Sex Offender Boyfriend

今度の日曜日です!

AOBA NU NOISE@Club SHAFT 2014年11月30日(日)20:00〜ADV/1,500yen, DOOR/2,000yen 共に別途1D
Guest Live Act/佐伯誠之助、#mp3syndicate
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
呑処 / 神
DJs/EITO, EVOL (from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU (ZUNDOKO DISCO), KIYO (quat(out))

私は#mp3syndicateのセット内でドラム叩く予定もあります。そしてEVOLは20時40分からの出番です。皆さまよろしくお願いいたします!

私事ですが、今回のAOBA NU NOISEが今年のAOBA納めになってしまいそうです。今年1年、AOBA NU NOISEお世話になりました。来月の年末AOBAでは大久氏が1人EVOLとして皆さまを楽しませてくれることでしょう!しかし今年も色々AOBA NU NOISEに関して、そしてEVOLに関して、本当に色々あったなあ・・・。楽しいことも嬉しいことも良いことも悲しいことも今年のAOBA NU NOISEにはあった、と勝手に一足早く振り返ってしまうのでした。

さて、年末が近づくと年賀状印刷、という任務が私には待っている。しかし小学生とか中学生の頃とか喜んで年賀状書いていたものだが、だんだん重荷になってきて、最早枚数をかなり減らす、とか喪中だと不謹慎ながら内心ほっとする、とかそういう感じになってきてしまっていたものだ、年賀状については。

しかし我が家にプリンターが導入されて、そしてパソコンで簡単に作れる付録のついた本がこんなにも流布している世の中なのでかなり上記のような重荷感は軽減されてきていたのであった。ただ、我が家の分、そしてもう一世帯分を何故か私が全て住所管理してパソコンで設定して印刷して、というtd印刷工場化していたので、確かにその手順はかなり簡単になっていて短時間ではできるものの、ちょっと気合い入れないとな、というのが年末に向けての心構えなのであった、私としては。

さてその際の必需品がプリンターである。以前こんなエントリ書いたりしたこともあったりして、結構プリンターには悩まされていたのだった。こないだもCDRを編集してiTunesの画面から印刷しようとしたらエラー、で、上記リンク先の私のブログに書いてあったような手順でもう一度やってみて印刷できたら黒色が印刷されない、とか謎の展開になっていてもうストレス源、と言っても良い勢いだった。

てなわけで本格的な年賀状印刷シーズン、つまりtd印刷工場が本格的に稼働する前に動作を確認していこうと思い色々やってみたが、案の定エラー、しかも今回は直らない、というところまで来てしまったので遂にサービスセンターに持ち込むことにしたのだった。

で、意外に安価で直りそうなことが判明して一安心だったのだが、対応してくれたお姉さんの話を聞いているうちに、なんだかなあー、とやるせない気持ちになってきたものである。何でも来年の9月で我が家のプリンターの部品提供は終了、そして我が家のプリンターで使っているインクは現行製品ではもう合うものがない、でもインクは純正を使わないといけない、そもそもプリンターの本体価格がかなり安いからそこまで修理して使う人も少ない、とか言う話を聞くといやいや、何か変だぞ、とか思うのである。

まあ、別に新しく聞くような話でもないからそれほど衝撃を受けるわけでもなかったのだが、多分皆感じるんじゃないかと思うのだけど、おかしいよなあ・・・。上の話に一々絡みたい気持ちになったりもしてくるのだけれども、要はさ、プリンターの本体価格普通に適正な価格にしてもらって良いからもう少し長く使えるようなものにしてもらいたいものよのう・・・。インク込みで元を取る、というのは聞いたことがあるけれども、それにしたって、ねえ・・・。と15年目、20万キロオーヴァーの我が愛車のスタッドレスタイヤを今年新しく買ってしまったりした私としては思うのである。まあ、新しいのが良い、というのはPC周辺、とかのものでは確かにそうなのだけれども何だかちょっと見えない歯車が大回転していてそこに上手く巻き込まれてしまったような、そういう居心地の悪さを感じるのだった。でももしかしたらそれは私が古い人間だからであって、もっとうまくその歯車とか時代の流れとかに入り込んでいかないといけないのだろうか。弱冠40歳にしてそんなこと感じさせられるんだから時代の動きって奴は最近どんどん加速して行っているのに違いない、何かと。その先には一体何があるのだろうか、知りたいような知りたくないような・・・。

とか考えながらサービスセンターを後にして、そのビル地下の駐車場まで行けるエレベーターの下りボタンを押すと、私の背後の、地下までは行かないエレベーターのドアが開く。勿論地下まで行きたいわけだから乗らない。もう一度目の前のエレベーターのボタンを押す。背後のエレベーターのドアが開く。乗らない。また目の前のエレベーターのボタンを押す。また背後のエレベーターのドアが開く。つまり地下駐車場まで行けるエレベーターに乗りたいのに、私にとっては用なしの背後のエレベーターのドアが無駄に開いてしまうので、一向に私が乗りたいエレベーターはこの階にはやってきてくれないわけである・・・。カフカの『城』の主人公もこんな気分だったのかな・・・。この世の中を上手く乗りきる裏技があったら知りたいものだ・・・。

そんな全くもって怒りだか何だかわからない、しかし確実に身体と心を蝕みそうな思いを抱えたままで、Consumer Electronicsの「Estuary English」を聴く。Whitehouseに家出同然で15歳だかの頃に加入したPhilip Bestのユニット、久々の作品である。あの美少年もお腹の出たおっちゃんになってしまっているのは知っていたが、なんか今作はRussell Haswellがプロデュースしているし、演奏にも参加していて3人組みたいになっていて、でも結局は彼のアジテーションを活かした痛快な作品で嬉しい。異常なテンションとスピードで吐き出される彼のアジテーションは聴いていると何だか言葉なんだかわからなくなってきて最早バックと一体化して、果たしてこれは何なんだ、というハレーションのような現象が起きてしまう。勿論ずざー、っていう爆音ノイズもそれはそれは壮絶な勢いであるのだが、ビートが効いている曲が多くてこれはインダストリアルなダンスビートが持て囃される昨今、意外にそういう方面でもいけるんじゃないか、とか思ってしまったりもするのだがそれにしてはノイズが過ぎるか・・・。しかしそれにしても"f**kin"とか"c**nts"とかのひっでえ言葉を無数にちりばめたリリックを吐き出す彼の気合いとその勢い、これはどこから来ているのだろうか、とか考えるとなんか負けてられないな、という気持ちになってくるから今年の残りを前向きに過ごす必需品、という捉え方もできなくはない、というのはやはり言い過ぎか・・・。ちなみに45回転アナログ2枚組なのだが180グラム盤だし、初回にはアナログとマスタリングの異なるCDが付いていて、アナログでもCDでも良い音でこのアジテーションとノイズを味わえるようになっているのは、何か感動的だ・・・。爆音で聴くとかなり気持ちよくてトビます。