Celine

来週です!

「No More Kings」@Club SHAFT 2015年10月16日(金)Open: 18:30 Start: 19:00 料金: Adv. 2000
Live: Hi,how are you?, -W-(Waikiki Champions), ki ka, プリマドンナ
DJs: tdsgk, DJ生活, つるキャラ

プリマドンナのDJ生活氏企画ライヴイヴェント第一弾、そして新しくなったClub SHAFTこけら落とし!是非とも皆さまお願いたします。新しいClub SHAFTの場所は、仙台市青葉区国分町2-7-22三経18ビル1F、になります。もともとのSHAFTからとても近い場所ですので皆様どうぞ今度の金曜日には迷わずいらしてくださいね!

ちなみに10月のAOBA NU NOISEは10月25日の日曜日で、久々にmojaがライヴしにやってきます!!そしてその前日24日土曜日には郡山でAOBA NU NOISE番外編、もしかしたら私は更にその前日23日の金曜日にbar famでCSGBの予感!今月もやっぱりみっちりと駆け抜けます!詳細出たら告知もここに書きますので!

さて、先日のSomewhere In My Heart、お越しの皆様ありがとうございました!マイクが使えなくなる、というアクシデントがありましたが人生万事塞翁が馬、そのおかげでより自由なライヴ(とくにJuan Wauters)ができたのではないでしょうか。最終的にむちゃくちゃ感動的なライヴイヴェントになっていて、涙あり笑いあり、みたいな一夜でした。シャムキャッツのお2人、Juan Wauters、そして遠藤勇光 with ブルーバード、お疲れさまでした&ありがとうございました!そして忘れてはいけないSumrieさんのDJは毎回本当に楽しくて、聴くとレコード欲しくなる、そういう危険な感じなんですが今回も幅広く楽しかったなあ・・・。私は30分一本勝負、みたいな感じでうわーって感じでやりました。またよろしくお願いいたします!

さて、またしても耳の不調により薬を飲む日々である。今年の頭に低音障害型感音性難聴、とかいうものになったのだが、もともと耳は弱くて、季節の変わり目はとくに不調になりがちなのである。私の場合、声出す仕事なので自分の声がうるさかったり、相手の声が聞こえづらかったり、というのは大層ストレスなのである。だからちょっと我慢の限界を感じてまたもやお馴染みの耳鼻科に行ったのだった。

そんでまたしてもCabaret Voltaireの「Nag Nag Nag」の冒頭の音のヴァージョン違いみたいなのを何パターンも聞かされたり、というような聴力検査を行い、結果これまた左耳の低音の聞こえが悪く、で薬漬けの日々である。あ、今年の頭ほどひどい感じではないのでどうぞご安心を。

ということで粉薬と錠剤を飲んでいるわけで、ふと粉薬の効用みたいなものが目に入ったら、「脳の血の流れをよくする」みたいなことが書いてあって軽く衝撃を受けた。たしかにこの耳の不調は何らかの詰まりが原因ではあろうが、そうかこれを飲むと脳内の血が、って、え、こけて頭ぶつけたりしたら脳内出血しやすくなるんじゃね、とか一瞬ビビったがまあそんなんじゃないだろう、と信じたい。というか脳内の血の巡りがよくなるならば、どっちかっつーと停滞気味な私の頭も活性化されて冴えてすげえことなるんじゃね、ノーベル賞獲れんじゃね、それは無理でも頭の回転速くなるんじゃね、と盛り上がったので40歳最後の日々も私は元気です。

基本阿呆は阿呆なので薬では治しようがないのか。Moscow Clubの「Outfit Of The Day」を聴く。ミツメの方もメンバーにいらっしゃったりする所謂インディバンドのセカンドアルバムである。前作もLPで買ってそれはそれは愛聴したのだが、この新作は、何だろう、ものすごく身体によく馴染む音楽、とでも言えばよいのだろうか、私にとってはそういう音楽である。Wallflowerのメンバーやら元Hotel Mexicoのメンバー、Miila And The GeeksやらAlpaca Sportsやらのメンバーも参加して華を添えているが、何よりも曲がどれも粒ぞろい、さらに言っちゃうとロマンティックで素晴らしい。所謂ネオアコ的音作りメインだけれども、チープ目のエレポップ路線も今作で健在で、そしてそれが実に違和感なく今回アルバムに収まっていて聴きやすい。そして何より今作はPrefab Sprout感、というかGangway感が半端なく(歌詞にPaddy McAloonなんて出てきたりもするし)、もうここまでやってくれたらあっぱれ、と言いたくなる具合に細部まで凝っている。いや、何も言われずに聴かされたら、あ、Prefab Sproutの曲だね、と言ってしまいそうな曲が数曲、ある。さらにMaximum Joy感、というか「White And Green Place」感溢れる曲もあって、それがまた嫌味に聞こえない、むしろ素直に格好良い、とか言いたくなるのはこのアルバムの統一感がお見事だから、だろうか。とにかく、出た瞬間から名作と断言できる1枚。