Maybe It Won't Last

告知です!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年1月23日(日)  20:00〜 DOOR/2500yen(1D) ADV/2000yen(1D)

GUEST LIVE/ BO NINGEN(from UK)
GUEST DJ/ TOMO(STYLE BAND TOKYO), Sumire(TWEE GRRRLS CLUB), kaaanji(AFTER DARK)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools meets雨先案内人, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO SISINOBU, ☆, miya

脳内妄想DJは相棒氏の選曲も含めて完成してしまったので、多分これからそれをゼロにする作業が続くと思いますがよろしくお願いいたします。ゲストの方々も絶対に面白いのでお待ちしております!ちなみに妄想DJ的にはかなり、別に今聴かなくても良いんじゃないか、という感じの選曲だったので今聴くべきもの中心に構築したいところです。無理な話ですが。否、今俺が聴きたい曲で構築、という方向で。つまりいつも通り、ということで。

ところで「食べログ」って飲食店を検索すると最初に出てくることが多いので目にする機会も多いのだが、あのレヴュー的なものって何なんだろうな、というのが最近の疑問である。

この間は寿司屋を検索した際に見たんである。今まで平日のランチしか食べたことなかったので、祝祭日普通に食べるとすればどれくらいの予算が必要なんだろう、という謎を解明したくて。その「食べログ」でレヴューしている人は何でも、「完徹明け」で「何食べてるか味もほとんどわからない」という状態で行ったらしい。じゃあなんで書いてるんだろ、とか普通に思うのだが更に信じられないことに、「行ったのは日曜日だったので市場がお休みだった。違う日に行ったらもっと新鮮でイキが良い魚が食べられたのかな。」とか書いているのですよ。

いやびっくりだわー・・・。

まあ、書かなきゃ良いじゃん、って思うんだがでも皆何かしら書きたがるんだな。思えばアマゾンとか本当に参考になるレヴューもあるけどマジでわけわからないの多いしなあ。思いませんこと?しかしふと考えてみると私の場合も拙ブログを書きたいから書いてるわけで、そんでもって色々なことに関して何ら参考にならない印象を書き散らかしているだけだ、と自分では思っているわけである。でも場合によってはレヴュー的に捉えられたりするかも知れないんだな、と思えば自戒も込めて、せめて味がわかる時に何か書くようにしなきゃな、と思うのであった。

ということで気を引き締めながら、The Woodentopsの「Wooden Foot Cops On The Highway」を聴く。今聴くべき音楽である、ってやっぱ上のパラグラフの自戒撤回、書きたいから書く。88年のアルバムである。Morrisseyのお気に入りバンド、として注目を浴びた彼らが本当はThe Smithsなんか嫌いだった、ということだけでも痛快なのであるが、スタジオ録音としてはセカンドにあたるこのScott Littプロデュースのアルバムは更に痛快である。この前に出たライヴ盤では不気味なまでにテンポアップされた楽曲を荒々しくブッ飛ばしていく様が驚愕だったのだが、今作ではそのブッ飛ばし感と繊細で優しい感じが不気味に共存している。ビートは物凄く強靭でガンガン飛ばしていく楽曲が多いのだが、夢見がちな感じはかなりこれ以前と比べても増していて、アルバムとしてバラバラなものになってもおかしくないのに異常な統一感があるのはメリハリのついた曲順とどこをとっても取っつきやすいポップで耳に残るメロディのせいであろう。何か全体的に音がミックスのせいか不思議な手触りで、人間臭いのに機械的だったりして、こういう音って思えばあんまり他にはないかも、という感じである。これ以降も凄く楽しみにしていたのだが、Rough Tradeを離れ謎のハウスシングル出したりして消えてしまったのが凄く、いまだに残念、と思いきやライヴとかやってんだなこれが!!でも、やっぱりこれからも私は彼らの3枚のアルバムをとっかえひっかえ聴くんだろうなあ。