Lliadin

csgb @bar fam 2019年7月26日(金)21:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: iamhonami

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

 ということで、なんとDRUNKからiamhonamiちゃんが登場!レギュラーだけだと平均年齢が45歳くらいなのですが、彼女が入ると何と一気に40歳に(笑)彼女はもちろんキャラも最高ですが、それ以上に本当に好きがオーヴァードライヴしているような、凄く響くDJしてくれるので楽しみ!

 

ということで検査入院真っただ中である。どれくらいの期間、というのは入院前は厳密には決まっていなかったのだが、結局約1週間はこちらの病院に滞在、ということになった。

 

昨日は10時に病院に来て、それから昼食とってレントゲンだの骨密度だの心電図だの寝るとき無呼吸になってないかどうかを調べるセンサーつけて寝るだの、そういう感じで半日があっという間であった。

 

今日も今日とて朝5時から採血だの血糖値測るだので血を採られまくり(採血は夜11時にもあるから本当にどんだけ血を採られる日なのか)、ではあるが基本それだけなので時間になったら採血されているだけで、あとは食事と入浴以外、とくに時間で動くことはない。

 

でもこのやることの時間が決まっていてそれに合わせて動く、というのは仕事柄もっと最低最悪な感じのことをずーっとやってきていたので全く苦ではないし、また全くその間何もすることがなく暇だ、ということもない。

 

なぜなら私にはTracey Thornがいるし、 

安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝 (ele-king books)

安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝 (ele-king books)

 

 Cosey Fanni Tuttiがいる。

アート セックス ミュージック (ele-king books)

アート セックス ミュージック (ele-king books)

 

 

今日はトレイシーの本をあまりの面白さに一気に読み終えてしまったのだが、本当に筆致がユーモラスで(訳も最高に良い)読みやすいし、事実なのに本当にイモーショナル、且つドラマティックな部分もあってマジで泣いた。私はサード辺りからがリアルタイムで、熱くシングルまで追いかけていたりしたのだがなるほどその時期以降は・・・、とか自分のEBTGの受容の仕方は間違っていなかったな、と思ったり。

 

あとはiTunesのライブラリに入ってる音源を適当に聴いたり、Khruangbinのダブ盤の、せっかくダウンロードしてきた音源がダブ盤のタイトルのもとで全く通常盤と同じ音源で、ちょっと家に帰ってレコード聴いて確認したいわ、とかなったりしている。

 

で、今はHis Name Is Aliveの「All The Mirrors In The House」を聴いている。

 今作のリリースにあたって色々なところで「4ADの~」という形容を目にするのだが、まあそれは事実だったけれどもこのWarren Defeverさんのプロジェクトはあまりに多作過ぎてその言葉ではカヴァーできないと思う。また、作風もかなーりアルバム毎、シングル毎に大きく異なるので、まあ一筋縄ではいかない、と言う形容が実によく似合うわけである。このアルバムはなんか久々にCDで旧作とか聴いてたら良いタイミングで久々に名前をニューリリースのところで目にしたので勢いもあって買ってみた。タイトルには初期音源集、ということで79年から86年までWarrenさんが自宅で録りためた音源を収録、ということであり、たしかにレコードに使われている写真群も彼の家族によって撮られたものなのだが、いや・・・?本当か・・・?ギターや鍵盤を中心に加工した優し気な手触りの、ドローンのような、そういう小品が並ぶ作品でマジで最高に気持ちよすぎて病院のベッドの上で聴くのにもうってつけなのだけれども、これ本当にそんな昔の時期の音源なのかな・・・?そこまで昔じゃなくて、と言うか寧ろ新録でちょっと色々録ってみたのを集めたんじゃないか・・・?と訝しく思われるのもここまでのWarrenさんの変幻自在っぷりがあるからなのだが。まあ出自は怪しいけれども、物凄く最高に馴染む往年の「音響」系とか言いたくなるような、おっかなくないFlying Saucer Attackのような、素晴らしい1枚。