Back To You

私の留守中3月24日(金)にcsgbがあります。ちまゆ嬢復帰、ゲストにはLoadedのmasayukさん、ってすげえ楽しそうだな・・・。

あと4月4日(火)にAOBA TUESDAYもあるかと思います。

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2017年4月7日(金)20:00〜 ADV.\2500(no drink) DOOR.\3000 (no drink)
Guest Act: 呂布カルマ&鷹の目(Jet City People), Jans (Encount MC's/Ovelex), takabun (Crunch Club), gen (Crunch Club)
Live: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJ: EVOL, Rambo, SIF, Ryota, Seikatsu,
Shop: 神

Madchester 2 days SP @Bar fam 2017年4月7日(金)20:00〜 ADV.\1500(1 drink) DOOR.\2000 (1 drink)
Guest DJ: Shuntaro Okino
DJ: Bear Sho, T/M/K, TKHS, TAKK

Madchester 2 days SP @Bar fam 2017年4月8日(土)19:00〜 ADV.\2000(1 drink) DOOR.\2500 (1 drink)
Live: Shuntaro Okino
DJ: Shinshin, tdsgk, 5atoru

さて私は今カナダで、現地でお世話になっている仕事場の人の家にステイしているのである。いわばホームステイである。

年齢は私の3歳上でお子さんは娘が2人、奥さんは昨年離婚したらしく家にはいない。近所に住んでいていまだに仲良いらしいのだが。そしてカルガリーに彼女さんがいる、という感じである。

娘さんは1週間ごとにお父さんとお母さんの家を行ったり来たりしているらしく、先週はいなかったが今週はいる。だから先週は40代男性2人で暮らしていたことになる。

昨年仙台で会ったりしているのでまあ知らない人ではなかったのだが、物凄く重要なことがあって、彼、大変に音楽好きなのである。

着いたその日に好きなものは?とか聞かれ音楽だ、と答えてどんなやつ?と聞かれDavid Bowieとか、カナダで言えばArcade FireとかFeistとかもちろんLeonard CohenとかJoni Mitchellとかも、と一応当たり障りのないことを答えていたのだが、彼が自分のマックのiTunesを開いて、これは?これは?これは?え、Basia Bulat知ってるの!?みたいになってあれこれかけ始めて2人でマックの前に座って多分1時間半くらいわいわいやっていたのである。ちょっと考えてみてほしい。着いたその日である。だから私はかなりヘロヘロであったが、御構い無しにあちらがうおお、と盛り上がってしまったようで、ネヴァーストップなのであった。

Topsに関しては、「仙台でのライヴを友達とオーガナイズしたんだよ」「マジか!」とか「Yo La Tengoは98年に東京で観たよ」「マジか!」とかいう感じで夜が更けていったのであった。「このAl Greenやばいよね!」とか。

以来朝のラジオで色々流れればそれに関してトーク、彼の車で色々iTunesと連動してかかればいちいちそれに関してトーク、ということでめちゃくちゃわいわいやっている。一番面白かったのはそのランダム再生の車内でDeee-Liteの「Groove Is In The Heart」が流れた時に2人とも全く同じように「うおおお」って叫んだことか・・・。音楽に国境はない、ってこういうことなんですかね・・・。

つまり、頑張って英語で会話しているのだが、たどたどしい英語でも音楽の話では、ずがーっと通じ合える、っていうのを実感して、嗚呼俺音楽好きで良かったなあ助けられてるなあ、とか珍しく思ったりした次第である。今日はですね、「Jamie Lidellって知ってる?」「Mayer Hawthorneって知ってる?」「今朝はラジオでEcho & The BunnymenThe Doorsのカヴァー流れてたよ」とかそういう話題であった、って結局日本にいる時とトークのネタに関してあまり変わらないことをやってるわけである。他にも色々トークしたネタがありすぎてここに書けないくらいなので逐一報告していくかも知れない。

ちなみに彼はウィニペグというところの出身なわけで、まあ当然Neil Young好きなのだが、他にあのウィンドウズユーザーにはおなじみのマインスイーパの開発者が高校の先輩、ということを聞いておののいた次第である。

まだPsychic Illsに関しては彼にお話ししてなかったけど気にいるかな。この「Inner Journey Out」

Inner Journey Out
Inner Journey Out
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Psychic Ills
Sacred Bones (2016-06-03)
売り上げランキング: 541,537
は5枚目のアルバムになるらしいが恥ずかしながら初めて聴いた。Sacred Bonesからも3枚目のアルバムになるのか・・・、ってメンバーはCompound Eye
Journey Into Anywhere [12 inch Analog]
Compound Eye
Editions Mego (2013-11-12)
売り上げランキング: 494,738
をあのCoilの元メンバー、というかStrawberry SwitchbladeのRoseの元旦那、Drew MaDowallとやってんのか!って本当に今更知りました、すみません・・・。まあ私はSacred BonesからのリリースでHope Sandovalが参加してるから、という不純な動機で聴き始めたのだがこれは一発でお気に入りになった次第である。なんか経歴とか読んだり、上記をはじめとするコラボの相手を見てみるとなんかめんどくさいのかなー、とか思っていたのだが一言で言えばSpiritualized、である。まずヴォーカルのTresの声が似ている、歌い方が似ている、曲調も実にオーソドックスなブルーズ的進行で似ている、ということから導いてしまった表現なのだが、Spiritualizedがあそこまでどんどんでっかくなっていなかったらこういう音だったかも、と妄想しても誰も責められないと思う。つまり私が好きなタイプのロックンロールその2とか3、と分類できるのであった。ここ最近カナダの広大な農地をハイウェイから眺める、とかしているのだがその光景にマッチするようななんだか砂っぽい、そして陽射しでトリップしそうになる、そういう感じのサイケデリック音楽である。この甘さはクセになるんだなー。昨年の名盤の1つである。