Guns Of Brixton

とりあえず鼻水が大変なことになっていた状態からは脱したような気がするので、これが今の自分のマックス健康な状態である、と解釈してMatthew Sweet観に行きます。

いや、「Girlfriend」は大好きなアルバムだったし(と言うか、Lloyd Cole絡みで好きになったのでした。すみません・・・)、それ以降も聴いてたし、ということだったから今回の「Girlfriend」全曲ライヴも気になってはいたのだが、決め手はバックがVelvet Crushの2人が来る、ということだったのだ。VCは18年前に我が街仙台で観ているが故、ちょっとこれは見たい!という気持ちになったとしても不思議ではないだろう。そして連休、というのがまた拍車をかけたのでうおお、っと勢いで行ってきます。Robert Quineがいればなあ、とかそういう無粋なことは(かなり思ってるけど)言わないでおきますエンジョイしてきます。

しかし今まで東京まで観に行ったのは、98年Yo La Tengo、04年David Bowie、05年The Red Krayola、08年The Only Ones、10年Antony、10年The Raincoats、そして今回のMatthew Sweet、という感じなので、んー、地方在住だと思いっきり重い腰を上げなければならないので、こういう確実なところのラインナップになってしまうのだな、と納得である。でも東京に住んでいたらもう大変だっただろうな・・・。そして震災のせいで延期になったSwansは・・・?そして今年も本当に我が愛しのMarc Almond様は降臨なさるのだろうか・・・?

とかいろいろ悩ましいが、Jimmy Cliffの「Sacred Fire EP」を聴く。5曲入りのミニアルバムである。なんでもレコードストアデイ限定のアナログは1曲多かったらしいのだが、良い、気にしない。プロデュースがRancidのTim Armstrongであるが、生バンドで良い音でやっていて凄く格好良い。レゲーに関してはあまり詳しくないのでこれがレゲーの中でどういうジャンルに属するのかよくわからないのだけれども、ルーツレゲー?と言うのだろうか、そういういなたい感じ、スカっぽい感じで実にあまりめんどくさく考えずに気持ち良く楽しめる。オリジナル曲2曲がまず何よりも名曲だし、The Clashの「Guns Of Brixton」のカヴァーもまんまと言えばまんまなのだけれども凄くクールだし、Bob Dylanの「A Hard Rain's A-Gonna Fall」も本人よりも聴きやすい仕上がりになっている。ひょんなことから聴いた作品だけれども、ふっとスキを突かれたような感じでハッとさせられる快作。ちなみにJimmy Cliffの担当は「Nyahbinghi Repeater」・・・。かっこいい!