Needles In The Camel's Eye

まず1月に一件、DJ案件確定いたしました!

1月27日(土)、仙台Shangri-Laにて、ライヴイヴェントで23時以降になるかと思いますがDJいたします多分!詳細はまた後日!

もしかしたら前日CSGBの可能性もあるんですが、よろしくお願いいたします!

で、2月はもちろんしょっぱなから

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2018年2月2日(金)20:00〜 ADV.\2500(1D別) DOOR.\3000 (1D別)
Guest Live Act:ZVIZMO(テンテンコ+伊東篤弘)、KOPY(大阪)
Live: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJ: EVOL, Rambo, SIF, Ryota, Seikatsu
Shop: 神

翌日はAOBAではないのですが、同じ流れで!

「テンテンコ仙台へ行くPt.2」 @Birdland 2018年2月3日(土)Open 18:00〜 Start 18:30〜 ADV.\2500(1D別) DOOR.\3000 (1D別)
Opening Act:United Banana
Live: テンテンコ、HERNEAR×伊東篤弘

そして

2月24日(土)には下北沢ThreeでまたしてもAOBA NU NOISE in TOKYO開催決定!

よろしくお願いいたします!

さて新年になってもう1週間、なわけで早くも全てが通常になってしまった。だから言ったじゃないか、俺は年末の方が好きなんだよ、って!と誰に言うでもなく激昂してしまうような、そんな感じの日々である。今日も早速休日なのに仕事が入ってしまって、そういう通常進行いらない、という感じである。

それでもなんとなく昨年のことを振り返りたい気持ちになったりすることもある。昨年はやはり担々麺の研究に日々余念がなかった。なんでこんなに担々麺が好きになってしまったのか、自分でもよくわからないのだが多分とても美味しい、というか自分好みの担々麺に出会ったのと、本当にこの上なく美味しくない担々麺にほぼ同時期に出会ったのが大きい。それ故、なんだこのふり幅のデカい食い物は、と興味を持ち旅に出た、というわけである。

2016年から始まった担々麺探求の旅であるが、2017年もこのアンチ冒険な嗜好(例えば丸亀製麺に行っても同じうどん、同じ天ぷら、同じいなりずししか毎回食べない)の持ち主の私にしては珍しく色々なところで担々麺を食べた。栃木のアウトレットモールのフードコートとかでも食べたりした。結果、とても美味しい担々麺、まあまあ美味しい担々麺、いやなんか違うんじゃないかという担々麺、お前ふざけんなよという担々麺、様々な担々麺に出会った。

まあ、とても美味しい担々麺に職場の近くで出会えたのはなんだか全体的にイマイチだった昨年の、唯一と言って良いほどの福音であったが、それよりも何よりも昨年は夏の間に「冷やし担々麺」という、大体の店で外れのないとんでもない食べ物に出会えたことも大きい。これが本当に不思議な食べ物で冷やし中華的なグルーヴも少し感じられながらもしっかり担々麺の感じが強い、という奇跡的な食べ物、且つ冷たいので辛くてもバカみたいに汗をかかないで済む、という非常にクールな逸品であった。

本当に外れがなかったのである。例えるならばNick Cave And The Bad Seedsみたいなものである(例え方が難しいかも知れませんが・・・)。普段は微妙なラーメンを出している店であっても、あるいは普通に出している担々麺は何だかラー油に頼りすぎているような感じの店であっても、どこで食べても感動、であった。年中提供している店もあったりするが、各店が鎬を削る夏季が今から早くも楽しみである。まあ、それまでは普通の担々麺の探求を続けていれば良いだけの話であるが・・・。

しかし適当に気の赴くままに、無理なく食べていたので何だかデータ的なものの記載がなくて申し訳ない。美味しかったお店とかはちゃんとその後も鬼リピーターになっているので結構熱く語れそうな勢いではあるが。と言うか、同好の士がいたら語り合いたいものである、担々麺について。そしてあんかけ焼きそばの探求も実は続いているので、こちらも語り合いたいものであるね、同好の士と。

なんか本当に食べ物の話するとお腹は空いてくるものであるが、空腹に耐えながらBrian Enoの「Here Come The Warm Jets」

を聴く。Roxy Musicを抜けたというかクビになってのファーストソロアルバム、私の生まれる8か月前、1974年2月リリースである。Robert FrippやらHawkwindのメンバーやらRoxy MusicのBryan Ferry以外のメンバーなどなど、という手ごわい連中がごっそり参加した奇妙ながらパワフルなロックンロールアルバムである。EnoのヴォーカルってDavid Bowieにも通じる、上手い下手を超えた何だか魅力あるものだがそれはこのアルバムでもがっつり堪能できる。どこかユーモラスだったりする表情とか、後にはあまり聴くことのできないものだったりするんじゃないか、と年始に彼の70年代の他のヴォーカルアルバムを全部
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聴き倒した人間は思ったりする。勿論後のアンビエント路線も大好きだし、近年のヴォーカル復活路線とかも最高だけれども、ここでのドライヴ感溢れるロックンロールはやはりまた違う魅力があって、それはさっき上で述べたように70年代のヴォーカルアルバム路線でもこういう感じは(近い感じはあっても)ないものなのである。それでさらに言えば妄言かもしれないけれども、後のThe VaselinesもYo La Tengoも結局ここにあるんじゃないか、という発見まであったりして、なかなか抜け出せないのであった。