Sweet Tooth

連休最終日ということで皆さん疲れ果てているかも知れませんが、次の日曜日です!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年9月25日(日)  20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools meets雨先案内人, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, syun

よろしく!

さて竜宮城に拉致られたかの如き先週であったが、実は我が家では私一人だけの「DIYナイト」というのがあった。

DIYナイト」とは言え、要は家内が夜いなかったので自分で料理した、というのがメインだったのだがまずパスタを茹でる段になってパスタが少なすぎて慌てて西友まで買いに行ったあたりから雲行きが怪しくなり、料理中に1本、食事中に1本、食後に1本、何か知らないけどもう1本、と缶ビールとハイボールを空け続け、異常な盛り上がりを見せたところでCDラックを作り始めた、という夜になったのだった。BGMがCrass「The Feeding Of The Five Thousand」Feeding of the 5000、というのも狂おしい夜を彩るには十分すぎるくらいだったかも知れない。

そう、ラック、である。先週の日曜日のエントリではラックの悩みを打ち明けたりしていたのだがその後アマゾンで発想の転換で564枚収納のキャスター付きの棚【最強ワイド収納】 CD・ビデオ収納 ワイド型ラック ブラウン 27045 <34204>を1つ注文してみたのだった。それがその「DIYナイト」の日中に到着し、本当はもっと落ち着いて作ろうと思ったのだがハイ・オン・アルコホルな状態だったので夜11時から作り始めて1時間程度で完成させ、CDも何枚か入れてみて、これはいける、とハイ・オン・アルコホル状態で判断してその場でもう1つ注文してしまったのだった。

ということで要約すると今我が家にはキャスター付きの新しいラックが2つあるのだ。これはなかなか良い。以前の1000枚近く収納のキャスター付きラックは、その背の高さ故に何か不安定、且つ前も述べたが3つ買って2つ崩壊したわけで今回のはそれに比べるとかなり安定している。

ということでやっとCDがある程度片付いて部屋が復興の色を帯びてきた。しかし今度はアナログのボックスとかまだまだ床を占領している物体はあるわけで、まだまだ完全復興への道のりは険しい。しかし年内にはこの忌々しい2011年に決着を付けるべくバシッと決めたいものである。

でもまずはCDが再び探しやすい状態になったわけで非常に喜ばしい。しかもまだ余裕がある。時間の問題、という声も聞こえるのだが聞こえないふりをして過ごしたいところだが、何となく今まであると思っていたのにないCDが判明して戸惑っている。Built To SpillのこのアルバムKeep It Like a Secretはどこへ・・・?手放してしまったか・・・?もう1枚発見できなかったLoren ConnorsAs Roses Bow: Collected Airs 1992-2002は執念で発見できたのだが・・・。

生きるということは悩みの連続である。18 Wheelerの「Twin Action」を聴く。94年のファーストアルバムである。元々はCreation傘下のAugust(短命だったな・・・)からデビューし、その後Creationに移籍、という道のりを経てのアルバムだったのであるが、実はこのファーストの前にメンバーが脱退しTelstar Poniesを結成しちゃったり、とか結構激動だったに違いない。実はデビューシングル、セカンドシングルで大興奮させられていたからアルバムがなかなか出ないのでヤキモキさせられていたものだ。で待ちに待ったこのアルバム、細部までよく作りこまれた良いアルバムなのであるが、どうしてもシングル曲(4曲)を超える名曲、というのが発見できず、挙句の果てに何だか作りこみすぎてしまってプログレソフトサイケロックみたいになってる曲とかちょっとキャラじゃないだろう、とかいう側面まであって、何だか散漫な印象を当時は覚えたものであった。でもTeenage Fanclubよりも音的に小奇麗でメロディは端正で、という感じは新鮮だったし、今聴くと何だかその散漫に覚えた感じも含めてまろやかで良いアルバムに思えるから時間のマジックは不思議、というか自分が歳を取ったのか・・・。その後はド地味なセカンド、Alan McGeeをして「96年のScreamadelica」と言わしめた打ち込みビシバシのサード(そんなに良くもないじゃん、と当時思ったものだが・・・)をリリースしてCreationからドロップして消えてしまった、まあそういうバンドではあったのだが、忘れてしまうことは決してできないのはそのメロディセンスの素晴らしさ故、だと思う。私もこのアルバムは最近買い直したのだけれども、CDシングルは全部持っててしかも結構頻繁に聴いていたわけだし。決してA級ではなかったかも知れないけれども、こういうバンドもきちんと在籍していたところが当時のCreationの面白みだったと思うのだ。ちなみにIdhaが参加、というのも重要なポイントだったりするのだが。