キセキの渚

明日です!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2011年12月25日(日)  20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU, SIF

EVOLはオープニング(つまり20時から)はtdsgk1人舞台でやります、つまりソロ。そして22時40分から2人で、どちらかというと大久くん色強めでやります。明日は濃い。つまり2つのEVOLが味わえる、という。そして何かけるか全然決めてないですが、今日はロングドライヴして道中聴いていたのは坂本慎太郎からのソウルフラワー・ユニオン(本当に号泣)からの岡村靖幸2連発からのニューエスト・モデルからのスターリン(89年の奴)、というクリスマスイヴらしい感じだったので明日は全く未知数。

まあ一つ、物凄く残念なのはThe 浜田山!氏と澁谷浩次氏のライヴが見れないくらいの時間帯、ということなんですがお互い別な場所でベストを尽くす、ということで、と自分に言い聞かせないといけないくらい残念なのですよ・・・。いやいや、イヴェント被りまくりですが、AOBA NU NOISEは遅くまでやってるので皆さんふらりといらしてください。

唐突に、tdsgkを大変に揺るがしてくれた2011年リリースのアルバム群!
Hype Williams / One NationOne Nation [12 inch Analog]なんか悪意すら感じるテキトーにローファイのりでやっつけた感じながらビートは革新的でHyperdubからの12インチも凄く良かった。
・The Stepkids / The StepkidsStepkidsStones Throwからのリリースでこういうのも出すんだ、と思ったけど多分どんなレーベルから出てても違和感ある、っつーか驚く感じのソフトサイケブルーアイドソウル。
・Sondre Lerche / Sondre LercheSondre Lerche今までのアルバムも全て良いのだけど、これが全てです、的なソングライティングの気合いが半端ない。
Ry Cooder / Pull Up Some Dust And Sit DownPull Up Some Dust & Sit Down音楽聴く楽しさはこれに全部入ってる。老若男女楽しめる。
・Iron And Wine / Kiss Each Other CleanKiss Each Other Clean最早カントリーとか関係なくアフリカンな勢いとエレポップと官能的な匂いが凄くあり得ない感じで一番聴いたかも。
・Pete Astor / SongboxSongbox永遠にファンでいます。音楽ってこういうのだけでも良いんじゃないか、って高校生くらいの時にファーストソロ聴いて思った感覚を思い出す。
・Zomby / DedicationDedicationジャンルはもはやわからないけれども断片的に表われては消えて行くセンチメンタルな感じが凄く心に刻まれる。
・Minks / By The HedgeBy the Hedgeインディのギターバンドって抗いようのな魅力があるけれども、このバンドはなんかミステリアスな空気も含めて完璧で当然名曲だらけ。
Marisa Monte / O Que Voce Quer Saber De VerdadeO QUE VOCE QUER SABER DE VERDADEなんかもうイチイチふくよかで大らかなのに官能的。イメージとしては南米ってこういう感じ。
坂本慎太郎 / 幻とのつきあい方幻とのつきあい方結局皆この人の歌が聴きたかったんだな、と思うと同時にそれだけではない不思議な人懐っこい音楽。
Tim Hecker / Ravedeath, 1972Ravedeath 1972残響に涙させられたのは初めて。こんなに断片だらけなのに凄く切り込まれる。
・Cold Cave / Cherish The Light YearsCherish the Light Years大化けして大爆発。これはただ事ではない。さすがハードコア上がりのシンセポップ。
・Veronica Falls / Veronica FallsVeronica Fallsインディ・ギターバンドってだけで嫌いになれないもんだ(二回目)。完璧に往年のマナーを踏襲しながらもコピーになってないのが頼もしい。
The Roots / UndunUndunコンセプトアルバムらしいけれど、次何が来るかな、というワクワク感が完璧。ヒップホップとかいまだによくわからないが、ソウルと考えるとしっくりよくわかる。
Ogre You Asshole / Homelyhomely気がつくとずーっと聴いてた。前のミニアルバムもだけれど、疲れた時に聴くとたまらなくしみ込んでくる。
・James Blake / James BlakeJames Blakeなんだかんだ言ってこんなに不思議な音楽もない。
・Sister Jet / Lonely Planet BoyLONELY PLANET BOY清冽な若々しさと甘酸っぱさはこの2011年に貴重だし、スケールもでかくなって頼もしい。
・Menstruation Sisters / Puppet Islandこれは流石にamazonにはなかったけれど、Oren Ambarchi等がおそらく即興をベースにやっている激烈ノイジー且つローファイのりのぶっ壊れたある意味ロックンロールな音楽fromオーストラリア。とにかく昂る。
Tom Waits / Bad As MeBad As Meなんだかんだ言ってこういう凄く正攻法(この人にしては)のアルバムを皆待っていたようだし、実際名曲しかない。
Salon Music / Sleepless SheepSleepless Sheepここに来てこの往年の80年代前半のUKUSインディバンドみたいな音を出しているのはそれだけで奇跡。
・Dum Dum Girls / Only In DreamsOnly in Dreams難しいこと言わずにキャッチーでポップな女性ヴォーカルロックンロールに降参。
・Iceage / New Brigade(あまりにも強烈過ぎてホワイトアウトして最初入れるの忘れてました!)New Brigade未来あるはずの若者が未来のないような音楽をやって結果未来を担う存在になるだろうと確信させてくれたヒリヒリの1枚!

という感じでした。その他に関してはまた後日!絶対ここに記し忘れたアルバムがかなりあるはず・・・。