Trust Me, I'm A Doctor

急な話で、しかもちょっとイレギュラーな感じではありますが。

私たちのお友達であった元Cafe Sunnydrops店主のマリさんの一周忌に合わせて偲ぶ会を開きます。
@bar fam 2018年2月16日(金)18:00〜21:00
DJ:橋本徹、Waltzanova、tmym、tdsgk and more

東京からSuburbia、Free Soul、Cafe Apres-Midi橋本徹さん、そしてその界隈の再発ライナーや選曲でお馴染み、何よりもマリさんの旦那さんでもあったWaltzanovaさんもいらっしゃいますのでちょっと故人に縁の方、もしくは単純にフリーソウルとか好きだった方興味のある方、是非いらしてください。私とtmymさんもおりますので!しかし、1年って早いな・・・。

で、ハロー東京!

AOBA NU NOISE @下北沢THREE 2018年2月24日(土)15:00〜22:30 ADV.\2500(no drink) DOOR.\3000 (no drink)
Live: Kokyu, OMSB ( SIMI LAB ), Kuruu Crew, Waikiki Champions, Masaki Saito
DJ: Ian Martin (Call And Response), kaaanji(AFTER DARK), EVOL(tdsgk), Rambo( Unknown Precept ), SIF, Ryota, Seikatsu,Tsurutechre
VJ: RK Wave

よろしくお願いいたします!

あとは3月にCSGBが、4月6日(金)にはAOBA NU NOISE(あっこゴリラさんとgrooveman Spotさん!)、という感じです。勿論その間にも増えるかも。逐一告知していきます!

今日の朝テレビがあまりにもどこも面白くなかったのでCSでスペシャを観ながら朝食を取っていたのだが、あまりにも謎なJ-Popだらけの番組やっててまあ面白かった。良くはないけど。しかしそんな中で、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」という曲を久々に聴いてPVを観て、本当に嫌な気持ちになって一日を台無しにされた気分だ。

パソコンでキーワード「前向き」とか入れて出てきたワードを自動生成して作ったような何も言ってない荒れ野のような歌詞に単にワンアイディアの荒れ野のような曲展開、などなど全体から魂の汚れしか感じられない。虫唾が走る、という経験を久々にした気がする朝であった。

でもこうやっていまだにJ-PopのPV特集で流される、ということは当時支持されてヒットしていたからである。この曲に「感動」したり「元気をもらった」連中がいた、ってことである。それで「前向きになれた」とかいう連中がいた、ってことである。多分カラオケとかで歌って「良いよね、好きだなー」とか言ってた連中がいた、ってことである。1991年とか1992年。その時期にこの曲を支持していたような連中がいた、ということである。多分こういう「感動の大安売り」「偽感動の押し売り」みたいなのにふきあがっちまった畜生どもがいた、ってことである。

多分日本はそいつらのせいでもう戻れないほどおかしなことになってしまって、今みたいに何だか劣化したような感じになってしまったんじゃないんですかね。何とかコメント、とか産なんとか新聞、とかそういう思想の持主の吹き溜まりみたいなところ見てるとそう思わざるをえませんね。

・・・とか言う人もいるかもしれませんね。まあそういうのは極端な意見だと思いますけど。しっかし本当に朝から不愉快な思いをした。その後にウルフルズの「ガッツだぜ」のPVが流れてきて精神状態を持ち直した、というのだけが救いであったが、なんかこういまだに不快感を抱えたまま今日一日過ごしていた。

訴えてやろうか、とか思いながらMomusの「Don't Stop The Night」

Don't Stop the Night
Don't Stop the Night
posted with amazlet at 18.02.12
Momus
Creation
売り上げランキング: 523,715
を聴く。1989年にリリースされた4枚目のアルバムである。Creationからは3枚目のアルバムですね。この時期Momusは神がかっていて毎年傑作をリリースし続けていた。このアルバムは音的にチープ気味なユーロディスコやらヒップホップ的な要素も取り入れていて、ちょっと賛否両論だったのをよく覚えている。まあ前作
テンダー・パーヴァート
モーマス
Sony Music Direct (2004-05-19)
売り上げランキング: 522,550
にも一曲そういうのはあったのだけれどもここまで大々的にやってしまうとは、みたいな感じだったのかな。私も当時はちょっと面食らってしまったがその後の展開を考えるとまあ分岐点になったアルバムなのかな、と今にして思う。しかしリリースされてから30年くらい経ってもどうしても突然聴きたくなってしまうようなとんでもない名曲が目白押しの不気味なアルバムでもある。前半とかは軽快に進む曲が多くふんふん、と聴いていられるのだが後半3曲の異常なほどの泣ける美しい展開にぶっ飛ばされる。とくに最後の「Shaftesbury Avenue」は80年代を代表する名曲だと思うのだけれども、まあ大事MANブラザーズバンドが好きな人もいた、そんな人間が住む世の中だから何とも人それぞれ、なのか。歌詞も異常気味な性の話題と皮肉と悲しみをたたえたドラマとこれまた天才の所業なのである。