Do The Strand

告知3連発!というか、日程的にも3連発!私の3連休(厳密には2日半しか休みないが)はDJやりまくって終わるのだ・・・。

まず土曜日!

GASLIGHT Vol.11 @diningbase fam 2013年4月27日(土)21:00〜\1500(1d)
Guest Act: Rainpaints
Act: carl / janko / katz / Masaki Saito/ Masumi Horiya / Morio Kamada / 砂
DJs: sasada/tdsgk
死海 鈴木美範

遂に1周年を迎えた弾き語りナイト!今回も土曜日の夜を狂おしく彩ります!アラバキ初日帰りに是非。

で日曜日!

AOBA NU NOISE@Club SHAFT 2013年4月28日(日)20:00〜ADV/2,000yen(1D + mixtape), DOOR/2,500yen(1D)
Guest Live Act / Group A (from Tokyo)
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
DJs/EVOL (from LoveRecords), RAMBO, SIF, SISINOBU (ZUNDOKO DISCO,espacio,SUPERSTITION?), KIYO (quantum)

アラバキで疲れた皆さんの墓場を用意しておきます!今回は東京からGroup Aがやってまいります。ボディペインティングしてノイジーに演奏する女子2人組、というだけで何だか凄いのですが、めちゃくちゃ格好良いです。Cold Caveとの対バン後の来仙ということで期待できますな。そして今回からの新企画でANNDJ陣によるミックステープが付きます。今回はSIFくんとSISINOBUくんという仙台でばっきばきにやってらっしゃるお2人のミックスを収録したカセットが付いてます。お得過ぎる!EVOLも数カ月後に登場いたしますのでお楽しみに!

そして月曜日!

MOVEMENT presents Rain Paints Last Live in Sendai@diningbase fam 2013年4月29日(月)20:00〜\1000yen(1D)
Live / Rain Paints, Carl( Cellgame, Thee Loves, Radiorock )
Special guest DJs / tdsgk, D.O.I( Version Melody )
& MOVEMENT DJs

昨年お世話になったMOVEMENTの特別企画、Rain Paintsことまつおさんが仙台を離れる前の最終ライヴイヴェントです!今回私はDJやるんですが、もしかしたらRain Paintsサポートで何らかの形で演奏するかも、というスペシャル計画もあり!今度スタジオ入ります。

ということで怒涛の3連発なのですが、日程的にもガチで3日連続なので私も頑張ります。共に駆け抜けてくれる方には何か奢りますので是非いらしてください!!

最近平日、ガチで寝落ちしまくっているのでやっぱり久々の更新なのだが、私はあんまりテレビを観ない、というか観るけどさほど思い入れがない、ということは付き合いが長い方々ならご存知であろう。今毎回観てる、というかハードディスクに録って後から毎回観てる番組は「ぶらり途中下車の旅」(旅人次第で即消去のこともある。阿藤快が何故最近出ないのか・・・)、「酒場放浪記」「おんな酒場放浪記」の3つくらいしかない。あとは終わってしまったけどWOWOWの「ネオ・ウルトラQ」と「ウルトラ・セブン」くらいだったか。

でも、たとえ見逃してしまった、もしくは録り逃してしまった、としても、ほら、中にはこの世の終わりだー、みたいな感じで嘆き悲しむ人もいるとは思うのだけれども私の場合、あーやっちゃった、程度で済むので大分さらっと拘りない、ということがおわかりであろう。これがレコード買い逃した、とかいうことになったらもう半狂乱になるというのに・・・。

かようにテレビにはあまり熱くない私であるが、最近はあんなに大嫌いだった連続もののドラマを毎日録画して観ている。「あまちゃん」である。朝の連続テレビ小説とか嫌いな部類の一番上に位置するカテゴリーの番組だったのに、これは凄く面白くて毎回毎回楽しみにして観ている。

連続ドラマが何故嫌いか、というとそれは連続するからである。つまり1日分は次の日につながるようなエンディングで大体作られているわけで、そのつながりますよー、的テンションで宙ぶらりんの状態に耐えられない、のである。何かハラハラドキドキとかがまず大嫌い、という私の性分も大いに関係していると思うのだけれども、なんかね、こう辛いのである。

勿論「あまちゃん」だってそういうテンションは確かにある。でもどことなく気楽な、カラッとしたヴァイブが全編にあってそんなにハラハラもせず、さらりと全てが流れて行くし、時折話の本編と関係ない細かいところでクスッとさせてくれたり、爆笑させてくれたりするから、この私のような人間でも楽しく連続ものを観ることができるのである。出演者も皆良いキャスティングだし、主人公の能年ちゃんは、私のショートカット女子好き心を再燃させてくれるのに相応しい可愛らしさであるし。だから仕事から帰宅して毎日観るのが楽しみである。

しかし今回の「あまちゃん」は何よりも、オープニングの音楽が本当に好きだ。何か楽しい気持ちになれるし、大らかだし、テーマソングとして最高なのではないだろうか。世の中、連続テレビ小説を必ず観る人種、というのがいてウチの職場でも昼休みにその人種の皆さんがテレビ観てるから私も知っているのだけれども、ここんとこの連続テレビ小説のオープニングの曲どもは(個人的な感想なので本当に気にしないでいただきたいのだが)本当に何だかひどいのが多くて、私が職場で唯一の楽しみであるお弁当を食べる、という幸せマックスに違いない時間に本当に不愉快な、ゴミくずみたいな気持ちにさせられていたものだが、今回はそういうひどい気持ちにさせられることは決してない。私は大友良英にはさほど思い入れもないのだけれども、何故かありがとうって伝えたくてお礼を言いたい気持ちである。信じていればきっと伝わるわけだし!

The Bryan Ferry Orchestraの「The Jazz Age」をやっと聴く。なんか店頭では全く見かけなく、通販でもなんか在庫なく、というタイミングが悪かったということもあるのだけれども本人が歌ってない、という話だったのでさてどうしようかな、とためらっているうちに結構な時間が過ぎてしまったのであった。で、やっとこさタイミングも合って今聴いているのである。これはFerry様のRoxy Musicから今に至るまでの名曲群を1920年代ジャズ風に演奏してカヴァーする、という企画アルバムである。一応Ferry様はプロデュース、ということで関わっているしイントロダクションをブックレットで書いていたりするので彼の作品、とみなしても良いのだろう、とかまどろっこしいことは置いておいてこれが底抜けに面白いから軽く衝撃を受けている。私本当にこういう音楽に暗いので、何風、と言って良いのかわからないのだが、デキシーランドジャズ、とかそういうのですか、そういう風に全曲見事にアレンジし直されていて、原曲のメロディは活かされているのだけれどもパッと聴いたら全然わからない。曲名リスト見て、あ言われてみれば、的なものである。加えて音質がまるで当時のものか、と思わせるようなくぐもった、SP盤的音質になっている、というわけで拘りも半端ない。だからラジオからふと流れて来たら、もしくはお店で流れているのを聴いたら、多分往年のジャズ、としか認識できないかも知れない可能性が高かったりする。勿論、熱心なFerry様のファン向け、というのは第一に思うことなのだけれども同時に全く彼の曲を聴いたことなくてもこういうジャズなのだ、と楽しめてしまうであろう、すごく不思議な1枚である。まさか彼の曲で彼の声が入ってなくても楽しめる日が来るとは・・・。