Beglammered

明日です!

Coquettish Murder Girls presents [SALON DE MURDER]@DINING BASE fam(仙台) 2012年11月10日(土)22:00〜 1500yen(1D)
LIVE:
Coquettish Murder Girls+村田学(狂うクルー)/ 菊地良博
DJs: Kuwamann, tdsgk, Kagayama

CMGのライヴを挟む感じで2回DJすると思いますのでよろしくお願いいたします。なんか安心したくてこれもあれも、ってレコード選んでたらレコードケースに入らない、という事態を引き起こすくらい気合いいれて頑張ってます。仕事終わってお昼寝してから臨みたいと思いますのでよろしくお願いいたします!極悪、とか言われるサロン・ド・マーダーですが、ほっこり系、ですよね!

そして次の週の日曜日!

「RADICAL 3000」@Club ADD(仙台)2012年11月18日(日)19:00〜¥1000 Genre: NEW WAVE
Guest DJ: T.I.E.D.(After Dark)
DJ:tdsgk(AOBA NU NOISE), B.Toriyama(NATURAL4), 療子(REDRUM)

ニューウェーヴ研究会も遂に3回目。なんか今年はニューウェーヴとは、と結構考えて暮らしていた気がします。答えはまだ見つからないですが。是非よろしくお願いいたします!

ところで我が家が地デジ化したのは今年の3月。つい8ヶ月ほど前のことである。もう観れなくなるギリギリのところで買い替えて、テレビとブルーレイレコーダーが一体化したものを以来使用している。

とは言え、我が家でテレビの稼働率は物凄く低い。夕食の際にちょっと何か、と観るくらいである。もしくは昼間家にいない時、あるいは深夜に録画していたものを観る程度、だろうか。せいぜい「酒場放浪記」「おんな酒場放浪記」「ぶらり途中下車の旅」程度である。その他突発的な番組くらい、であろう。

なのにブルーレイレコーダーがディスクを全く読み込まなくなった。

録画したものを録りためた(と言っても観て消してを繰り返しているからせいぜいまだ観ていないのは3番組程度しか入っていない)ディスクを取り出してもう一度入れたら読み込まなくなった。

とりあえずハードディスクを買ってすぐさま対応できたから良かったものの、どういうことなんだ、と毎晩試しているが毎晩読み込まない。違うディスクも読み込まない。ディスクをきちんとクリーニングしても読み込まない。どういうことなんだ、シャー○さんよ・・・。業績悪化とか言ってるが、こんな脆弱なもの売ってるからじゃないのか○ャープさんよ・・・。

と毎日Rage Against The Machine勃発中である。だってその読み込まないディスクには、まだ観ていない映画「ダウン・バイ・ロー」だのWOWOWで録画したがまだ観ていないOriginal Loveのライヴだの、既に何回か観たがまた観たいBuck-Tickのライヴ、とか入っているわけである。数少ない私がテレビに積極的に向き合えるであろう瞬間が刻まれたそのディスクを読み込まないとは万死に値するんじゃないのかシャ○プさんよ!先週の「おんな酒場放浪記」だってまだ観てないや・・・。

あ−なんか日本はもうダメなんじゃないか、とか勝手に、わかったような口の一つも大袈裟に叩いてみたくもなるのだ。だからそんなやりきれない思いを抱えてThe Asphodellsの「Ruled By Passion, Destroyed By Lust」を聴く。Andrew Weatherall御大(いつの間にかその呼び名が似合う存在に・・・)の新ユニットである。御大の先日のミックスCDにもこの名義の楽曲が収録されていたが、ここにフルアルバムの登場である。これがまた、即効で殿堂入りの名盤である。思えばThe Sabres Of ParadiseにTwo Lone Swordsmen、こないだのソロ名義のアルバム、と音楽性は様々だけれども優れたアルバムを出して来た彼だがここに来て遂にパズルのピースが全て合致したかのような、そしてそのピースが合致したらば光り始めて次のステージに向かう鍵が現れたような(すいません、とれたてホップ2本飲んだんで酔っぱらってるかもしれません)そういう感動が押し寄せてくる。どんどんロックンロール色、生楽器志向が出て来ていた近年の彼の作品だが、ここではアシッドっぽいベースラインに打ちこみのビートがスローでミニマルなノリを作り出し、そこにシンセサイザーがシュワーと乗っかり、ギターが効果的にフィーチャーされている。そこにたまに御大の青臭いながら味のあるヴォーカルが(加工はされているが)絡んでくると、これは得も言われぬ至福の時が訪れるわけである。加えて今回は凄くメロディが優しく、そして切なく、彼の音楽でこんなグッドメロディに出会う時が来るとはなあ、という感慨に襲われるのである。なんかNew Orderっぽい瞬間はこないだのソロアルバムでもあったが、今作でも顔を出してくるし、何となく80年代の、決して軽薄ではないエレポップのような気配があったりする。とか思いながら聴いてたらこちらのインタヴューではSoft Cellへの言及、且つヴォーカルにMarc Almondを、とかいう話題があって、何というか、こう、自分の血の濃さに驚いた、というか引いた、というか・・・。今彼がやっているパーティのタイトルの元ネタでもある(前述のミックスCDにも入っていたのとはヴァージョン違い)A.R. KaneIの「Love From Outer Space」のカヴァーも入っていて、私の好みの外堀は完全に埋められた感もある1枚。