Equity

今度の金曜日!

AOBA NU NOISE 12th Anniversary×Document Eyewitness「ノイズ三都物語 @Club SHAFT 2018年6月15日(金)20:00〜 ADV.\2000(1D別) DOOR.\2500 (1D別)
Guest Live Act: Soloist Anti Pop Totalization(東京)、Noise Concrete×3CHI5(名古屋)
Live: Waikiki Champions, Masaki Saito
Guest DJ: Ian Martin ( Call And Response )
DJ: EVOL, Rambo, Ryota, Seikatsu, SIF
Shop: 神

駆け抜けた12年間を彩る一夜に、ということでよろしく!ちなみにこれが終わると年内、仙台では12月に一度やるだけなので、是非この機会をお見逃しなく!

その翌日土曜日!

KOKUBU @Bar fam 2018年6月16日(土)20:00〜26:00 ¥1500(1D)
Live: KOKUBU+GIN, Kyohei Shibuya, リトルワンダ
DJ:Carl、Kohira、Masaya Omote、Sacco Simpson、tdsgk

色々ありな一夜です。私はそうですね、ブレイクビーツをつなげられたらつなげる、というスタンスでやろうかな、と!

そして6月29日金曜日はcsgbです。多分今回も素敵なゲストの予定!

さて、最近見かけた記事で、新しい音楽を探さなくなる年齢に関してのものがあった。まあ要は歳取ってくると色々あるのかも知れないけれども、新しい音楽を探さなくなる聴かなくなる、ということらしい。

でも、それってなんの問題があるのだろう?別に聴きたいものだけ聴けばよいのだし、良い音楽はべらぼうに世の中あるわけだし、現に最近だったら色々手軽に聴ける環境が整っているわけで、好きなもの聴きたいもの聴いてればよいだけの話である。

そう「好きなもの聴きたいもの」が一番大事なのである、生き死にに関係ないわけだし。別にこれ聴かないと世の中に置いてかれる、とかこれ聴かないと生活が成り立たない、とかそういうものがあるわけでもない。だから私は、別に昔から好きだったものだけ聴いていて、新しい知らない人の音楽を聴かない、ということがあってもそれって全然普通のことでは?と思うのであった。

ただ・・・、私の場合その「好きなもの聴きたいもの」が古いものも新しいものも、知らないものもよく知っているものも、となってくるのでちょっと上記記事の「探さなくなる」という意味がちょっとよくわからない、ということはある、個人的に。なんか自分でもめんどくさいところに足を踏み入れてしまったものだなあ、と思うのだけれどもキャプションを読めば聴きたくなるような知らない音楽が実店舗でもネット上でも嫌になるくらいあるわけだし、中古レコード屋に行けば昔持ってたけど売っちゃって、でも今必要なんじゃないかというレコードとかに出会ってしまうのであった。

確かに聴ける時間は年々減ってきているし、聴いてみたらさほど・・・、というものもある。でも、それでもやっぱりもっともっと聴きたいし、そんでもってもっともっと揺さぶられたい、となってくるのであるからこれはまあ病気の一種なのだと思う。だから、上記記事は、意外に健全な人が多い、ってことなのかも知れないなあ、とか思うとちょっと寂しいものであるが・・・。

Dedekind Cutの「Tahoe」

TAHOE
TAHOE
posted with amazlet at 18.06.10
DEDEKIND CUT
KRANK (2018-04-13)
売り上げランキング: 20,986
は今年のベストに入る1枚(アナログは2枚組)だ。彼のことも昨年までは知らなかったが、Ninja Tuneとかからも違う名義で出しているのに何だか突然Prurientでお馴染みHospitalからリリースして、ということで気になって、そっから出会ったアルバムもEPも最高だったからそりゃあ聴き続けてしまうわけである。で、Krankyからリリースされた今作は、アンビエントの教科書、みたいな世界が全力で展開されている。なんか天上の音楽、とか形容したくなるような瞬間もあるのだけれども、どこかしら不穏な空気がじわじわ迫ってきたり、ノイズが実はずーっと覆ってたり、と寝る前に聴くと夢見よさげに思えて実は悪夢がそこに混ざりこむことに、みたいな音楽である。次の展開が読めないような作品のリリースが続くので、ここが到達点、とは全く思えないが現時点では最高傑作なのではないだろうか。ということでまだまだ病からの回復(というか病じゃない状態だった時のことなんてもう昔過ぎて何ら覚えてないな)は遠いことを実感する日々である。