Every Time I Hear That Song

今夜です!

DJ忘年会@Loop Cafe 2019年12月26日(木)19:00start ¥free!

八乙女にヒワタシくんやヒロシくん、tmym氏などなどが集結。まあふらっと、是非いらしてください!

csgb@bar fam 2019年12月30日(月) 19:00start ¥1500(1D)

Guest DJ: 立花実、tmym、Gin、Masayuk

DJ: Shinshin, 5atrou, tdsgk, mie

こちらも年末スペシャル感の強い感じで、ゲストもたくさん、久々の登場もあり、更にはまだ未定ですが山形から大変な、そうあの男も登場、の予定が!

 

さて、前回の更新はかなり久々だったので何だか書きたいこととか沢山あるが故に、色々「また後程・・・」の匂わせが多くてアレだったが、そんな「後程」案件の1つに、「tdsgk、サブスク始めたってよ」ということがある。

 

要は寝る前にiPhoneいじってたらあっという間にApple Musicの無料お試しに登録していた、ということなのだが、まあこれはここ最近の懸案事項だったので遅かれ早かれスタートしていたかもしれない。

 

ご存じの方も多いかと思うが我が家にはレコードとCDが膨大にあって(そう、そろそろ認めないといけないのだが、膨大、である)、それがまた一定の速度で増えているのだが、物理的にこれからそれらを増やしていく代わりにサブスクでまかなおうではないか・・・、ということではない。最近レコードを買ってシールドを開けると、この間までほとんどのレコードに入ってきた無料のダウンロードクーポンが最早消滅していることに業を煮やす日々が続いており、ちょっとな・・・、という感じだったのである。

 

私の中ではCDで買うかレコードで買うか、というのはすんごい微妙な線引きがあって、これは矛盾に満ちているし私も理解不能だからここでは説明できないのだけれども、最近は車で聴いてもしっくりくるような音楽をレコードで買うことが多く、そこでダウンロードできないと車で聴くことも能わずなかなか大変、という事態が続いていたのである。

 

ということでこの間の4月まで使っていたiPhone7をApple Music専用のiPod代わりにして、更に大いに不満のあった車内のカーステを激安で買い替え、外部端子対応のものにした。これでお膳立てが終了したので今は車内でCDもラジオもApple Musicでダウンロードしたものも聴ける状態になっている。

 

でレコードで買ってダウンロードが出来なくて、だった音源をバキバキライブラリに追加して聴いたりしているのだが、ふと気づけば今まで「配信限定かよ・・・」と諦めていたものも聴けるのだな、本当に阿呆みたいな意見なのだが。だからVegynとかHaimとかPearl Charlesのこれまで聴いてなかったものも聴けるようになったので、まあ嬉しい感じである。まだ初めて1か月も経ってないから全然今後どうなっていくかわからないけれども、とりあえず多分有料になっても登録して使い続けると思う。でも、これをメインで、という風にはならないかな、という予感もしている。

 

なんとなく、やっぱりどうしても音楽をできることなら所有したい、のだな多分私という人間は。これは多分少年期にラジオで聴きたい音楽を待ち続けて、でそれが聴けなかったり流れなかったりして絶望、という経験があって、その後音源を買い始めて、自分で聴きたい時に聴きたい音楽が聴けるってなんて素晴らしい!と滂沱の涙を流した人間だから、なんかこう今は手元にあるけれども、なんかの弾みで消されちゃう恐怖感、みたいなものがちょっとどうしても拭えないのである。今年多分電気グルーヴのファンの方が経験したであろう哀しい気持ちを、私はできることなら味わいたくないのである。

 

だから現状私のライブラリはアナログで持っているけどダウンロードができなかったもの、配信しかないもの、長距離運転用プレイリスト、くらいしか入っていないわけだがこれに変化が起こることは、うーん、なさそうな感じだな・・・。全くもって未来的な感じとは程遠い活用の仕方であるし、もっともっと活用方法があるのは百も承知であるが、まあそっとしといてくださいな。

 

Brandi Carlileの「By The Way, I Forgive You」を聴く。 

BY THE WAY, I FORGIVE YOU [LP] (DOWNLOAD) [Analog]

BY THE WAY, I FORGIVE YOU [LP] (DOWNLOAD) [Analog]

  • アーティスト:BRANDI CARLILE
  • 出版社/メーカー: ELEKTRA
  • 発売日: 2018/02/16
  • メディア: LP Record
 

 普通にグラミー賞とかにノミネートされるような方なのであるが、私はそのグラミー賞の2019年のに彼女がノミネートされたことを告げるラジオで初めて聴いて、ほほう、となったのでいやはや寡聞にもほどがあるというか何と言うか。6枚目のアルバムなのであるが、まあごくごく王道な女性シンガーソングライターによる、カントリーのりが強めではあるけれどもそこまで表立っておらず、寧ろ非常に癖のない、聴きやすいアルバム、である。勿論色々な苦難を乗り越えてきたらしい彼女の歌声は力強く、それでいて繊細で第一の聴きどころなわけであるが、良い意味でここまでオーソドックな歌ものフォークロックのりのアルバムがちゃんと一定の評価を得ている国なわけだからアメリカは広い。とか淡々と書いているけれども、このアルバム、どれも凄く曲が良いので何だかじわじわと染みるんだな・・・。歌詞も時に、直球にふれたTom Waitsみたいな瞬間もあったり。