Tree At The End Of The World

まずお知らせです。

tdsgkは3月11日から3月30日まで日本におりませんので、よろしくお願いいたします(当然仕事)。

 またカナダに行くのですが、なんでも現地は今の時期マイナス35度くらいだそうです。来月少しはマシになっていると思う(というか毎回少しはマシだった)んですが、行きたくねえな・・・。

 

詳細は未定ですが、今月は最後の土曜日になりました!

csgb @bar fam 2019年2月23日(土)21:00〜 ¥1500(1D)

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk 

 何気に私は今年初のcsgb、且つ3月のcsgbも私が日本にいないためい出られない、という事態になっているので是非遊びにいらしてください!

 

そしておそらく離日前最後のDJはこちら

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2019年3月1日(金)21:00〜 ADV.\2500(1D別) DOOR.\3000 (1D別)
Guest Live Act: ハルコとフランシス、NARITARIKOM、 Waikiki Champions、Masaki Saito
Guest DJ: 砂漠
DJ: EVOL, Ryota, Rambo, SIF
Shop: 神、ninja daughter 

 小里誠さんと田島ハルコさんのユニットが初来仙!田島さんのライヴ以前観てマジで最高だったので凄く楽しみですし、小里さんの経歴はまあ言わずもがなですが、ピッキー・ピクニックにもいらしたんですね・・・。最近まで知らなかったので衝撃でした。NARITARIKOMはThe Suzanのドラムとしても活躍しているカオルさんの新ユニット、ということでこれも何だか楽しみ。砂漠さんはロベルト吉野とかとよく一緒にやっているらしく、まあAOBA NU NOISEらしさ全開の一夜になりそうです。私も先月の AOBAに出られなかった分今回頑張りたいので、誰も死なないでほしい(本気)。

 

さて昨夜のDrunk、ありがとうございました!寒い夜でしたがめちゃくちゃ楽しくて、本当は今日朝から髪を切る予定があったので早退しなきゃ、とか思ってたのですが結局最後までいたな・・・。ゲストのお二方はまず何よりも選曲の幅がさすがだったし、どれも良い曲ばかりじゃ・・・、と興奮しました。ryuuくんは毎回楽しいし、Drunkの皆さんは三者三様で、それがまた良いんだなあ。このイヴェントの空気感が凄く好きなのでまた遊びに行きたいと思ってます!あ、私は当日時間があったおかげでちょっと準備に時間がかけられて意外にまともにやっていた、と思うのですが・・・。

 

ところで先日浅草でちゃんこ鍋を食べて以来、ちゃんこ鍋に興味津々である。

 

というのも、以前仙台で友人と食べた時のちゃんこ鍋とはまた趣が全然違っていて、「はて、ちゃんこ鍋、とはいったいどういうものなのか、何なのか?」ということが頭から離れなくなってしまったのである。そこで便利なインターネットを使ってちゃんこ鍋、で検索しまくってみたわけである。勿論クックパッドのレシピとかを見たかったわけではなく、定義、みたいなものを知りたかったのだ。

 

で結果、何でもちゃんこ鍋である、という結論になったのである。お相撲さんが食べているからちゃんこ鍋、なわけであるガチで。ということは冷静に考えると相撲部屋以外で食べるちゃんこ鍋はちゃんこ鍋ではないのではないか、という話になってしまうのだけれども、まあ、それは多分「これがちゃんこ鍋です」と言ってしまったもん勝ち、みたいなことなのだろうか・・・。

 

逆に例えば私が家で毎週食べている鍋料理(これは誇張でもなんでもなく、我が家はこのシーズン毎週末、必ず何等かの鍋料理を食べているのだ)も私はコチュジャン鍋だ、とかキムチ鍋だ、とかもやし鍋だ、とかピリ辛鶏鍋だ、とか言って食べているわけだが、もし私が鍋を食べている時にピンポーン、とドアベルが鳴って覗いてみたらお相撲さんがいて、それで家に入って来て私の鍋でもごちそうする、という流れになった時にそのお相撲さんが「これはちゃんこ鍋でごわす、ごっつぁんです」とかなんとか言ってしまったら、もうその瞬間から我が家では毎週ちゃんこ鍋を食べていることになるんではないのか。

 

つまり家でちゃんこ鍋を作る、というのは実体があってないような行為なのである。というかできない、のである。ただ逆に「これはちゃんこ鍋だ」という思いで作ってしまえば、それは何でもちゃんこ鍋になる、ということでもある。存在しているようでしていない、ただ、存在させようという意志さえあればすぐに顕現する、それがちゃんこ鍋なのである。深いな、ちゃんこ鍋・・・。

 

だから先週、浅草で食べたようなちゃんこ鍋を作ろうと思って白菜、もやし、豆腐、豚バラ、ネギで味噌味の鍋を作ったのだが、それは「ちゃんこ鍋を作ろう」と思って作ったからちゃんこ鍋なのである。その意志がなければそれは味噌味の寄せ鍋、とでも呼べる鍋料理になっていたのであろう・・・。

 

ちなみに今日はキムチ鍋を作る予定なのだが、それも私の意志の力一つでキムチちゃんこ、という鍋料理に変貌するのである。わははは、なんか自分が全能になってきた気もするな。

 

・・・まあ昨日まで1週間怒涛の日々だったので疲れているのであるよ。ということで今日は心穏やかにJanek Schaeferの「What Light There Is tells Us Nothing」 

WHAT LIGHT THERE IS TE

WHAT LIGHT THERE IS TE

 
WHAT LIGHT THERE IS TELLS US NOTHING [LP] (TRANSPARENT GOLD VINYL) [Analog]

WHAT LIGHT THERE IS TELLS US NOTHING [LP] (TRANSPARENT GOLD VINYL) [Analog]

 

を聴く。UKのアンビエント、ドローンアーティストの、Robert Wyattの「Cuckooland」

Cuckooland

Cuckooland

 

 からの素材のみを本人から許可を得てサンプリングして作った長尺曲をA面に、そしてB面には同じ空気感の小曲(こちらはWyattサンプリングはない)が7曲、という変わった構成のアルバムである。なんでもインスタレーション用の委嘱作品らしいのだが、非常に瞑想的な音の塊の中でたまに「Cuckooland」の聞き覚えのあるフレーズが立ち上がり消えていく、という凄くヤられる1枚である。とは言え、とくにRobert Wyattのこのアルバムを聴きこんでないと楽しめない、ということはなく寧ろ聴きこんでいてもどこの音かしら・・・、というのが大半なので実にRobert Wyatt関係なく優れたドローンアルバムとして凄く楽しめる1枚。なんかザラっとした感触なのが凄くしっくりと馴染むんだなー。