Debaser

2015年もよろしくお願いいたします。まず決定しているのはこの2つ!

BIKINI LOUNGE ISSUE 5【RAIN PAINTS × LA NEIGE ‘‘WOODS COAST’’ RELEASE PARTY】”NEW YEAR SPECIAL”@Club SHAFT 2015年1月14日(水)open 20:00 close 01:00 ADV/2000yen(1D) DOOR/2500yen(1D)
LIVE/ Rain Paints, La Neige
DJ/ tdsgk, eito, mie, hirothebooy
ご来場の方全員に*ビキニラウンジステッカー*ビキニラウンジmixCD プレゼント致します。
info / bikiniloungemail@gmail.com

Somewhere In My Heart〜Tops Japan Tour〜 @Space Zero & NeoBrotherz 2015年2月18日(水)
http://deadfunnyrecords.com/tops-japan-tour-2015/

どちらも良いライヴ、良いDJ、良い空間、という感じになることを最優先にやりたいと思っています。お気軽に遊びにいらしてください!Topsの方は詳細お待ちを!

さて、寒いのでコートを羽織る日々であるが、私が今着回しているコートは4つある。

1つは10年以上前の2月に「頼むから買ってください」的な勢いで壮絶な値引きをされて売っていたコート。着ていると「青島」とか昔言われたものだが(私それの元ネタ知らなくてですね、どうしても『ビルマの竪琴』しか思い出せなかったものである。あれは「水島」である。)今では「セカオワ」とか言われるような奴である。どこのブランドなんだろうか・・・?

2つ目は年末に見つけて気に入って、でも高いし、とか思っていたら年明けすぐに初売りでタワーレコード入っているビルに行ったらそこで物凄いバーゲンになっていたのでどん、と4年以上前に買ったちょっと丈の長めのFred Perryのコートである。

3つ目はアウトレットモールでやはり4年くらい前に無情なくらいに安くなっていたA.P.C.のもの。裏地が見るからに暖かそうなものでまず寒くても見てるだけで暖かくなれそうな優れ物である。

そして4つ目は先日上京した際に、仙台ではテナントが入っているビルが百貨店ではないが、新宿では百貨店で扱っているので、ちょっとした労働の報酬の百貨店共通商品券を握りしめて買った、軽くて、でも裏地にダウンが入っている(そうは見えない)ので暖かいMHLのコートである。

というこれらを着回してこの冬を乗り切ろう、と考えているのだが、はっ、と気付いたのだった。私は黒か緑のコートしか持っていない。そして全てフード付き、である。仙台には春夏秋冬関係なくいつでも黒づくめの通称「郵便屋さん」という、レコード屋の精みたいな人がいるのだが(多分60代だよなあ)、私もそこまでではないけれども、かなりいつでも印象が同じような人になってしまうのではないか、この冬・・・。

しかし最近知ったのだが、何かフード付きのコートを「モッズコート」と世の中では言うようなので、モッズの人、と思われるのだろうか。おお、それは何だかガラッと印象が変わってクールな感じではないか・・・。

でも結局は黒か緑のフード付きのコート着てる人、というのには変わりないのでまあ、そういう人としてこの冬を過ごす所存である。どこか外で私のことを見かけたら今日は黒いな、とかあ、今日は緑だ、と思ってもらえたら幸いである。

でも、本当に洋服って似たようなのばかりが増えていくものである。我が家の薄手のコートとか色々見ても、やはりどれもほとんどフード付きだったりするのだ。いったいぜんたい服の趣味、というものはどこから生まれてくるのだろうか・・・。来年の研究テーマにしたいところである。

薄い色のズボンとか履いていると一日中落ち着かなかったりする、そういう心理も研究したいものだ、と思いながらPixiesの「Doolittle」を聴く。25周年の3枚組エディションが出たので、私このアルバム買うの4回目なのだが買ってしまった(1回目:リアルタイムでアメ盤アナログ。2回目:次の年に中古でCD。3回目:3年前震災で大きな被害を受けて聴けなくなってしまったので中古で再発UK盤。4回目:今回の3枚組)。そうか25年前のゴールデンウィークに初めて買ってからもう25年以上経つのか・・・。あの頃は中学生だった・・・。The Cureの「Lullaby」の3インチCDと一緒に買ったんだった。ということでこのド名作アルバム本体はもう今更聴かなくても良いでしょ、とか思いながら聴いたけどやっぱり大興奮してしまったのだった。今なら全曲マジで愛してる!って叫べる。ディスク2はJohn Peel SessionsとかシングルB面とかまとめたもので次のアルバムに収録される曲とかもあったり、そして色々スタジオヴァージョンよりもラフな感じで、そしてより素っ頓狂な感じでガンガンやっていく感じに興奮。ってかアルバム本体ってあれで結構しっかりまとめられてるんだなあ、と新たな発見。十数年前「At The BBCPixies at the BBCってコンピも出てたけど内容かぶってるのかな・・・。ちょっと確認まだしてません。そして3枚目のデモとかを集めたものも、普通だったらふーん、と聴いてしまうものだけれども何だかあらぬ方向に色々爆発している感じが面白くて結構興奮して聴いてしまった。ほぼ原型がある曲や、なんだかよくわからんことになってる曲まで、なんせアルバム本体と同じ曲順で入っているので完成形との比較が面白い。ここでまた、スタジオアルバム本体ってかなりまとめられてるんだなあ、というか聴かせたいポイントを的確に把握して作ったんだなあ、と感心。明らかにマニア(あんまり使うの好きじゃない言葉だけど)向けではあるが、一気にこの名作アルバムのまるごとを把握できるので初めてこれから聴いても多分このアルバム、ひいてはPixiesのことがめちゃくちゃ好きになれることは間違いないシロモノである。しかし、25年か・・・。