Maps On The Floor

もうすぐ、の日曜日!

AOBA NU NOISE @Shaft Sendai 2015年12月27日(日) Open: 20:00 Adv. 1500yen, Door. 2000yen(共に1D別途)
Guest Act: ingri and the mommies
Live Act: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, RYOTA(NATURAL 4/SYNESTHESIA/MY HOUSE+), SIF, SISINONBU (ZUNDOKO DISCO)

年内最後のANN、私たちEVOLはその日仕事なので21時過ぎ以降の出番になるかとは思いますが、まだ何だか慣れない新SHAFTで今年最後の大暴発を遂げたいと思っております。よろしくお願いいたします!

あと12月30日にfamでなんつーか年忘れインディ?フェス?忘年会?的なイヴェントがあります。今年のfamでのロック系のイヴェントの方々が大集合してわあわあやると思いますので是非よろしくお願いいたします。

そう言えばクリスマスイヴなのであった。サンタクロースの存在を結構ガチで小学校の3年生くらいまでは信じていた私は楽しみで仕方がなかったものである、クリスマス。誰かの誕生日なんだって、と言う話はそういうカトリック系の幼稚園に通っていたから聞いて知っていたけれども、あんまりリアルではなく、何かミニカーとかもらえるから好きだったのだ。

歳を重ねるといつの間にか「自分へのクリスマスプレゼント」くらいしかもらえなくなってきてしまって、そういう側面でのクリスマスの楽しみはなくなっていったのであった。あまりわいわいやったり、ぎゃあぎゃあ集まったり、というのが若干不得手な私としては街に繰り出してはしゃぐ、というのも何だか違う感じの話であるし。だからハロウィンの昨今のあのノリを見ていると、まあ年齢も年齢だからなのかも知れないけれども、本当に理解ができないタイプの方々が集結している感じを受ける。そう、今年はそういう「私とは色々違う」人々の存在について考えさせられることが身近なところでも、この国の中でも多かった。

あとネット上での揚げ足取り合戦みたいなものを見せられる機会が増えて、何だか本当に居心地が悪いなあ、と感じることが多かった。SNSは本当に私の場合は、ありがたいものとしてある程度活用してきているけれども、結構そのせいで疲れを感じたりすることも今年は多々あったものである。友達と色々共有できるのはとても大きな悦び、ではあるのだけれども。

ちなみに自分へのクリスマスプレゼントはBruce Springsteenの「The River」の箱ザ・リバー~THE TIES THAT BIND: THE RIVER COLLECTION(BD Version)(完全生産限定盤)(2Blu-ray Disc付)とそれよりもタイミング的には前になってしまったのだがBryan Ferryの「Avonmore」箱AvonmoreSimple Mindsの「Once Upon A Time」箱ONCE UPON A TIME SUPER DELUXE 5 CD/1 DVD Boxset、であった。本当は誰かからもらいたかった気がするものだけれども・・・。サンタさん・・・。

Clay Renderingの「Snowthorn」を聴く。Wolf EyesのMike Connelley(Wolf Eyesの今年のアルバムも良かったなあ)とその奥さんのTaraさんによるデュオのファーストアルバムである。これまで私は2枚の12インチを聴いてきたのだけど(今もう1枚7インチが出ていることを知って大いに動揺しているが)、それらがまあ何と言うか初期の4ADにいたようなゴスい感じの音楽だったので勿論嫌いに何かなれなかったのでこのアルバムも期待して待っていたわけである。で、期待に違わぬアルバム、である。Hospital Productionsからのリリース、というのも実にあっついのだけれども今回のアルバムはインストとヴォーカル入りが半々くらいでインストの方は実に静謐、且つダークな美しさがあり、ヴォーカルものになると途端に何かこうノイジーなギターがドライヴする初期Cocteau Twinsみたいになったり、簡素なドラムマシーンが突っ走るけれども陰鬱な感じになったりして、なんとなくこのデュオはこういうことやりたかったんだな、とアルバム全体を通してわかる充実の1枚である。何か色々な海外のレヴューとか読んでると、メタルだノイズだドリームポップだ、と凄く悩んで色々頑張って形容しようという空気がわかるのだけれども、まあ要はJoy Division直径のニューウェーヴ的な感じなのである。だからこそさっきから私は何度もひっくり返しながらこのアルバム聴いているんだな・・・。ちなみに奥様が演奏しているアコーディオン、これが最高過ぎるからもっとフィーチャーしてもらいたい、というのが唯一の不満点である。