Gypsy Rover

年内最後のcsgbはこんな年末、の予定!

csgb @bar fam 2018年12月29日(土)21:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

まだ詳細未定ですがよろしくお願いいたします。

そして年明けには、AOBA NU NOISE復活

AOBA NU NOISE @Shangri-la Sendai 2019年1月25日(金)21:00〜 ADV.\2000(1D別) DOOR.\2500 (1D別)
Guest Live Act: Taigen Kawabe ( Bo Ningen )
Live: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJ: EVOL, Ryota, Rambo, SIF
Shop: 神、駄菓子屋行商よしぎの

今回は色々事情があってClub SHAFTではなくシャングリラでの開催ですのでお間違いなく!仙台では今年の6月以来なので半年ぶりくらいのお目見え、そしてゲストには久々Bo NingenのTaigenくんが出ます!ソロではトラップものとかを作っているらしいのでまたバンドとは一味違う面白い感じになると思います。更には私の中学校の同級生としてもお馴染み、駄菓子屋よしぎのが行商スタイルで出店もしますので是非みなさま、ちょいと狭い空間を最大限に生かしてごちゃっと楽しくやりましょう!

さて先日も出張で東京に行って来てたわけだが、今年は数えてみたら12回上京していた。月イチの計算か・・・。そりゃあHMV Record ShopのスタンプカードもBig LoveのスタンプカードもDisk Unionのステータスも貯まるわけである。でも、なんかゆっくり東京に滞在する、ということは今年は皆無だったので、来年は色々な人に会いたいし、色々なところに行きたい、とは思うのだが・・・。

でも、レコード屋さんも大分変ったなあ、というのが今年の印象である。とくに、やはり日本人のレコードが超稼ぎ頭なのであろうなあ、と感じさせられることが今回の滞在の際には多かった。それは今に始まったことでは全然ないのだけれども、この間の週末には超それを感じたのだった。

お客さんもそのコーナーにはとくに多いし、渋谷のユニオンでもロック(洋楽)のレコードの上のフェイス展開が全部日本人ものだった。中でも今回の極めつけの体験は渋谷のHMVレコードショップで、毎回アヴァンギャルドコーナーを楽しみにあの店に行っていたようなものなのだけれども、アヴァンギャルドコーナーがまるっと全部日本人レコードコーナーになってしまっていたのだった・・・。では肝心の(私にとっては、だが)アヴァンギャルドコーナーは、というとほんのわずかに1列程度になってしまっていて、それを楽しみに渋谷HMVに、もっと言えば渋谷に行っていた私はその場で膝から崩れ落ちたものであった・・・。

まあ、流行というものはことレコード屋さんではあるものだから、そういうものなのだろうけれども何だか個人的には寂しい流れになっているのかな、でもその分私が探しているようなものどんどん安くなってくれると嬉しいな、という複雑な心境だったりする。やはりThe Beatlesレコードと日本人ものが今は花形なのだろうけれども、ひっそりとその傍らに咲くMethodishca Tuneの7インチ、とかをこれからも求めていくのだろうな自分は・・・。

Jools Holland & Marc Almondの「A Lovely Life To Live」

LOVELY LIFE TO LIVE
LOVELY LIFE TO LIVE
posted with amazlet at 18.12.11
JOOLS & MAR HOLLAND
WMI (2018-12-07)
売り上げランキング: 116,827
を聴く。元Squeezeというか売れっ子鍵盤奏者(こないだ買ったAlternative TVの7インチにも参加してたな、当時)兼人気番組司会者Jools HollandとMarc様の共演盤である。Jools Hollandの(今回ももちろんバックを務める)The Rhythm & Blues OrchestraのアルバムにもMarc様は参加したりしていて、意外に相性良いんだな、と思っていたら共作アルバムが出てとても嬉しい。UKのアマゾンのレヴューを見ると、Jools HollandもMarc Almondも最高だけど2人一緒にやってるこのアルバムはちょっと・・・、といきなり賛否両論でそれがまた結構面白いのだが、まあなるほど言わんとすることはわかる。でもそれを踏まえていや、これ私としては最高に楽しいアルバムである。大人数ブラス隊をフィーチャーしたノリノリ(!)のビッグバンドをバックにMarc様が歌いまくるわけであるが、Marc様のねっとりとした歌い方と小気味よいブギウギのり、スウィングしまくる演奏との組み合わせがこのアルバムのキモでそのどこか居心地の悪いような組み合わせが実に良い味を出している。大体この演奏で普通にパワフルでソウルフルなヴォーカルが乗っていても普通に良いだけであって、その演奏とMarc様の組み合わせだからこそ面白いアルバムなのである。そのような中でもちゃんとMarc様は自身のコブシを回していて、そこにしびれるし、普通に曲は格好良いし、で言うことなしでこの2日間ずーっと聴いている。大体Edith Piafの「愛の賛歌」とかを物凄い勢いで歌い上げちゃったり、Soft Cell代表(カヴァー)曲「Tainted Love」とかもビッグバンドジャズ風にやっちゃったり、というカヴァーも聴きごたえあるし(「聖者の行進」とか凄く意外なアレンジで格好良いし、Marc様、やっぱりソウルフルじゃん・・・、と感涙に咽ぶこと間違いなし)、オリジナル楽曲もこれでもか、と名曲揃いなので、UKのめんどくさいファンどもは置いておいて続編も希望、の傑作。