Lolly Lolly

来週日曜日!

AOBA NU NOISE @Club Shaft Sendai 2015年7月26日(日) プラス焼き肉! 18:00〜 DOOR/2,500yen(1D別途) ADV/2,000yen(1D別途)
Guest Live Act: ZA! (from Spain)
Guest DJ: 1P, 三浦良介 (PACHANGA)
Live Act: -W-(Waikiki Champions), Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, RYOTA(NATURAL 4/SYNESTHESIA), SISINONBU (ZUNDOKO DISCO)

スペインからの珍妙なデュオ、ZA!、仙台名物PACHANGA!、そしてSHAFT内で焼き肉!おかしいとは思うけどこれがAOBA NU NOISEでございます、よろしくです!

で、次の週の土曜日は

「幾何・九」@Sendai Club Junk Box 2015年8月1日(土)Open 18:30 Start 19:00 Adv. 3200yen(1D別途)Door. 3500yen(1D別途) PG発売:6/13〜 LAWSON(23511) INFO/JUNKBOX(022-716-5155)
Live: obs, MERZBOW, 灰野敬二, ドラびでお, ろみ
DJ: tdsgk

このメンツだけで何も説明必要ないと思いますが、是非ともよろしくお願いいたします!私の方でチケット取り置きも可ですので、もしよろしかったら!

で、その次の週の土曜日!

「Radical 3000」@bar fam 2015年8月8日(土)20:00〜 1500yen(1D)
DJs: Izumi, tdsgk, B. Toriyama, ryohko

ニューウェーヴ祭のイヴェントですが、要は面白音楽オンパレードかと思いますのでよろしくお願いいたします。同日山形でも最高のイヴェントがあるので、ちょっと被ってしまって残念ですが、同時多発的に面白い音楽聴ける機会が隣り合った県同士である、って素敵だなあ、と思います!

そして8月15日(土)のQuat (out)、8月21日(金)のCSGB、8月22日(土)のAOBA NU NOISE、9月6日(日)のPlastic Souls企画@BirdlandでもDJする予定です!ちょっと体力勝負なので不摂生を避けて精進いたします。

さて、昨日のCSGBお越しの皆さま、ご来場ありがとうございました!私今までも出させていただいてましたが、今回から準レギュラーということになりまして、まあ何らスタンス的には変わることなくやらせてもらいましたが、いかがでしたでしょうか?毎回レコード棚とにらめっこして方向性を定めていきたい所存です。昨日は「昔のディスコみたい」って言われて嬉しかったです。

ということで珍しく2日連続で更新しているのだが、夕暮れ時の窓の外からは下駄を履いた浴衣姿の女の子が、からんころん、と走っていく音が聞こえ、夏だねえ、と思いながらいるのだが部屋の中ではストーブを焚いていたのだった。

いや、気が狂ったわけではない。そして別に、あの真夏の暑い日にどてら着て炬燵入ってストーブ焚いて鍋焼きうどんを食べる、という古式ゆかしい我慢大会をしているわけでもない。我が家は寒さに実に敏感な同居人がいるので、梅雨寒に備えてこの時期までストーブをしまわずにいるのである。さすがに今年はちょっと遅すぎる時期になってしまったのだが、もう良いだろう、ということで石油を全てタンクに戻し、扇風機を出そうと思ったのだがまだストーブ本体の石油残量メーターはゼロになっているものの、ちょっと残っている石油、どうせ少量だろうし全て失くしたいな、と思ってちょっと焚いてみたら意外にゼロの筈が延々ストーブが燃え続け、1時間半くらい全開でストーブが燃えていたのだった。

いや、窓は全て全開なので、室内で陽炎が、とかそういうわかりやすい灼熱具合ではない。しかし立ちあがると部屋の上の方には熱気がたまっておりぶおっと汗が噴き出す。そんな中でThe Ritaの「Gamzetti」のような全編ひたすらどごーっというノイズのレコードを聴いていると、何かトランスしそうな勢いになってきてしまって、うおおこれは新しい音楽の聴き方の発見ではないか・・・、とか思ったりもしたがそれは単に発狂寸前だった、ということであろうか・・・。

今はストーブをしまい、さすがにエアコンをちょっとつけて、それも終えて扇風機と窓全開で過ごしているのだが、もし日常の閉塞感に苛まれている方がいらっしゃったらちょっとオススメである。何ら安全の保証はできないが。

しかし上述の浴衣の子は今日はどこかの花火大会に行ったのかな。今は窓の外からどん、どん、と花火の音が聞こえる。今日は仙台は余裕で30度超えのかなり暑い日だった。そんな、思いっきり夏っすねー、って日にストーブ焚いてたんだな、俺、と後から振り返るとなかなか味わい深く、まだまだ私の奇妙な旅は続いていくのである。

Wendy & Lisaの「Fruit At The Bottom」を聴く。元Prince And The Revolutionの女性デュオのセカンドアルバム、88年リリースの作品である。実は私このアルバム、中古で買っては売り、買っては売り、ということを繰り返していたのだが、この2011年にCherry Red傘下のCherry Popからリリースされたボートラ入りエディションをブクオフで発見したので、三度目の正直、ということで聴いている。そしたら遂に、不思議と今までになくしっくりと聴けているので、やはりことわざには真実はあるなあ、と感心している。本人たちが、ロックチャートに入るにはファンキー過ぎて、ブラックチャートに入るにはロック過ぎた、とかそんなことを言っているのを読んだ記憶があるのだが、それは逆に言えばユニーク極まりないホワイトファンク、ということでこの作品では全員女性によるバンドで、実に楽しげなグルーヴに満ち溢れた音楽を奏でているのであった。Jesse Johnsonのギターを素材にした曲や、今回ボートラで入っているPrinceが気に入ったのでリミックスしてくれた、というヴァージョン、そしてあの特徴的なドラムスの音がアルバム全編で聴けたりするので、どうしても良くも悪くもPrinceと絡めて考え聴いてしまうのはしょうがないとは思うのだが、さすがのプレイヤビリティのお2人だし、曲も美メロ曲が揃っていてキャッチーなので、今この時代に於いてこそ楽しめる「良い塩梅のファンキーさ」全開のアルバムである。関係ない話ではあるが、ちょっと色々彼女達のことが気になって調べていたら当時はカップルだったらしく、なんか息の合った感じは特別なものがあったからなのかな、とかどうでも良い週刊誌的なことまで思ってしまったりした。