遊びタリナイ BoYz & GirLs に MUSICセンセーション!! オンガクとカフェと Happyなダンスタイムを・・・♪
12/23[THU]@仙台 CLUB SHAFT 21:00〜midnight Door 2,000yen(1dr) ADV 1,500yen(1dr) LAWSON TICKET(前売り) L コード 29041
GUEST DJ: A-bee
GUEST LIVE?: SEXY−SYNTHESIZER
GUEST LIVE?: ELEKIBASS
DJs: TATSUYA, chise,328, tdsgk and geeepang
VJ: nayuko
cafe: chise
film: syun

クリスマス前なんでクリスマスソングのイカした奴でもかけようと思ってますが、果たして良いのかなあ。頑張ります!

どうも御無沙汰しております。サボっていたのではなく、というか寧ろ書きたい書きたい、という感じだったのだが、物理的にどうも無理であった。

それは忙しくて死にそう、ヒー、とかそういうことではない。何が起きたのか、というと日曜日にCD棚が来たのである、遂に。600枚収納、高さ2メートルの奴が2つ。お陰でもう、それは大変なことになっていたのだった。

組み立てが大変だった、ということではない。意外にすんなりできた。運ぶのが大変、というのは高さがあるからちょっとテクを要したけれども、でもなんとか配置はした。じゃあ何が大変だったかというと、大方想像はつくと思うのだが、棚にCDを並べる、という作業である。

何せこれまでの経緯をかいつまんで説明すると、キャスター付き約1000枚収納のCDラックが1個崩壊したので、それの中身を全部段ボールに入れておいたのだった。それだけで部屋がカオスになりがちであるが、それが約半年前。それからCDは不思議なことに増えるし、段ボールを開けて出して聴いてそのまま放置、とかやってたら余裕で部屋の至るところにCDの山が放置されている状態になっていたのだ、我が部屋は。

つまり単に入れ替え、というだけではなく色々なところから探し出してはソートして新棚と既存の棚(上記のぶっ壊れたキャスター付きのと同型のラックがまだ我が家には更に2個あるわけで)に詰めていく、というのが、途中で家出したくなるくらいの想像を絶する重労働だったのだ。落ち着くまで日曜日の夜から水曜日の夜までかかったのだった。この冬一番の冷え込みを記録したここ数日、夜はそのような作業故に何故か半袖Tシャツで汗をかきながらひいこらやっていたのだ。

しかもその作業の途中に、既存のキャスター付きラックの1個が実はぶっ壊れた奴と同様に壊れそうになっているのを発見したり、今まで既存のCDラックに収まっていたはずのものが結構はみ出す寸前な勢いで際どくなっていたり、更には紙ジャケCDの収納がいよいよ本格的に限界を迎えていたり、と単なる詰め替えのみならず様々な何だか切ない事態が発生していて、今回の棚の導入で全て決着をつける、という意気込みでいたのに実は始まりだったのだ、ということをまざまざと認識させられている。

しかしとりあえずはなんとか収まった。よかったよかった。で、こんな感じになった。

床のCDの山も最近聴いているものだけになった。いやー部屋がすっきりすると良いねえ、と思いきやなんだかすっきりした気にならないのは・・・。次はレコードか・・・。だけども、あーダウンロードだけにすれば良いんですよ今の時代は、とか今年は断捨離ですよ、とかアドヴァイスしてくる人とはちょっと話したい気分じゃないんだ、今は・・・。そういう風に違う次元の話ができる気分じゃないんだ・・・。

でも、CDが見やすく、取り出しやすくなって凄く嬉しい。更にソートしてもっと探しやすくしなければ、という問題はあるのだがMarc Almondを段ボールひっくり返して聴く、とかしないで済むのだ。だから「The Stars We Are」を聴くのだ。88年のParlophone移籍第一作である。私が初めて聴いたMarc様のアルバムでもある。それまでの濃い世界から軽やかな感じになった、と言われたアルバムであるが実際問題、初めて聴いたらその濃厚な具合に一発でやられてしまったものである。その後これ以前の作品も全部さかのぼったわけだが、確かにこれよりも濃厚であったが勿論素晴らしかった。でハマったんだなあ・・・。ちなみに今回CD棚入れ替えを経て、我が家にはMarc AlmondのCDがあり過ぎる、ということがわかったりもした・・・。話が逸れたが、今作はNicoとのデュエット(Nicoには後に悪口言われたみたいだが)や、Gene Pitneyのカヴァー(その後本人とのデュエットヴァージョンがシングルカットされて全英No.1に)とか入ってて話題性もあったが、何よりも曲が本当にどれも素晴らしい。エキゾティックなナンバーから軽やかなポップスまでどれもこれでもか、とたたみかけてくるのだ、最早往年の歌謡曲ばりのわかりやすさで。で、加えて壮大なストリングスと打ちこみのドラムスが基本的な音作りなのだが、どれもドラマティックなメロディやヴォーカルを盛り上げまくるにも程がある、完璧な具合なので舌を巻く。Marc様のヴォーカルも伸びやかでこぶし効きまくっていて、彼のベストの声が聴けるアルバムなんじゃないかなあ、と思うのだった。あ、単なるファンの熱い盛り上がりをここに記しただけなので、あまりお気になさらぬよう。でも、このアルバムを聴かずに死ぬのは本当に不幸なことである(←盛り上がり過ぎ)。