Crazy Blue

今度の金曜日!

Loaded @ bar fam 2017年7月7日(金)21:00〜 1500円(1D)
Guest DJ: tdsgk
DJ: tomoya, masayuk, o-ba, masaaki

その2日後日曜日!

『ペニーランド』@ space Zero 2017年7月9日(日)open 11:30 start 12:00 close 21:00
出演:王舟, CAR10, ki ka, Gellers, SUUEAT., どついたるねん, どろうみ, プリマドンナ, port, Waikiki Champions
DJ:carl, D.O.I, tdsgk, seikatsu
出店:some where in my heart, 駄菓子屋よしぎの
料金:一般 前売3,500円 当日4,000円 大学生・専門学生 前売2,500円 当日3,000円 高校生以下 前売500円
仙台店舗限定チケット 前売3,000円

私この日事態が上手いこと運びまして、イヴェントずっとおります、やったー!TシャツとCDとレコード(あんまり期待しないでください)売ります。

8月最初!

次回AOBA NU NOISEは8月4日(金)、ゲストは食品まつりさん、です!

8月お盆明けて!

東京は下北沢Threeで行われるAOBA NU NOISE in Tokyoは8月19日(土)、ゲスト第一弾は呂布カルマさんに2 UpにSumireさんです!

この東京アオバも物凄い話で事態が急転直下、翌日が東京出張になったので最後までおります。よろしくです!というか翌日も東京におります、仕事ですが・・・。

さて、先日のBloom、お誘いくださったケイさん、ご来場の皆さま、ありがとうございました!私は久々の50分連続、という持ち時間で目いっぱい楽しくできました。ハイライトはPrimal Screamの「Ivy Ivy Ivy」からThe Georgia Satellitesの「Shiela」というつなぎでしょうか・・・。あと、The Only Onesの「Another Girl, Another Planet」12インチが異常に盤が駄目になって針滑りまくったので、カビ取り&クリーニングを施して復活させました。

そう言えば最近、そう言えば何かブログに書きたかったことあったよなあ・・・、とずーっと思い悩んでいて、今日ふと思い出したのであった。それは、「私は7インチが大好きだ」ということであった。確かそれはカナダに旅立つよりもずーっと前に書こう、と思っていてすっかり書いてなかったことだった。

多分その頃、2月頃かな、レコフェアで、あんま良いのねーなー、とか思いながら日頃あんまり見ない7インチコーナー見たら良い感じで80年代のイカした7インチが仰山あったのでたんまり買った、と言う経験があったから何か7インチ熱が高まった頃だと思う。私の世代だと、レイディオでヒットポップスを聴いてシングル単位でわくわくしていたものだから、何だかその時代の7インチとピッカピカの音楽が収まった小さいレコードに久々に萌えまくった時期だったのだと思う。何かこう、決め打ち、の楽曲があの小さなレコード盤に詰まっている感じは愛おしく、何か7インチメインでこれからは色々探していきたいし、コレクトしたいものである、とかいう感じでまとめようと思っていた時期だったに違いない。

しかし時は流れあれから5カ月。今でもディスクユニオンの7インチ箱が6箱我が部屋には積み重なってはいるものの、さほど「うおー7インチ」という買い方は全くしていない。こないだもレコフェアに行ったが7インチほとんど見なくて12インチサイズのレコードしか買わなかったし、最近買った7インチはMolly NilssonとWallflowerを通販で買ったくらいだったりする。うーむ、あの2月頃に「私は7インチが大好きで愛おしい」とかこの拙ブログに記していれば、今違ったアティテュードだったのかなあ、とか思うと言霊というものの存在を信じたくもなるし、このブログというものに関しても、そんな大それた話では全然ないけれども、期を逸してはいかんのかもなあ、と深く反省しているのであった。

まあ、勿論7インチ大好きなんですけれども、ね。30年以上前にはタワレコアメリカ盤7インチが450円とかだったので結構嬉しくて何枚も買っていたこともあるし。しかしこう、何か情熱、というか盛り上がり、というものがあるではないですか。それがちょっと今ではあの時期ほどではない、ということでこの「私は7インチが大好きだ」、というテーマも不思議とちょっと違和感のあるものになってしまって実に残念である。

というなんだか謎の内容の今回であるが、A.R. Kaneの「Sixty-Nine」

Sixty Nine
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Ar Kane
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を聴く。「黒いThe Jesus And Mary Chain」とデビュー時は呼ばれていた彼らの88年にRough Tradeからリリースされたファーストアルバムである。彼らと言えばあのメガヒット、そして私の人生を変えた1曲でもあるM/A/R/R/Sの「Pump Up The Volume」に絡んでいることでも有名であるが、そのヒットのせいで色々当時所属していた4ADともめてRough Tradeに移籍、というのは当時の記事で読んだ記憶がある。しかしてこのアルバムは、こいつら一体何者なんだ、と言う謎の音楽過ぎてぶっ飛んだ記憶がある。確か89年、昭和が終わった日に異常に静まり返った仙台の街中に出かけてタワレコのクリアランスでこのアルバムを手に取って聴いたのだが、全くわけわからなくて理解に凄く苦しんだ記憶がある。でも実際のところこれは彼らにしても色々実験して「これを超えたら音楽じゃなくなる」とかそういうところまで突き詰めた実験の成果だったそうで、そりゃあ中2の、そしてあんまりこんなに世の中に情報が溢れていなかった時代の、私が悩んだのも当然であろう。謎だったなあ・・・。ということで一応ポップス〜ロック、の体裁は取っているもののなんか何が何やらぐにょぐにょしていてつかみどころのない音楽である。でも不思議なことに各曲に耳を惹きつける展開、まあキャッチーな個所、と言えなくもない個所があって、それが彼らの非凡なところだと思うのだけれどもその勢いで引っ張られてアルバム1枚聴けてしまうのであった。だからまあある意味ポップ、という側面がうっすらと、かなり控えめだけれどもこのアルバムにはあるのでそれがずっぱまるかどうか、ということの問題なのであろう。そう、それは当時私がなんだろこれは、と悩んでいたMy Bloody Valentineの「Isn't Anything」
Isn't Anything
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My Bloody Valentine
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にも近いものである。こうして見ると88年から89年にかけて、つまり中2の冬休みに私は物凄く謎な音楽達と格闘していて、そして結果的にそれから30年近く経っても愛聴してしまうような一生ものの音楽に立て続けに出会っていたのだな、と改めて痛感している。この後A.R. Kaneは更にエレクトロポップ色とノイジーなロック色を強めた「i」
I
I
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A R Kane
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をリリースして、それも大好きであった。いまだにDJで馬鹿みたいにかける「A Love From Outer Space」も入ってるし。それ以降は私にとっては遠い存在になってしまって解散、再結成、とかあんまりピンと来なくなってしまったのだけれどもどうしてもA.R. Kane、という名前を聴くとあの頃の私の音楽との、いわば決闘、斗い、みたいなものを思い出して冷静ではいられなくなってしまうものである。