Burning Skulls

もう来週の水曜日の話なのです!

Somewhere In My Heart @ PANGAEA 2014年10月8日(水)20:00〜 ADV 2000yen+1D, DOOR 2500yen+1D
Live / Hunx and His Punx (US), Prima-Donna, Waikiki Champions
DJ / Twee Grrrls Club, Rika (fuse), tdsgk (AOBA NU NOISE), carl (Bikini Loundge / theeloves ), mie

こちらは学生証持参で2名以上いらっしゃったら学割で1名様ごとに500円オフ、という実に優しい企画になっております!というかですね、皆来た方良いですよ絶対!ど平日ですが私も仕事終って駆けつけます!

さて、こないだの日曜日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さまありがとうございました!出演者であり、SHAFT店長のマサキくんのSHAFTスタッフとしては最後のAOBA NU NOISEだったのですが、何か泣ける展開とか全裸酔客とかありでまさにAOBAでした。妻帯者チームEVOLは、まあいつも絶好調に楽しくわいわいと、パーティ仕様の凄みが出てきてしまってるので暖かく見守ってください!

さて10月だ。今年ももうあと3カ月くらいしかない。私の場合今年の年末と来年の年始はめちゃくちゃ不本意ながらも時間的に拘束されることが多いので今から何だか世界を呪いたい気持ちでいっぱいなのだが、生きるってことは下らないことをこなすことと同意なので、まあ生きているからにはしょうがない。

しかし気が早いけれども今年ほど忘年会したい年もないなあ、と思う。震災の年もそうだったのだけれども、もっと個人レヴェルで、しかもある特定のメンバーたちと忘年会したい、と心から思っている。忘れたい、というと違うのだけれども皆で集まって今年を振り返る、ということが必要なんじゃないかなあ、と思っているのだ。

そう、忘年会と言えば酒。酒と言えば私の場合、あるレヴェルを超えるともうひどい悪酔い、となってしまったりしがちなので何とかしたいのう、と思っていた。別に公の場ではちゃめちゃに、というのはまあ最近は久しくないのだけれども帰路の電車、もしくはタクシーで良い感じに体内でアルコールがシャッフルされてしまって家に着いた途端に前後不覚、とかそういう情けないことがある。仙台の街中ではまあ何とか大丈夫だったのに、仙台の外れの我が家に着いた時には完璧に泥酔状態、という非常に納得のいかない事態になていることがあったりして何とも言えない気持ちになったりするものである。

ということで、なんとかしたいな、お酒飲んだりするのは好きなのだけれどもその後のことを考えると憂鬱だ、というのは凄く悲しいことだ、と思っていた私にネットで神のお告げを読んだ。もしかしたらご存じの方もいるかと思うが、森永のラムネをポリポリかじりながら飲むと悪酔いしない、とか次の日もラムネをポリポリかじったりすると頭すっきり、とかそういう記事を読んだのである。

いやいや、これは何かオカルトみたいな、もしくはよくテレビである「○○でダイエット」みたいな話なんでしょ・・・、とか最初は思ったのだけれどもなるほどブドウ糖ね、と非常に腑に落ちる部分もあったのでコンビニでラムネ探したけれどもなくて、結局我が愛しのつかさ屋で発見して買ってみた。

で先日のAOBA NU NOISEの前飲みの際の焼き鳥屋で飲んだあとポリポリ、あとSHAFTでも思いだした時にポリっと齧って過ごしていた。なんかあの日曜日はちょっとお疲れだったので悪酔い要素は多分にあって、焼き鳥屋で飲んでた時に中ジョッキ2杯目飲んでる時に急に酔いが回ったような気がしてやばいな、とか思っていたのだが。

何と次の日は全然酒が残っていることもなく、異様なまでに快調に普通に仕事をして過ごしたのであった。まあ帰りが遅かったので若干眠かったことはあったが、胃腸の調子も良く、頭も全く痛くなく、至極普通に過ごすことが出来たのであった。

まだラムネすげえ、とかいう盲目的にラムネ教に入信、とまでいくのは若干時期尚早な気がしないでもないのだが、もしかしたらこれ、本当にありがたいことかも。またラムネ買ってきてちょっと実験してみようではないか、と今から次の飲みの機会に向けて考えているのであった。

まあね、一番大事なのはお酒は適量、ってことなんだけれども、それは百も承知であって気をつけてはいるけれどもそれができるくらいなら苦労はしないわけで、そういう時のためにもこれは必需品になってしまいそうな気がする、ラムネ。しかしそのラムネでカヴァーできるくらいの量を凌駕するくらい飲んでしまうような事態が起きたら・・・。それはちょっと想像したくないな。

ということでブドウ糖でアルコールを撃退出来てしまう人体の不思議というものも感じつつLydia Lunch & Rowland S. Howardの「Shotgun Wedding」を聴く。92年リリースの共演アルバムが最近アナログで再発になったりとかしたので、あーなんかこう言うのに弱いんだよなあ、でも嬉しいよなあ、とニヤニヤして抱えて買って帰ってきたので聴いている。当然CDでは「td家クラシック」の1枚として馬鹿みたいに聴いていたのだが、こうしてアナログで聴くと感慨もひとしおである、というかまあ、私の当時出た日本盤には入ってなかったボートラ1曲入ってるし(しかし後で調べたら90年代末あたりから結構ボートラ入り、しかもライヴとか入りで再発されていたらしい・・・)、とまあ言い訳みたいなものは良いとして、元Teenage Jesus And The Jerksの女と元The Birthday Party、元These Immortal Soulsの男、という80年代初頭以来のコンビにプロデュースが当時のLydia Lunchの旦那のJim FoetusというかJ.G. Thirlwellと言う組み合わせでは、やはり化学反応が起きていてめちゃくちゃに黒光りする危険でブルージーなロックンロールが詰まったアルバムになっているのである。Lydia Lunchがちゃんと曲に乗せてヴォーカルを披露していて、何か凄みあるけど可愛らしい魅力が炸裂しているし、シンプルなバンドサウンド故に放電しているようなRowland S. Howardのギターも物凄くぎらついている。いつの時代も彼のギターは触ると怪我しそうな音を奏でていて、それは晩年に至るまでだったなあ、と今聴くと新しい感想が生まれたりもする。もうこのコンビによる新録は二度と聴けないから、この「できちゃった結婚」アルバムが最後なのだけれども永遠に聴かれるべきド名作だからこのタイミングで皆さまも是非。ちなみにボートラは82年に4ADからシングルとしてリリースされた、Nancy SinatraとLee Hazlewoodのカヴァーである名デュエットシングル「Some Velvet Morning」という未聴は許されない1曲なのであった。なんせPrimal Screamが同曲をカヴァーして12インチリリースした時にはこのLydia LunchとRowland S. Howardに捧げる、というクレジットが入っていたくらいの名カヴァーなので鼻血間違いなし、である。そしてちなみにTADZIOのリーダーもRowland S. Howardのソロアルバム聴いている、ということでTADZIOファンにも、と無茶ぶりみたいなレコメンドで締めたいものである。あー今日も思い入れだけでキモい感じで申し訳ない・・・。

ちなみにリンクは左の画像なしが今回のアナログ、右の画像ありがもともとのリリースの奴です。なんか私の使ってるリンク貼る奴だと出てこないんだけどアマゾン本家には再発CDもありました。