Best

来週、というかもう11月の話ですが

「Radical 3000」@bar fam 2015年11月3日(火・祝日)17:00〜 1500yen(1D)
Guest DJ: Fumi Sato
DJs: B. Toriyama, ryohko, tdsgk

夕方5時からなので早めに来て早めに満喫して、しっかり夜寝ましょうよ(切実)!そう、その健康的な宴の主役、それはニューウェーヴ、という・・・。ネタも増えたので早く放出したいです!

でその週末は

「La Feat Vol.4」@bar fam 2015年11月7日(土)21:00〜 1500yen(1D)
Guest DJ: Hiroshi The Niteflyte(超黄)、tdsgk(AOBA NU NOISE)
DJs: Kainuma(CSGB), Furuya(Tycoon Company), Megumi Tsujimoto, Junichi(超黄、Freewill, Breezin')

それぞれの解釈によるそれぞれの渋谷系をぜひお楽しみくださいませ!しかしニューウェーヴといい、渋谷系といい、珍しくジャンルで別れたイヴェントに続けて出ますが、どちらもお楽しみに!

ちなみに11月のAOBA NU NOISEは11月13日の金曜日みたいです!若干イレギュラー開催ですがよろしくお願いいたします。

昨晩のThe Flipper's Guitar Night、お越しの皆さまありがとうございました!なんか好きなものが同じ人が集まる、ってことはこういう空気になるのか、と凄くあったかくなりましたし楽しかったです。何より良かったのはフリッパーズのみならずその周辺をDJでかけても、同様に盛り上がるというところでして、それはたぶん彼らが好きな音楽に忠実に倣ってやっていたが故、「フリッパーズしか聴かない」とかそういう空気ではなくその周辺も必然的に聴いていく羽目になる、ということの証明なのかな、と思いました。

さて仕事に来れば一日中スケジュールがびっちり、休みの日も意外に時間によって動き、そしてご存知のように夜も平日週末問わずたまにタイトなスケジュール、となってくるとさて、野原に座って流れる雲でも見ながらぼんやりしたいのう、とかそろそろ温泉とか行ってぼんやりしたいのう、とかいうぼんやり欲が出てくるものである。

ぼんやり欲、というか何の予定もないまま数日過ごしたいのう、という欲である。でも同時に私は知っている、あくまでそれは「欲」でしかないことを。自分の性格からするとどんなに「何もしないで過ごすぜ」とか行っても数時間で飽きてしまって結局のところ自分で予定塗れにしてしまうということを。

実に難儀ではあるが、これまでの経験で、結局「何もしない」ということはすごく難しい、ということがわかっている。逆に私の場合もしかしたら予定によって生かされているのかも知れない、と感じることがあるのだった。「この日にはAがあるからそれまで生きていなさい」「で、その次はこの日にBがあるからそれまで生きていなさい」ということの積み重ねのような・・・。

でもそれがどんどん減っていって、上の「Aがある日」「Bがある日」が段々「今年の誕生日」「来年の誕生日」といったものまでそぎ落とされていったりすると、その予定を実行できなくなったりする時が来るのかな。それは何年後の話になるのだろうか。とりあえず私は今思い出すだけでも来年の誕生日よりも前の予定としては、来年の3月20日に予定が入ったのでそこまではそれによって生かされるのだろう。

少なくとも来週は毎日「この日にはこれやんなきゃ」という予定ががっつり入っているので、「生かされポイント」が小まめに設定されている状態である。Petite Noirの「La Vie Est Belle / Life Is Beautiful」を聴く。南アフリカ生まれの24歳、Yannick Ilungaさんのソロプロジェクトのデビューアルバムである。まずこの特大インパクトなジャケだけで買いだが、中身もそれに劣らず最高である。確かにビートの組み方とかはアフロっぽかったりするノリが強いのだが、ちょっと良い意味で厄介なのはそれが非常にソフィスティケイトされたもので、且つヒップホップやらロックやらの匂いも感じられ、何よりも全然あっつくないのである、良い意味で。エレクトロニクスと骨太なビートを掛け合わせてはいるけれども非常にひんやりとした、滑らかな感じの音楽になっている。シンセ具合とかも含めて若干のニューロマ的雰囲気もあって、それはYannickさんの、Antonyを若干低めにしたような、もしくは80年代のDavid Bowieを彷彿させるような艶やかな美声(要は激烈に私好みの声)と、哀感も称えた美メロと相まってなんだか凄い世界が出来上がっているのであった。何か、Bryan FerryとかDepeche Modeのアフロ版、とかいうめちゃくちゃな感想を抱いたりしたのだけれども、まだまだこんな面白いポップミュージックが存在しているんだなあ、と感動できる1枚である。聴き狂い中。