I'm Not A Cinephile

AOBA NU NOISE  @Hi-hat Sendai 2019年12月14日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: Uri Gagarin、Rebel One Excalibur、Waikiki Champions、Masaki Saito

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live: Nami Sato、Misz、LAP

DJs: 1017 Muney, BabyBae, dgova, SIF, EVOL, RYOTA, RAMBO

SHOP: 呑処 神

整体マッサージ: リョウちゃん 

 年内最後のお楽しみですので、皆さん忘年会気分でよろしくお願いいたします!

 

さて、昨夜のcsgb、私は翌日の仕事に備えて、と、あまりの眠気のせいで早めにお暇してしまいましたがありがとうございました!ホナミちゃんは相変わらずビシバシと「好き」を打ち込むような感じの選曲でしたし、何をかけても秋山ワールド(Whodiniに衝撃)というお二方に対して、久々につなぎを頑張ろうと臨んだら命を削るようなアップリフティング、というか下世話感のDJになってしまい燃え尽きました・・・。楽しかった・・・。12月もあるのでたまには皆さん、遊びにいらしてくださいね。

 

さて、また料理の話かよ、と思われるだろうがそうだよ料理の話だよ。ワンタン、って餃子に比べると存在感が薄い、というか例えばお店に行って餃子はあるけどワンタンはない、という事態は多々あるものである。そして何だか実体のつかめないもの、みたいな感じなのではないだろうか。

 

しかし我が家ではワンタン鍋というものが大人気のごちそうメニューになっており、毎年大晦日はワンタン鍋を食べながら1年を振り返る、ということが恒例行事になっている。要はワンタンとにらと豆もやしを良い感じにごま油の効いたなんちゃって中華風スープの鍋に入れて食す、というシンプル極まりないものなのだが、これが飽きずにしみじみ美味しいし、取り分けてからラー油をお好みで入れると実にパンチも出て美味しい。

 

というか多分私は餃子を食べるのも、そして作る、というか包むのも大好きだが、それ以上にワンタンを作る、包む、ということが好きなのだ。理由はシンプル、実に簡単、だからである。餃子のように、上手くひだを作らなきゃ、とかもっと餡を詰めなきゃ、あ、溢れた、とかそういう苦悩に満ちた行程が、ない。単に皮の真ん中に餡を好きに(多くても少なくても良い)置いて、水を付けた指で淵をなぞり、なんとなく貼り合わせる、これでオッケーなのである。

 

最初のうちはちゃんと三角形になるように折りたたんで、且つその端を両手を合わせたような形になるように更につけて、全体として丸っこいフォルムになるようにしていたのだが、なんかの情報で別にそんなことしなくても良い、なんなら三角形も別にきっちりとした形に貼り合わせなくても良い、ということを知って、より簡単になってしまった。

 

ということでこの間ワンタンを作った際にはもう貼り合わせた形はずれてるわ、餡の量は不ぞろいだわ、という感じが楽しくて、もっと自由に!もっと大胆に!みたいに脳内で何かが分泌されたかのようにハイになってひたすら(多分笑みすら浮かべていたと思う)ワンタン作りに精を出し、なんかトリップしたかのように30個作ってしまったのであった。

 

まあ多分本搾りレモンサワーとか飲んでたから増幅されたのだけれども、何だか解き放たれた気持ちになって幸せになれる、合法ドラッグであるワンタン作り、皆さんもMDMAとかそういうものでトリップする前に是非お試しあれ。世界中の人がワンタン作ったら、戦争とかいじめとか差別とかそういうものがなくなると私は強く信じている。

 

ただ、ワンタン鍋はビールが面白いように進んでしまうので、そこは要注意である。この間私は家でワンタン鍋を肴に飲み過ぎてしまい、翌朝は世界平和どころの騒ぎではなかった・・・。

 

Bodegaの「Endless Scroll」を今さら聴いている。

ENDLESS SCROLL [12 inch Analog]

ENDLESS SCROLL [12 inch Analog]

 

 2018年のデビュー盤である。まあ、よくポストパンク、とか形容されるブルックリンのバンドなのである。まあそれが一番手っ取り早い紹介なのかな・・・。男女ヴォーカルのハネ具合とか絡み具合、どんどこ言うドラムスに唸るベースにめっちゃくちゃ良いカッティングのギター、もう申し分のない音である。ただ、彼らが何だか他によくあるこの手の音のバンドと違うのは、曲が実に良い感じに必ず爆発ポイントがあるか、もしくは超あっさり終わるか、という両極端に振り切れていてそれがインパクトあって、ともすればのっぺらぼうみたいになりそうなギターバンド群の中で、ちょっとユーモラスで良い表情をしている。あと、歌詞がめちゃくちゃ面白くて現代のネット社会というか、コンピューター社会を揶揄しまくっているものが多くて、ときに爆笑させられたりもする。「毎朝起きて同じサイトをクリック、コンピューター見つめて一日仕事して、仕事から帰って来てコンピューター見つめて、コンピューター見て休憩してリラックス、死んでも多分コンピューター見てる」とか「あなたのチャットメッセージ見ながら自慰」とか、クスリとするけど、なんだかもう言われてみたら確かにな、という歌詞も凄く良いですな。