High Notes

4月22日(金)にはBar famにてDJの予定(日本のギターポップを、というオーダーが・・・)。詳細は後日!

Freewill @半造レストハウス気仙沼市唐桑町小長根264-2)2016年4月23日(土)18:00〜 1000yen(1curry&Foods)
DJs: Akiyama, Chimayu, tdsgk(以上from CSGB), Bear Sho, t/m/k, takk(以上from Mersey Paradise), 及川昭洋, 小田亜希子, 小村久美子, 木村勇気, 佐々鬼ジュンイチ

CSGB @Bar fam 2016年4月29日(土)20:00〜 1000yen(No Drink)
DJs: Akiyama, Chimayu, Shin Shin, tdsgk

窒息Vol.2 @仙台Studio B2北目 2016年4月30日(土)Live Start 18:00〜  1800yen
Cst
Live Act: TADZIO × DORAVIDEO, Unspoken Word, Contraire, Waikiki Champions
Bst
Live Act: Killer Tits, 濱田多聞, 遠藤勇光

Cst DJ: tdsgk

Radical 3000 @Bar fam 2016年5月5日(木)17:00〜 1500yen(1D)
Guest DJ: 佐々鬼ジュンイチ(超黄、La Feat)
DJ: tdsgk, B. Toriyama(Natural 4), Merznyaw(REDRUM)

以上よろしくお願いいたします。

さて、最近私はレコードとかCDとかをどこで買っているのか、というと店頭ではほとんど買っていないに等しく(中古盤は除く)、大体タワーレコードのオンラインでポイント10倍の時にまとめて注文しているのだった。

いや、本当はそんな不本意なことはしたくないのである。店頭でわくわくしながら買いたい、のである。やはりお店で並んでいるところから探して買いたい、のである。だが、実際店頭に私のお目当てのものがないことが多々多々多々多々多々多々多々多々あるので、苦肉の策としてポイントも貯まるし、ということでポイント10倍の期間中にまとめて注文して、でセヴンイレヴン店頭受け取り、という形にしているのである。これなら現金でもカードでもその時に決めて支払えるし送料もかからないしね、ということで非常に重宝している。しているのだが・・・

たまーに違う時期に注文した商品でも集中して五月雨式に商品が到着するので、毎日セヴンイレヴンに寄らなきゃ行かなかったりする。また、場合によっては一気に4つから5つくらい商品来たりするから、レジを打つ店員さんが「研修中」とかのバッジをつけたおばさんとかだと、かなりの長時間レジに滞在することになるのを覚悟した方が良い、とかそういう事態になる。でもまあ、欲しいものがきちんと入手できるし、ポイントも貯まるし、なかなか良いね、と言う感じなのだが・・・

何かあまり楽しくないのである。まとめて注文してしまうと、果たして今日セヴンイレヴンに取りに行く商品はこないだ注文した奴のどれだったっけ?とかそういう感じになってしまって、たとえ通販で買ったにしても確かにある「早く届かないかな」というわくわくがあまり、ない。まあ、そういうわくわくを送料無料とかポイント10倍、とかの現実的にお得な付加価値と引き換えにしているのだ、という風に自分を納得させて楽しく届いたレコードやらCDやらを聴くのだが、うーん、ちょっと何か色々考えなおす時期に来ているのかな、と言う風にも感じるのであった。なかなか難しい局面、でもある。

だからと言って店頭で、となるとなかったりすることが上記のように本当に頻繁にあったりするから、それもそれでストレスフルだったりするし、更にはレコードストアデイ、とかもうすぐあるのだが、あれも楽しいねえ、というよりも何だか戦いみたいな、それでいて本当にお目当てのものがなかったり、という事態連発過ぎて、うーん、何か文句ばっか言っている野郎になるのは不本意なのだけれども、なかなか私が住まうような地方都市に於いて店頭で昔みたいに、というのは本当にもう夢のまた夢のようなことなんだろうなあ、と厳然たる事実を突き付けられている昨今である。

まあ、この世の中だからしょうがないんだろうね、とはわかっているのである。わかってはいるのだけれども生きる死ぬに関係ないことだからこそ、できれば楽しいままに続けて行きたいものなのだが。とか書きながらメールをチェックしてみるとセヴンイレヴンに到着予定の商品が4つくらい既に届いているみたいだし、また多分明日あたりも到着予定日を知らせるメールが届くであろうわけで、うーん、ちょっと本当に作戦変更だな・・・。

La Seraの「Music For Listening To Music To」

Music for Listening to Music T
La Sera
Polyvinyl Records (2016-03-04)
売り上げランキング: 64,419
を聴く。元Vivien GirlsのKaty嬢のソロユニット、だったのがご夫婦ユニット、になって初のアルバムである。昨年The Raincoatsと一緒に出たイヴェントでライヴを観たのだが、3ピースでとても良かった。まあそれ以上にKaty嬢がとても大きく且つとても可愛かった、というのがまず最初に来たりするのだが・・・。さて、今作はプロデュースがなんとRyan Adams、ということで今までとは一味もふた味もやっぱり違う作品になっているのだった。若干のカントリー色が出てきた、とか何か今までよりも複雑なギターのアルペジオが目立ってThe Smiths的な印象が強い曲が増えた(いやこれが本当にあーThe Smithsっぽい、というかJohnny Marrっぽいギターだね、と誰もが思う感じ)、とか意外に旦那のヴォーカルが味わい深い、とかデュエットの曲など、ご夫婦なんだよな・・・、とちょっと嫉妬したりとか(←どうでも良いが)、という感じである。しかしこれまでも必ずアルバム毎にド名曲が入っていたことからもわかるとおり、相変わらずのメロディアスっぷりで胸掻き毟る感じは更に増している。またカントリー風、というかギターが細かく鳴っているお陰でジャングリーな、とかいう形容がより一層相応しい感じになっていて実に大充実の1枚、である。もしかしたら所謂「インディ」的な色合いが薄れたかも知れないけれども、逆にこれからまだまだやっていきますよ、的な逞しさに溢れた傑作、である。