Darling

今月末です!

csgb@Bar fam 2017年4月29日(土)21:00〜 \1500(1D)
Guest Dj: Carl
DJ: shinshin, akiyama, tdsgk

あのBikini Loungeでお馴染みカールくんがゲストです!ということでカールファンの皆さまお待ちしておりますよー。

さて、4月4日のAOBA NU NOISE Tuesday、そして本編7日のAOBA NU NOISEお越しの皆さまありがとうございました!4日のHUBでの前哨戦イヴェントでは私は80年代縛りでやったら全く知らない仕事帰りの会社員と思しき方が「Howard Jones?懐かしいねー!」とノリノリだったので感動しました。そして本編、いやいや、呂布カルマさんのライヴは言葉が刺さるのは勿論、彼の美声にやられました。更には鷹の目さんのトラックには、なんかこう90年代半ばくらいのMo' Wax的なノリを感じて、これは最高だな、と・・・。

そして急きょ沖野俊太郎さんがケガのため来れなくなったマッドチェスターイヴェントですが、8日の日の40代ナイトは実に渋いDJイヴェントとなって、かなりの盛り上がりで楽しかったです!私はマンチェといえば、とか言ってMagazineからスタートしたり、とひどかったですが大変に私の血肉となった音楽たちがかかるイヴェントだったのでエンジョイしました。

ということで帰国して1週間でDJ3回やったり、仕事も異常に通常業務の激ヴァージョンで、嗚呼あの3週間は良かった、と珍しく私にしては過去を懐かしむモードになっていても誰も責められないであろう、というものである。

しかし世の中宅配便が大変なことになっている、というニュースで持ち切りである。それに関して政府が阿呆なキャンペーンやっててマジでこのキャンペーン企画した人間は脳みそがないんじゃないか、というかこの国馬鹿なんじゃないか、とか思ったりする昨今であるが、実際何だかちょっと過剰だよな、という違和感みたいなものはこの拙ブログで表明し続けてきたとおりである。

でも、そりゃあ人間便利な方向に動くのは当然のことなので、今のこの流れはよほどのことがない限り変わらないだろうなあ、と思う。必要なものがすぐに目の前の端末で買えて、それが場合によっては即日届く、というのはまあ私のような人間にはとくに必要のないことではあるが、必要な人には必要なサーヴィスであることには間違いないわけであるからして。今更例えばそういうネット通販のない世界に戻れ、と言われてもそれは携帯電話とかパソコンがない世界に戻れ、と言われるようなものであるからどだい無理な話である。

とは言え私は大体の通販のものは営業所止めかセヴンイレヴン引き取りか職場に送ってもらうようにしているし、自宅に直で届くようになっているのはどうしようもない海外からの通販のもののみに止めているから結構宅配便の負担軽減には役立っているのではないか、と自負している。あのー、私、あんまり「俺こんなことやってまっせ、凄いでしょ!」ということが全くないと言っても過言ではない人間なのでこういうところでドヤ顔して良いでしょうか・・・。

でもこれはたまたま私が住んでいるところが片田舎なので宅配便の営業所が近い、とか車がある、とかそういう方面では職場がユルい、とかそういう好条件が重なっているからなのであって、そういうことがなければなかなか難しいことはよく承知している。まあそれは置いておいて、皆さん、まあちょっと余裕をもって、色々確認してネット通販とか使えば良いのではないか、というすんげーつまらない結論に達するものであるが、おそらく拙ブログをお読みの方はそんなこと言われなくても、という方々ばかりだろう、と思う。今回の問題は何かこう猛烈にクレームつけたり、変に急いでしかも高圧的に、とかそういう客がいるから駄目、というのも一つのデカい問題としてあるんじゃないか、ということに思い当ったりするのだが、そういう連中ってリアル店舗でも実に困った客になってるんだろうな・・・。

と話があっちゃこっちゃ行ってしまっているが、この便利さが無理なく続けられるようにするためにはちょっと立ち止まって、ちょっと色々な負担を冷静に考える時が来ているのは確かだろうから、私たちも落ち着いて色々見直すべきなのだろう。とは言え、国の言っているように客がだらしないから宅配便に負担かけている、とか言うのは本当に何にもわかっちゃいない奴の意見だから早いとこ日本死ね、ってなもんであるよなあ・・・。

要は最近忙しくて私も機嫌が悪い、ということである。ほっとくとReal Estateの「In Mind」

In Mind
In Mind
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Real Estate
Domino (2017-03-17)
売り上げランキング: 19,967
ばっかり聴いている。前作から5人編成になっていたけれども、その中でメンバーチェンジがあって、という新作である。今作も相変わらず緻密なツインギターの絡みがメインとなって、ソフトなヴォーカルで良く練られたメロディの楽曲を、という路線には変わりないのだけれども何だか凄く全体的に洗練されていて、なんだか「スタジオ録音ならでは」みたいな空気が満ちていてうおおどうしたんだ、と焦ったらそうかプロデュースがCole M.G.N.なのか、と納得した次第である。彼の手掛けた作品も結構好きな作品多いし、彼自身のユニットのThe Samps
The Samps [12 inch Analog]
The Samps [12 inch Analog]
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Samps
Mexican Summer (2010-05-13)
も良かったなあ、とか思ったしPrefab Sprout切り刻んでコラージュした曲とかあったよなあ、とか思い出された次第である。そう、今作は音的には大分違うかも知れないけれどもPrefab SproutをThomas Dolbyが手掛けた時に起きたようなマジックが起きている作品なのかも知れない。細かいヴォーカルや全体の音処理だったり、打ちこみのさり気ない挟み込み方だったり、気付くと鍵盤が全体のイニシアティヴを取っていたり、とバンドサウンドにちょっと一ひねりが効いた意外に大胆な冒険作なのではないか、と思うけれどもあまりにもさり気なくそれらが行われているから「何も変わらず最高!」とか「何も変わってねえな」とか世の中には思われているのではないか。でもそれも何か逆に微笑ましくて良い、というかReal Estateというバンドの変わらぬ核がさりげないようでいて強烈だから、結局全体の印象が変わらないのではないか、とかいうことの再確認が色々な角度でできる、現時点で今年一番のアルバム。