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告知が2つあります!

csgb @Bar fam 2019年4月27日(土)21:00〜 ¥1500(1D)

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

 

 先月は私が日本にいなかった故にお休みしたcsgbですがこの荒吐ロックフェスの最中に行います。先月なかったのでネタがたまっておりますのでよろしくです!

 

そしてその2日後は

Zafari @Bar fam 2019年4月29日(月)21:00〜 ¥1500(1D)

DJ: Yamada, 5atoru, tdsgk

 あの千葉県に引っ越していったウーロンハイ好きのやまだくんが荒吐ロックフェスのために来仙、そしてイヴェント開催決定!前私出た時はドローン2枚かけとかしかやってなかったのですが、今回はまあcsgbとは全く違う感じで(DJ2人被ってるけど全然違うので)パーティ感を出していきたいと思いますので連休中のお楽しみに一つ加えておいてください!

 

ということで先週土曜日にカナダより帰国いたしました。帰国したらいきなり寒くて焦ったのですが、寒さ持ってきちゃいましたかね・・・。しかし日本にいない間に裕也さんもショーケンもいなくなってしまって日本は大丈夫なのか、と不安でした。そしてScott Walkerまでいなくなってしまって、とてつもない喪失感が・・・。離日前にひょんなことからボックスセット

Scott-the Collection 1967-1970

Scott-the Collection 1967-1970

 

車に持ち込んで聴いて盛り上がったりしていた矢先だったので・・・。

 

まあそれはそれとして、カナダであんなに濃ゆい食生活を送っていたのだが昨日職場の健康診断では体重が3キロ減って、腹囲も3センチくらい減っていた。こういうのってなかなかキープするのが難しいのだが、身体が若干軽くなった気もするのでなるべく注意しないとな。

 

さて日本に帰ってきたら元号が変わるだのなんだのでわいわいになっていて、まあそうですか、へー、とか思う程度の気持ちなのだが、要は大体の会社や学校とかでの「平成31年度」というのが今月いっぱいだけで、来月からは「令和元年度」になる、というその半端さ加減ってなんとかならなかったのか、という思いがここに来て募る。今さらだけれども・・・

 

と書いてきてなんとなく自分、ここ最近「今さら」って言うことが多いな。なんとなくその、「今さら」という感覚を身に着けるようになってしまったのはいつからなのか。もしかして大人になるって「今さら」という風に、色々やり過ごせる術を身に着けることなのか、とか突然思ったりもしたけどそういう話をしたいわけではなく、もっとしゃきっと4月始まりなら4月始まりでなんとかできたんじゃないのかな、という素朴な思いをここに表明したいだけである。

 

平成は急に始まってしまった(まあ昭和が終わる予感は前の年からあったけれども)わけであれはしょうがないと言えばしょうがない。でも、今回は事前に色々出来たはずなのにな、と職場復帰して早々、色々下らない書類仕事に忙殺される日常に戻りつつあって、イライラの感情が順調にふつふつと煮えたぎりつつある私は思うのだった。

 

というか別に元号とか面倒だからいらないんじゃないのかな、と常に思っている私はここに来て更にその思いを強くするのだが、どうも世の中「平成を振り返る~」とか「平成最後の~」とかでわいわいやりたいみたいだからそうですかそうですか、私はちょっと失礼していちぬけた、という気持ちでRema Remaの「Fond Reflections」

Fond Reflections [輸入盤 / 2CD] (4AD0069CD)

Fond Reflections [輸入盤 / 2CD] (4AD0069CD)

 

 を聴く。解散後の1980年に4ADから1枚のシングル「Wheel In The Roses」のみをリリースしていた彼らの、そのシングルと同時期に録音されていた音源や、デモ、ライヴリハーサル音源などを集めた感動のコンピレーションである。今の4ADレーベルもとても素晴らしいレーベルだと思うけれども、まあ昔の4ADとはまた別物、という認識の方が正しいと思う。それでもこうしてむかーしの音源をたまに発掘してくれると凄く嬉しいですよね、In Cameraの新装コンピ

Era

Era

 

とか、と誰に、というわけでもなく語りかけてみる。さてこのRema Rema、4,5年前に2枚くらい未発表音源の12インチがひっそりと全く別のところからリリースされているのを知って、あらーあの音源以外にもあるのね、と思っていたところにこうやって出てきたのであれはなんだったんだ、という気持ちであるが、まあこうしてまとめて聴ける日が来るとは思ってもいなかったのでとても震える。音的には歪んだデカいギターに単調ながらデカい音のベースとドラム、決してメロディアスではないけれどもインパクトの強い不思議なメロディ、時折存在感を増すシンセ、突き放したようなヴォーカル、ということで決して取っつきやすい音ではないけれども、エネルギッシュなボトムのしっかりした、あくまでパンク以降の異形のロックンロールである。メンバー全員The Velvet UndergroundとCan、そしてファンクとかが好きでなるほどビートから音を作っていったらしく、そういったこともリリースから40年経って知ることができるのだからなかなか面白い時代だのう、と思ったり。ちなみにこの短命のRema Rema後はギターのMarcoがAdam And The Ants(もともとSiouxsie And The Bansheesの極初期メンバーだしな)に、他のメンバーのうちドラムの紅一点MaxはDorothy名義でPsychic TVのIndustrialレーベルからシングルリリース(欲しい・・・。高い・・・。)、残りの3人はMassになり、そこからGaryが抜けてRenegade Soundwave結成し、結果残された2人はThe Wolfgang Pressになるのであった。ということである種のUK音楽好きとしては避けて通れないメンツが集っていた奇跡のバンド、ということは後付けで言えるのだけれども今聴いてもこの、時にどしどし突進し、時に牛歩になる奇跡的にプリミティヴな音楽性はめちゃくちゃ新鮮なので、このまま続いていったらどうなっていたのかな、とも思うのだけれども歴史にifはないので・・・。

 

さて私がこのRema Remaのシングルの音と出会ったのは高校3年生の冬の話である。1992年末には初期4ADのModern EnglishやIn Camera、Happy FamilyがCDで再発されてこつこつと買っていた、そして既にThe Wofgang Pressにはドはまりしていたtd少年はそのライナーで言及されまくっていた(大鷹俊一さんの影響もでかい。)Rema Remaが気になって気になってしょうがなかったのである。当然もうその時点で過去のバンドだったのだが、89年、つまり中学3年生の一時期によく行ってSiouxsie And The BansheesとかAnd Also The Treesとかを買っていた店(仙台のある世代の人にはたまらないレコード・ギャラリーという店)にあったよな・・・、と93年の正月に思い出し久しぶりにその店に行ったところ・・・、あったのである新品で。新品だからプレミアとかもついておらず、そのままの値段で。3年間(まあ多分それ以前からずーっと)全く動かずレコ屋の棚にあったレコード、またそれを思い出して買いに行って入手して大喜びする高校生、というなんか幸せな時代の象徴なのだなRema Remaは、って音は全くそんな感傷とかとは全く真逆の鋭く尖ったものなのだけれども・・・。