Waters Of You

年内最後ですが

多分12月30日(金)にbar famでちょっとやると思います。

なんでも日本人縛りで色んな方がDJをするらしく、多分私もちょろっと日本人演奏曲を・・・、とは言え今我が部屋でふと目に入った日本人のCDは西野カナ

あなたの好きなところ
西野カナ
SME (2016-04-27)
売り上げランキング: 35,567
と弓神楽
弓神楽(ゆみかぐら)Yumi kagura [vinyl LP version] [Analog]
田中重雄
エム・レコード (2016-07-23)
売り上げランキング: 74,982
RIOの3枚なので先が思いやられるな・・・。

で、年明けた瞬間に最終回!

Radical3000 LAST DANCE with Tetsuya Kikuchi@Bar fam 2017年1月8日(日)20:00〜 \1500(1D)
Guest DJ: 菊池達也(80's Romance, ex-P-Model)
DJ: tdsgk, B.Toriyama, YAMADA, merznyaw

今回は元P-Modelのベーシストの菊池さんをお招きしてのスペシャル版、で最終回、です。思えば今は亡きClub ADDのアイタくんから電話を受けてその後トリヤマ氏とミーティングをして始まったこのイヴェントも気付くと変遷を重ねて最終回、ですか・・・。是非遊びにいらしてくださいませ。

そして2017年第一弾のこちらは

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2017年2月3日(金)20:00〜 ADV.\2500(no drink) DOOR.\3000 (no drink)
Guest Live: Group A, Selofan(Greece)
Live: Waikiki Champions, Yolz In The Sky, Masaki Saito
DJ: EVOL, Rambo, Ryota, SIF, Eito, Seikatsu, Tsurutechre
Shop: 神

まさにAOBAならではのごっついメンツでお送りいたします。というか最近、AOBAってちょっと客観的に見るととんでもないメンツでやってるなあゲストさん含め、と今更思った次第です。11年目です。よろしくお願いいたします。2017年は5年ぶりの東京AOBA NU NOISEの開催も・・・!?

さて先日のcsgbご来場の皆さまありがとうございました!私は忘年会帰りでしたが、最近飲酒するとお腹痛くなって駄目ですね・・・。来年も健康な胃腸を手に入れて頑張りたいところです・・・。音楽的には凄く楽しい一夜だったのでまだまだcsgbやっていきます、よろしくお願いいたします!

さてクリスマスですね。

あ、それだけですが。しかしクリスマスということはもう今年も終わり、ということである。今年も終わり、ということは音楽の話で言えば色々ウェブでも本でも今年のベストアルバム、とかそういう企画が目白押しなわけだが、そろそろああいうの、何の意味があるんだろうな、という気になってくる。別にその雑誌とかウェブで選ばれたからどうこう、とかまだあるんだろうか・・・?

別に色々あるのかも知れないのだろうけれども、私としては知らないアルバムとかが選ばれていたら「へーこういうのがあったのか、知らなかったなあ」となって聴いてみようとなる、という点でありがたいのだけれどもそれ以外には全くないなあ、と年々思うようになってきてしまった。いや、もしかしたら最初っからそれだけなのかも知れないけれども、昔は何か受け止め方も違ったよなあ、と思ったりもする。あの雑誌でベストに選ばれていたから、とか言って年末にそのアルバム売れたりとかしてたような気もするし。

というのも何か最近ツイッター上で音楽ライターの方々が様々な雑誌の年間ベストの選ばれ方とかに関して色々言っているのを見て、もう良いんじゃないかな、とか思ったりしたからなのだが。また、別のライターの方がウェブでの年間ベストに関して自信ありげな感じだったりとかしてて、その、年間ベストに関して自信ありげな感じ、って果たして何なんだ、とか思ったりしたからなのだが。

まあ多分私がもういい加減色々なものから離れてきてしまっていて、もうそういう年間ベストとか見てもへーとかふーんとかしか思えなくなってきてるから、だけなのだろうけれども。だからそうなってくると私にとって意味がある年間ベスト、って結局自分の年間ベスト、だけなんじゃないのかな、とかいうもうよくわからない結論になってきてしまってもうわけがわからないのだが。

ということで私目線から言えば最重要な年間ベスト、はいずれここに備忘録的に記したい、と思うのだがでも果たしてこれ、私以外の人には意味があるのかしら、というのは当然付きまとう疑問なわけである。まあ、私的には最高なのだから問題ない、ですな私のブログですし。そして多分どんな雑誌の年間ベストとかよりも絶対面白いわけだし!

・・・と私が思うから私の年間ベストなわけだな、という物凄いメビウスの輪のような話になってきて最早本当に訳がわからないのだけれども、今日はInc. No World「As Light As Light」

As Light As Light [12 inch Analog]
Inc. No World
No World Recordings (2016-12-09)
売り上げランキング: 27,631
を聴く。前作
ノー・ワールド
ノー・ワールド
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インク.
ホステス (2013-03-06)
売り上げランキング: 89,614
4ADからリリースだった名うてのセッションミュージシャン兄弟のセカンドアルバム、である。Inc.だったのにいつの間にか前作のタイトルがそのままバンド名にくっついていた。なんだろ、検索しづらかったのかな・・・。で今作は自主レーベルからなのだが、相変わらずのR&B風味の良い意味で薄味の音楽である。でも前作よりもヴォーカルがはっきりと前面に出ているし、且つThe Durutti Columnに乗っかって歌っているような曲とか80年代初頭のUKミュージシャンによるボッサ・ノーヴァ解釈のような曲とか、以前よりも曲調がヴァラエティ豊かになっているように思える。しかし、相変わらずのかっちりと抑制の効いた禁欲的な演奏は何も破綻がないし、曲も別に変な意味ではないのだが不思議とフックとなるような部分の印象がなくて、なのにそれがまた聴いている最中の快楽指数の上昇に与しているという、何だか本当に不気味なアルバムである。だから最初は物凄くよくわからないうちに終ってしまうのだけれども、何度も何度も聴いていると、これがもう不思議と抜け出せなくなる、何故かはわからないけれども聴いているうちにサブリミナル効果のように聴き手に求めさせる何か細工してるんじゃないか、と訝しくなったりするけれども、兎に角気持ちいいアルバムである、ということは断言できるのであった。なんかこう音の感触がね、ちょっと他ではありえないくらい艶やかなんだな・・・。