Over The Hillside

何だか寒いし、地震は多いしでイヤーな日々ですが、明日の夜、SHAFTで全てを解決しよう!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2012年11月25日(日)20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Guest Live Act / Contraire
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), Kiyo, RAMBO, SISINOBU, SIF

EVOLはオープニングと日付変わってからやりますが、日付変わってからはどうも私1人EVOLになるっぽいです。もう連休満喫した人も、ヒマだった人も、連休関係ない人もまとめて面倒見ますからANN、来てください!Contraireのライヴも必見!

なんか世の中自分の思い通りになること、って少ないと思うのだけれども、結局は人間色々満たされない気持ちを抱きながら生きて、そして死んで行くものなんだろうか、と日々思う。

だからまずは年末ジャンボ宝くじに賭けよう、と思っている。でも結局上記のような思いを強めるだけの結果になるだろう、ということもある程度予想がつく。金が全てではない、ということは重々承知なのだけれども。まあ、人間はそういう生き物なのだな、ということを思い知るだけなのだろう。

うーん、なんかお疲れ気味だと色々気に障ってきて、解散総選挙のニュース見るだけでこの右翼どもとか売国奴どもとか皆テロに遭って死なねえかな、とか思うくらいにささくれだってくるからいけないし、上記のような空しさが募る。じゃあ一発俺が政治家になってやろうか、とかなってくるけれども嘘つくの苦手だし、わーわー言いあって、且つ何も生み出さないのも苦手だからやめとこう、となったりして堂々巡りである。今よく話題になっている新しい党を作ったり、昔首相やってたり、消費税だけ上げやがったセンセイ方は本当に凄いですねー。さすがですねー。

いかんな。まあ、これはなんか忙しかった一日の終わりとしては実にナチュラルなリアクションだと思うのだが、多分空腹も関係しているのだと思う。でももうこうなったら身近なことを充実させて周囲を固めて正気を保って行くしかない、と思うのでAOBA NU NOISEよろしくお願いいたします!

あとThe Blue Nileの「Hats」を聴いて正気を保つしかないと思う。祝リマスター&デラックス化!ということで89年の2作目である。彼らは本当に、一体何故そこまで、というくらい寡作なわけだが、私はファーストWalk Across the Rooftops: Collectors Editionとセカンドがなんかストイックで好きなのである。今回この2作とも良い感じの再発になったので正気を保っていられる、というものである。エレポップ、という言葉から得られるきらびやなイメージはなく、またAOR、という言葉から得られる老成してるイメージもなく、落ち着いてはいるけれども瑞々しいエレクトロニクス主体のポップスを奏でている。まあ、何というか実にバランスが良いのである。流れるような美しいメロディに控えめな演奏、そしてソウルフルだけれども押しつけがましくないヴォーカル、ということで耳触りは凄く良いのだけれどもさらっと流して聴くことはできない不思議な音楽なのである。何度聴いても胸締め付けられる瞬間が多々あるし、一方でとてもリラックスできるから今日みたいな荒れたエントリ書いちゃうような精神状態の時には最高の解毒作用がもたらされる、というものである。ボーナスディスクには未発表のライヴとかヴァージョン違いなどが入っているが、上記音世界とは何ら矛盾しない世界が展開されているので流石というか何と言うか。ただ、できれば折角だからシングルのB面曲とかもっと入ってると良かったのになー、とか思ったり。でもアルバム本編の有無を言わさぬ魅力が圧倒的なのでまあ、良いのか。今年出たPaul BuchananのソロMid Air: Deluxe Editionもシンプルだし生音が印象的だったが結局はこのアルバムでも聴けるストイックさに満ちたアルバムだったので2012年は音楽的にはなかなかだったなあ、と個人的に思う。