狭斜の街

明日です!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年5月29日(日)  20:00〜 ADV/1500yen(4D) DOOR/2000yen(4D)
Guest Live Act / moja
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools meets雨先案内人, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, SYUN

噂の4ドリンクのANN、是非皆さまお越しくださませ、ガソリン入れにいらしてくださいませ。EVOLは結局何時からなのか。まあ、関係なく最初から来て酒を飲みつつ音楽を浴びていれば良いので是非是非!まだ選曲全然してないな・・・。

今度は行きつけの大好きなラーメン屋が、震災の影響で建物の解体が決まったとのことで6月いっぱいで閉店することになってしまった。

新しい店舗が決まり次第また営業再開する、とのことでそれは良いのだが、この店の場合、私が家から中心部に向かう途中にある、という立地条件、また土日でも車がとめられて並ばないで食べられる、というのが魅力の一つでもあったので是非今の状況をあまり変えずに再開してもらいたいものだなあ、と思う。

しっかし震災ってのはロクなもんではない。馬鹿が変に知恵あるふりして「この震災の経験を活かして・・・」とかふざけたこと語りやがったりするし、居酒屋天狗はなくなるし、我が家から近いところにある家電量販店は全滅だし、もう本当にロクでもない。地震津波だけでも大変だったのに何百年何万年と後遺症の残りそうな放射能まで出てきやがるし。で、みんなどさくさにまぎれて再結成だの「日本を元気に」だの「頑張ろう」だの、どんだけ住みにくい世の中になってるんだ、という話である。

そういう諸々を吹っ飛ばすべく明日は4ドリンクAOBA NU NOSEへどうぞ!

そしてThe Saloversの「バンドを始めた頃」を聴こう。平均年齢19歳だか20歳のバンドのセカンドアルバムである。これ、最高じゃないですかちょっと!なんでも一発録りだそうである。しかしそれはこの若いバンドの勢いを収めるには凄く良い手段だったのではないだろうか、と思う。何と言うか、よくあるギターバンドがその実パッケージされた枠の中での轟音だったりするのに対して、このアルバムでは本当にギターが抑制の効かない勢いでどぎゃーんと鳴っていてそれがまず痛快である。そしてヴォーカルが、決して下手ではないのだが、メロディを外れながら時折ジャイアンリサイタルみたいになるその生々しさ、それがまた最高である。でも歌詞はなかなかにちょっと文学的だったりするし、スローなナンバーもしっかりとダレさせずに構成されていてなかなか深みがある。それでいて上記のように一発録りで勢いありまくりで、メロディも何と言うかスピード感ある、若干切なげなメロディなわけだから、ちょっと最近忘れていたエモな感じを思い出して胸が熱くなったりした。7曲で終わりっていうコンパクト具合も今作に於いては大正解だったと思う。くるりと比較して書かれたレヴューとか色々読んだりしたのだが、そうなんですか?くるりは一時期以外全く興味ないのでいまいちわからないのだが・・・。とりあえずぎゃんぎゃんギターの鳴ってるロックンロールバンドの音としてこのアルバムは信じられないくらい完成形に近いんじゃないかなあ、と勝手に思ってるのだがこういうこと書くとめんどくさい人々にああだこうだ言われそうだから、そっと心の中にしまっておいて、またこのアルバムを聴こう。