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来週金曜日です!

csgb@Bar fam 2017年9月29日(金)21:00〜 \1500(1D)
DJ: shinshin, akiyama, tdsgk, mieukam

今回から隔月レギュラーでmieさんとukamさんの女子2人組が参加してくれます!新しい展開を見せるcsgb、皆さまお越しくださいませ!

そして2カ月に1度のお楽しみ!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2017年10月6日(金)20:00〜 ADV.\2500(1D別) DOOR.\3000 (1D別)
Guest Live Act: Alan Smithee's MAD Universe, Soloist Anti Pop Totalization(Soloist Apartment), MARMORT
Guest DJ: Ian Martin (Call And Response )
Live: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJ: EVOL, Rambo, SIF, Ryota, Seikatsu,Tsurutechre
Shop: Damo Kaffee Haus, 神

今回はごっついバンド多めです!インダストリアルな感じ、アヴァンな感じ、そこら辺のヒリヒリする音楽は思えばもともとANNお得意の音、ということでイヴェントも12年目ですが今回ちょっと原点回帰的な感じかな、と勝手に思ってます。是非皆さま遊びにいらしてください!

さて先週水曜日のZafari、ありがとうございました!私は非常に解放されまくった音楽ばっかりかけてしまいまして(TakisとかNurse With WoundとかWalter Francoとか)非常に楽しかったです。また呼んでくださいませ!

そして先週土曜日のLD50はめでたい席の延長、ということで4つ打ちを(とは言え少女時代とかTigaとか)頑張ってつないで、終ってから轟沈してしまいましたが大層ブチ上がりのフロア、というものを久々に体験できましたし、我が家のレコードまだまだダンスミュージックとしていけるな、という確認もできましたので非常に楽しかったです。ありがとうございます!

さてなんか夏がないままに秋になってしまったような最近だけれども、ミサイル撃ってるバカとか、差別ばっかしてるバカとか、バカばっかりでたまったもんじゃねえなこの世の中、と言う気持ちになったりする今日この頃である。

それはさておき、最近我が家のターンテーブルのアームのカートリッジ着脱部がちょっとぐらぐらして、カートリッジが傾いたりする、という日々である。まあ、レコードかける時になんとなく水平に保って慎重に針を落とす、ということをしてまあ普通に聴けるのだけれども、これはどうしたものか。

修理したいなあ、とは思うものの我が家のターンテーブルは21年前に買ったベスタックスのPDT-4000、という機種なのではたしてそれをどうしたら良いのか、という悩みどころである。大体ベスタックスってもうないし。そろそろ替え時なのかなあ、とかまあ21年も使ってるので思ったりもするのだけれども、たったこれだけのために買い替えるのも癪に障る話だな、というせめぎ合いがあるままにレコードが増えたりするのであった。なんか自分でも固定するだけならできそうなのだけれどもどうにも角度がうまくなくていじることができないし、そうなってくるとやはりプロの技か、というちょっと悶々とする日々なのであった。

じゃあ何か買い替えとなると、やはりダイレクトドライヴで良い感じのターンテーブル、じゃあテクニクスのSL1200とか、復活もしたし、とか思ったけどとんでもない高級品でのけ反った。いや、こういう世界はちょっと・・・。いくらレコードブームとやらでもこういうことじゃあないよなあ。ちょっと調査の日々が続きそうであるが、まずはこのターンテーブルを使い続ける、と言う方向で考えて行きたいものである。

ということで今日もカートリッジの水平を気にしながらHercules And Love Affairの「Omnion」

Omnion
Omnion
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Hercules & Love Affair
Bmg (2017-09-15)
売り上げランキング: 122,015
を聴く。ハウス〜ディスコユニットの4枚目のアルバムである。ハウス〜ディスコユニット、とは言え中心人物のAndy ButlerはまずREMにはまって、12歳でThe Jesus And Mary Chainのレコード万引きして、13歳でFront 242と出会って、という実に泣ける経歴の持ち主なのでどっちかと言うと本人も言っている通り曲がしっかりとあってその上でダンスビートに、という音楽性のユニットである。AnohniやJohn Grantなどこれまでの様々なヴォーカリストが参加してきたが、今回はThe HorrorsのFarisやSharon Van Etten等が参加していて(他にももっと色々参加しているけれども)華を添えている。また今回は中心人物のAndy自ら歌う曲まであってそれもまた良い。とか冷静に書いているけれども、このアルバム、上記のような「曲」重視路線の最高峰とも言えて、とくにSharon Van Ettenの歌うタイトル曲なぞビートあんまり効いていない曲で驚くと同時にとんでもない泣ける曲になっていてこれだけでももう最高、と言えるし、それ以降のビート強め曲は80年代前半から中盤のエレポップ、そして80年代後半の、ハウスが登場してからの時代の空気が混ざったような音になっていて、全体的にも凄くバランスが良いし、何より楽しいダンスアルバムであると同時に、最近私生活での中毒や孤独やそれの克服を吐露したAndy Butlerという人間の個人性が前面に出たある意味内省的でプライヴェートなアルバム、とも言えるであろう。UKから届いてからこればっかりずっと聴いていて、もちろんこれまでも良かったけれども、今作では危険なほどにハマってしまったのだった。