Sun King

csgbは10月25日(金)の予定です。東京出張前日だ・・・。

キララVol.3 @bar fam 2019年11月23日(土) 17:30open 18:00start ¥2500(+1D¥500)

Live: K.T.M.X. ( Love Love Straw, all tomorrow's party )、佐野史紀( SOFTTOUCH, BEDTOWN )

DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), 浅野芳孝( Love Love Straw, ビデオボーイ )

AOBA NU NOISE @Hi-Hat 2019年12月14日(土)

もっと増えます!よろしくお願いいたします。

 

そう、台風である。土曜日は仕事が休みになったおかげで(通常は土曜日も仕事)ひたすら家で、開けてなかったレコードを開けて聴く儀、を執り行い、かなり盛り上がっていたのだが夜になってくると風も雨も半端なくなってきていて(なんせ聴いてたEliane Radigueのドローン

GEELRIANDRE / ARTHESIS [LP] [Analog]

GEELRIANDRE / ARTHESIS [LP] [Analog]

 

を凌駕する勢いで窓の外から大変な音が)、iPhoneからは市からの緊急メールの音が頻繁に鳴り、テレビでは各地の被害状況が映され、ネットでは大変な状況をリアルタイムで知り、ということで何だかもう訳が分からないほど落ち着かなくなってきていた。我が家は川沿いではあるが、この川がこんな下流のとんでもない堤防のところで決壊とかして氾濫したらこの世の終わりだろう、でももしかしたらこの世の終わりなのか、避難でもするか、どうしようか・・・、ともう何もわからない状態になり、まあとりあえず枕元にいつでも脱出できるようなセットを置いて、眠れるかどうかわからないけど、とりあえず・・・、といつもよりも早い時間に電気を消した。もう、なんか色々いいわ・・・、みたいな諦めもあってそういう行動に出たわけだが・・・。

 

結果、朝8時30分くらいまで一度も目覚めることなく爆睡してしまっていた。翌日曜日は朝からテレビで宮城県にも大変な被害が出ていることを知って、何だか自分のことのように凹み、なんだか鬱屈とした一日を過ごしたのだった。

 

それはつまり誕生日を凹んで過ごした、ということである。いや、もうこんな年齢なのでそんなにめでてえな!って感じでもないわけでもあるが、かといってどよーん、という感じの誕生日も嫌なので台風にもちょっとそこんとこ考えてもらいたい、というかもらいたかったな、おい。

 

あと、別になんかをしてもらいたい、とか頼りにしてます、とかこれっぽっちも思っていたわけでもないけれども、税金とか本当に払いたくなくなってくるな。少なくとも現政権の間は。

 

まあもう45歳になったので、色々斗いながら生きていくしかないのか、と決意を新たにしたのだった。あとは無駄に酒を飲まない、とかできれば入院とかしない、とかそういう決意もついでに。

 

The Cultの「Sonic Temple」もリリースから30年、ということで記念エディションが出る、そんな時代なのか・・・。

Sonic Temple 30th Anniversary [輸入盤 /5CD /ブック型パッケージ] (BBQ2151CDX)

Sonic Temple 30th Anniversary [輸入盤 /5CD /ブック型パッケージ] (BBQ2151CDX)

 

 いや、当時タワーレコードSwing Out Sister 

Kaleidoscope World

Kaleidoscope World

 

と4月のある日曜日に一緒に買ったレコードあるし、別にいらないでしょ・・・、と思っていたのだが、現物を店頭で発見してしまうと、ねえ・・・。ということで89年リリースの4枚目のアルバムである。ご存知の通り、前作「Electric」 

Electric Peace

Electric Peace

 

 (このリンクはプロトタイプ状態の「Peace」とのカップリング。最高)で、どんとシンプルなハードロック路線になってしまってそれまでのネオサイケ?とかポジパン?とかそういうノリを断ち切ってしまったわけだが、今作はその次の一手、ということでやっぱり売れたかった、という思いが分厚いブックレットの証言集からは伝わってくる。結果Bob Rockがプロデュースを手掛け、より一層スケールのでっかいハードロック路線へ、と進んでいくのだった。まあ、かなりメインストリームに寄った感じなので正直当時、「前作も、えー、って感じだったが今作も、うーん」となった人も多かったはず(中学生の私ですらそうだった)。だが、どうしても嫌いになれないアルバムだったのは不思議なのだが、今回ブックレット読んで、ああなるほど、と納得したのはギターのBilly Duffyが必殺のリフ祭を繰り広げているからなのだな、と超合点が行った。だから「Electric」よりしっくり来たのだな、と。もともとThe Cultって最初っからギター大暴走のバンドだったし、こうなったのもある意味時代のことを考えると納得と言えば納得である。そして今回の箱のデモ集とか聴くと、やはり完成形としての施しをされる前からしっかりと曲が独り立ちして成り立っているから、そこらへんはまあ昔から曲良かったし、何も変わらなかったのだな、と本当30年経った今になって改めて感動できる、そんな好企画。しかし私の好きなThe Cultはここまで、だったな・・・。