Ghost

今度の土曜日です!

CSGB @Bar fam 2016年5月28日(土)20:00〜 1000yen(No Drink)
Guest DJ: Chinatsu(Loaded)
DJs: Akiyama, Shin Shin, tdsgk

今回はfamのお馴染みイヴェント「Loaded」より、千夏さんがゲストでやってきます!この日、結婚パーティとかLucky Old Sunライヴとか色々もりだくさんの日ですが、こちら、是非締めくくりにいらしてくださいませ!

で来月は10周年です。

AOBA NU NOISE 10th Anniversary @Shaft Sendai 2016年6月3日(金) 21:00〜 ADV. \2500 DOOR. \3000(1D別途)
Guest Act: The Suzan, Yolz In The Sky
Live Act: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, SIF, RYOTA, SEIKATSU

よろしくお願いいたします。やっぱり私たちEVOLは相変わらずDeluxx Folk Implosionからスタートいたしますのでよろしくお願いいたします!

さて私は80年代ロックポップスの12インチシングル、というものには実に目がない。

多分私が物心ついて仙台のタワーレコードでレコード買い始めた頃から、安価で買える12インチ、それこそThompson TwinsとかThe DamnedとかCommunardsとかThe Blow MonkeysとかNew OrderとかEurythmicsとか、をリアルタイムで買ってリミックスとかの洗礼を受けまくったからであろうが、いまだに中古盤とかでもここら辺の80年代辺りの所謂ダンスものではなく、普通のバンドの12インチを見つけると、別にそんなにさあ・・・、と心のどこかで思っていてもついつい買ってしまう、のである。

別にDJの時に使えるかな、とかそういう下心があってというわけでもなく、もっと反射的に、というか寧ろ性癖に近いような、そういう仄暗い快感と共に買ってしまうのである。そもそもそんなに中古市場で高いものでもないし(まあ中には高いものもあるが、大体買わない)。で、やたらビートが効いているリミックスが入っていたりしたらDJの時にでも、という嬉しい、あくまで付加価値的なものもあるし。

4年前にハワイに行ってワイキキのレコード屋さんに行った時も「80's Pop & Rock 12"」という仕切りのコーナーにある膨大なきったないレコードの数々をうひょーとか言いながら掘っていたものである。同じレコード屋さんに行ったことがあるHALFBY氏にその話をしたところ「俺そこは見いへんかったわ」とかさらっと言い放たれてしまったものであるが・・・。そして私も10枚くらい抜いたにも関わらずこれ飛行機で日本まで持って帰るのか、と思い至って戻してしまったりしたものであるが・・・。

そう、それくらいの軽いノリで接することのできる、それでもやっぱり見ると興奮する、それが、私の大好物である80年代のロックポップスの12インチなのである。ちなみに旅先で出会って嬉しいのもやはりこのテのレコードで、昨年札幌に行った時は80年代12インチビッグバン、みたいなものが起きて結構恍惚に至ったものである、Simple MindsとかThe BanglesとかBallam And The Angels、とかそういう奴で。

そんな私だから先日ハードオフでFine Young Cannibalsの「Johnny Come Home」の12インチとか見つけて買ってしまったのだ。そして家に帰っていやいやこれはイカしたリミックスだ、彼らのファーストアルバムからの12インチってなかなか微妙で手放したりしていたけどこれはイケるな!って喜んで棚にしまおうと思ったら、同じのがあったね、我が家に・・・。そうかやはりこれはイカしていたから手放してなかったんだな・・・。俺、さすがだわ・・・。

ということで、Fine Young Cannibalsの「Johnny Come Home」12インチ、アメリカ盤ですが欲しい同好の志がいらっしゃったらお知らせくださいませ・・・。手渡し希望です・・・。とほほ・・・。300円か200円で良いですよ・・・。

実は間違えて持ってるレコードを買ってしまう、って私にしては実に珍しいことなのだけれども(とは言え2,3回はあって、しかも同じ日に同じFats Cometのレコードを別々の場所で買う、という本当に末期的なことやったりもしているのだが)、久々にやってしまいましたな・・・。

反省しながらSeptember Girlsの「Age Of Indignation」

Age Of Indignation
Age Of Indignation
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September Girls
Fortu (2016-04-29)
売り上げランキング: 430,782
を聴く。アイルランドの女性5人組によるセカンドアルバムである。ファーストに関して私はこう書いているのだが、今作は凄く良く出来た痒い処に手が届いて且つ更にマッサージもしてもらっているような、そういう作品である。ファーストアルバムの後にリリースされた12インチ(やっぱり2010年代でもロックポップスの12インチ好き、という)が実になんというかアルバムとはノリの違う重い暗い感じで、はて、と思ったら今作はその重い暗い、という路線を突き詰めた感じになっていて、それが良い。前作の半端な感じは全くもって払拭されてダークなメロディにサイケデリックな感じのギターが絡んでフィードバックが炸裂して、マイナーで突っ走るサビがコーラスで補強され、という充実の1作である。歌詞もタイトル通り、政治的な問題に怒りを表明する瞬間があったりしていて、実に逞しい感じになっている。そうか、こういうことをやりたかったのだね、と納得する快作。Savagesにも通じる魅力があるように思うな。全体的に重いけれどもそれでもどこか軽やかなしなやかさ、そこがまた魅力のアルバム、である。