The Whole Universe Wants To Be Touched

今週金曜日!

Cheap Thrills @Bar fam 2018年2月9日(金)21:00〜 ADV.\1500(1D)
DJ:アイドルナホ、sari、tdsgk、D.O.I.、ymdmkt、YAMADA

うおー何やろうかな・・・。7インチ祭りを新たなパースペクティヴで、という計画を練っていますが7インチ箱6箱をひっくり返す心の準備がまだなので未定です。でも7インチ、かな!是非いらしてくださいませ!恋、いや、濃い一夜に!

そして東京にお邪魔します!

AOBA NU NOISE @下北沢THREE 2018年2月24日(土)15:00〜22:30 ADV.\2500(no drink) DOOR.\3000 (no drink)
Live: Kokyu, OMSB ( SIMI LAB ), Kuruu Crew, Waikiki Champions, Masaki Saito
DJ: Ian Martin (Call And Response), kaaanji(AFTER DARK), EVOL(tdsgk), Rambo( Unknown Precept ), SIF, Ryota, Seikatsu,Tsurutechre
VJ: RK Wave

私は夜、にやりますのでご一緒しましょう飲みましょう!

さて、先週のAOBA NU NOISEお越しの皆様、ありがとうございました!個人的にはいやいや、まだまだやれるはず、という感じのDJ具合でしたが、考えてみればまあ毎回ああいう感じではあるかもな、というところで相変わらず自分にはとてもハードルが低いなあ・・・。しかし、DJ終わって何だか拍手喝采が巻き起こった瞬間には、生まれて初めての体験だったので何だかぐっとこみ上げるものがありました。まだまだ精進いたしますのでまたよろしくお願いいたします。

そして悪虐の限りを詰め込んだミックスCDも好リアクションが相次いでおりまして、マジかよ・・・、と半ば信じられないでおります。だって、Ultra Vivid SceneからUrusei Yatsuraにつないだりとかの内容なのに・・・。おかげ様ですべてなくなりましたので、以降ご所望の方は私がオフィシャルブート作成いたします。お気軽にお声がけくださいませ!

しかしCDを焼いて増産するにもPCが必要である。そして無論このブログもPCで書いている。かようになんとなーくPCを日常的に使っている私ではあるが、全然深いところまでは全く理解していない。当たり前であるが、表面的に使い方を覚えてしれーっとしているだけである。

そんなわけだからたまに、PC絡みで主にiPodとかiTunesとかの不具合があってにっちもさっちもいかなくなると泣きそうになる。こんな時にはその道の方に・・・、とアップルストアGenius Barを予約しようとすれば何だかGenius Barまで全力で辿り着かせないぜ、的な意気込みが強く感じられるアップルのサイトに行く手を阻まれ、そんな壁を超えて超えてやっとGenius Barの予約にまでたどり着いたら今度は予約できるのは数か月先、みたいなことになっていて全身脱力した。

で、じゃあわかったよ自力でやるわ、となってウェブで検索してみればなんだかわかったようなわからないような解決法だらけで、そもそもこれは何のために、という行程を確認しようとしても何だか満足が得られる答えではなく、そんなに時間もないからそれをとりあえず保留して出かけてみても電車の中で解決法を考えてみたり、もしかしたらあそこであのプロセスを経ればなんとなくくうまくいくんじゃないか、ああ試したい、とかなって出先だからPCもないので物凄く落ち着かない気持ちになったり、とかこんなことばっかりやってると人間の幸せは・・・?とかそもそも生きるって・・・?とかそういうところまで考えが及んでしまい、もう何も楽しめなくなってくる瞬間を感じたりもする。

私、普通に道具を使って暮らしていきたいだけなのに、なんでこんなPCとかの中のフォルダまで探って深く理解しなきゃいけないんだ、もう辛いぜこんなタフな世の中・・・、とか弱音を吐いて泣き出しそうになる。とくにiPod篤志家の方から安く譲ってもらったiPod Classicにしてから色々と面倒なことが発生したりして、おおおおお俺は普通に楽しく音楽を出先でも聴きたい、そう思っただけなのに、なんでこんなに色々悩まなければならないんじゃあ!と軽くノイローゼ気味な昨今である。

まあ当面のめんどくさいことは解決できたっぽいのだが、何だか根源的に解決できているのかどうかよくわからない。なんかこう、便利にはなったけれども、昔は良かったよなあ、なんて日頃口にもしたくないような情けない言葉を吐きたくもなってきている。もうね、店に行く→買う→帰宅する→シールド開ける→ターンテーブルに乗っける、以上!しか選択肢のなかった頃に思いを馳せてもう進化を止めたい、もうフォルダが、とかドライヴが、とかもうよくわからんことしたくないぜ、とかそういうところまで追いつめられている。とはいえ、今日もPCを駆使して注文した商品がUKから届く、とかそういうことやってるからもう戻れないわけだけれども・・・。

ということでUKから届いたNils Frahmの「All Melody」

ALL MELODY [2LP] (DOWNLOAD) [12 inch Analog]
NILS FRAHM
ERASED TAPES (2018-01-26)
売り上げランキング: 3,340
を聴いている。なんでUKからか、というとRough Trade限定でレコードはボーナスディスクが付いているのだよ・・・。前作
Spaces (ボーナストラック・ダウンロード・コード付き)
Nils Frahm
Erased Tapes (2013-11-17)
売り上げランキング: 111,932
は実に素晴らしく大層愛聴していたわけであるが今作もそうなりそうな予感の傑作である。なんでもスタジオ作りから始めたらしくパイプオルガンも新たなミキサー卓もある良い感じのスタジオ(なんでそんなことわかるかというとブックレットにスタジオの写真が満載だからである)で録音された新作、である。なんとヴォーカル入りの曲もあり、ビートがスローながらも(比較的)効いている曲もあってなかなかに新機軸な面もあるが、やはり基本的には哀愁漂う美しいメロディに、生々しいタッチのピアノ(何だかレコードで聴いているから、というわけでもないだろうけれども物凄く生々しい音である)が結局は全体を覆う。ボーナスディスクはベースマリンバとピアノ、とかそういうシンプルな曲が多く、片面丸々使ったハーモニウム大フィーチャーの曲も含めて非常に素朴な響きで、いやいやこれのためにわざわざRough Tradeに注文した甲斐があったぜ、というものである。穏やかさを失いつつあった心を鎮めてくれる極めてヒーリング力の高いアルバムである。