Wearin' That Loved On Look

忘年会的勢いでHalfbyがまたしてもやってきます!

bar fam presents HALFBY @bar fam 2017年12月16日(土)21:00〜 ADV.2500yen(1D)DOOR.3000yen(1D)
Guest DJ: Halfby
DJ: tmym, Junichi, Hiwatashi, Shingu, tdsgk, Kohira

これ、毎年恒例にしたいなあ・・・。楽しい一夜になると思いますのでよろしくお願いいたします!

あとは確か12月22日の(金)にCSGBがあって今年はDJ終了、かな・・・。いや、待て12月30日辺りにもなんかありそうな気がします。詳細はまた今度!

さて、先週火曜日のアオチューでわいわいやって、さあ本編アオバ、とか思っていたらちょっと出ることができなくなり、申し訳ありませんでした。アオチュー、すげえ楽しかったから盛り上がってたんですが・・・。EVOLの名前がないアオバもちょっとの期間ありましたが、私も大久氏も出ないことは多分アオバの長い歴史の中でも初だったと思います。

まあ先週のアオチュー以降何があったか、というとこの間の水曜日の午後に私の実父が74歳で逝去したのであった。

長いこと心臓を患っていたけれども、そんな中でも仕事を定年、というか退官まで勤め上げたりしていたのだが今年に入ってから入退院のペースが上がってしまって、先月の入院が最後の入院になってしまったのだった。呼吸が苦しくなってくるとモルヒネを医療で使うのだが、そうなってくると現実と幻が混在する状態になるようで、先週あたりからはちょっと不思議なことを言うようになっていてJohnny Cashの歌声を聴いているらしかったり、12弦ギターの話をしたり、とこんな色々意識が混濁した状態でこんな感じとは、なんかこう、この親にしてこの子ありってことなんだな、と変なところで感動したりしていた。

まあそれはそれで昨日に火葬も終わりやっと一段落、という感じの今日である。思えば父にはああしろこうしろ、とか言われたことはなかったし、叱られたことも記憶にあるのは4回くらいしかないし、まあ父がちょっとやらかした事件もあったけれども別にそれはそれで何でもないって感じで私はいたし、どちらかというと一緒にタワレコに行った記憶とか一緒に美味しいもの食べたり飲んだりした記憶の方が鮮明だったりするわけで、なんかこう悲しい、というよりはちょっと話相手が1人いなくなってしまった感じで寂しい、という方がしっくり来る感じの今の気持ちである。

・・・と普通にちょっと良い感じのまとめで終わらせてくれないのが私の父でもある。普通ならばお通夜にお葬式、という流れになるのだが私の父は変なこだわりがある人で(まあ私の父なので)、遺言的なものは一切なかったのだけれども故人の意向としてこれだけは守ってくれ、というものがあって、
・戒名はいらない
・坊主は呼ぶな 
・葬式とかやるな 
・やるなら無宗教で、音楽かけて友人とか親戚でわいわい食って飲んでくれ
というものであった。だからお通夜にあたるタイミングで偲ぶ会、というものをやることになったが、偲ぶ会では父も母も(おかげで私も)好きなEmmylou Harrisのベスト盤

Anthology: The Warner - Reprise Years
Emmylou Harris
Rhino / Wea (2001-05-14)
売り上げランキング: 84,647
が結構な音量で流れ、その中でお別れの言葉やら献花やら、という謎の感じの会になったのだった。その間は上記ベストのディスク1が流れ(曲目を見て私が選んだ)、その後の食事会ではディスク2が流れる、という単なる良い感じのカントリーの流れるパーティ状態になったことを付け加えなければならない。おかげで喪主である私(一人っ子なものでね)は「お、このタイミングでWayfaring Strangerが流れるのはすげえやばいな・・・」とか「Pancho & Lefty、Townes Van Zandtヴァージョンも帰ったら聴くか・・・」とかいう気持ちのままに喪主挨拶に臨んだりしたのであった。呪われた血、と言うかなんと言うか・・・。

ということでElvis Presleyの「From Elvis In Memphis」

From Elvis in Memphis: Legacy Edition
Elvis Presley
Sony Legacy (2009-07-28)
売り上げランキング: 166,434
を聴く。ここでのリンクはレガシーエディションであるが、私が聴いているのは1枚もの、かつボートラもないごくごく最初のエディションのCDである。これは彼のカムバック決定打、みたいな感じの69年リリース作である。いやもう別に私がどうこう言わなくても異常に全編かっこいい、ロックンロール、というよりはめっちゃくちゃソウルフルなプレスリーの姿を捉えた名盤中の名盤である。本当にどの曲も惚れ惚れするほどかっこいいんだよなあ、本編ラストの「In The Ghetto」に至るまで・・・。「In The Ghetto」といえばNick Cave And The Bad Seeds
フロム・ハー・トゥ・エターニティ(コレクターズ・エディション)(リマスター)(DVD付)
ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ
Hostess Entertainment (2016-09-09)
売り上げランキング: 306,539
にBeats InternationalCandi Staton
Evidence : The Complete Fame Recordings Masters
CANDI STATON
KENT (2011-05-23)
売り上げランキング: 141,915
に、と名カヴァー目白押しではあるが全部良いよね・・・。

まあ、なぜ今日このアルバム聴いてるかというと「Long Black Limousine」が入っているから思い出して聴いていたのだな。なんせ昨日まさに霊柩車に乗っている時に「おーLong Black Limousineだなあ」とか思ったからである。それで終わればまだ良いのだが、一緒に乗っていた母親も「Long Black Limousineだねえ」とか父に語りかけていたので、いやはや、呪われた血、と言うかなんと言うか・・・(「Long Black Limousine」って何の話?と思った方は是非「Long Black Limousine 歌詞」とかで検索してみてください、って今やってみたらひっでえ和訳しかなかったけれども・・・)。