今夜19時より配信!
csgb ~Stream~ 2020年5月30日(土)19:00~24:00
DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru
Guest DJ: Gin
pcではこのアドレスで、スマートフォンではアプリから視聴可能です。
ご自宅でどうぞごゆるりとご覧になってくださいませ!久々に選曲、ということをしたのですがちょっとレコード整理したにも関わらずやはり重労働、でした・・・。まあなんかこう、色々かかると思いますのでお楽しみに!
さてと、本当に誇張も何もなしに、毎日毎日色々なものに対してふざけんなよこら、という勢いで過ごしていたらちょいと疲れてしまった。まったく、お前らよくもまあ飽きもせずにバカみたいなことばっかり考えつくしやろうとするしやってるし、それはちゃんと食事をしてないからじゃ、ちゃんと食事に向き合ってないからダメなのじゃ、俺はそうなっちゃいかんのじゃ、と思い至ったので家でしらすのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを本気出して作ってみた。
と言うかパスタ料理の中でも所謂ペペロンチーノは工程も少ないし、非常に簡単なものなのだけれども、レシピとかをインターネットで見てみると「ソースの乳化」ということが今ではいつの間にか当然のこと、として書かれている。乳化、って言われてもねえ、と何だかよくわからなかったのでまあ適当にスルーしたり、自分なりに取り組んだりしてきていたのだが、何か悪政に対抗したり、職場での理不尽なことに対抗するためには逃げちゃダメだ、と気合入ったので(私はいつも気合の入るベクトルがあさっての方向なのだ、と齢40半ばにして気づいたよね)、今回はインターネットの動画レシピを参考にして作ってみることにした。
と言うことで今回はパスタを茹でながら、同時進行のニンニクや鷹の爪を入れたオリーヴオイルをあっためているフライパンにパスタのゆで汁を加えながら、無印良品の大きいシリコーン調理スプーン
(これ本当に重宝している)でフライパンを傾けてソースを集めながらそこをうおおおおおとこれでもか、これでもか、これでもか、というほどかき混ぜてみた。パスタをフライパンに入れるまでずーっと、ずーっと、ずーっと筋トレのような気持ちでうおおおおおとかき混ぜてみた。そうすると明らかに何だかオイルの具合が変わり、これがもしかして、よくわからないけれどもこれがその状態なのか・・・、と初恋のような気持ちで、乳化したと思しきフライパンにパスタを入れて絡めてみた。
明らかに今までとパスタへのソースの絡み方が違う。なので余さずちゃんとパスタにソースをまとわせることができ、食べた感じも今までよりも全体としての一体感が凄い。そして食べ終わった後に皿にほとんどソースが残らない、という事態を迎えるに至ってしまって、何だか感動したよ、という話である。
やはり何事もアップデートは大事、である。これからも自分を色々とアップデートさせていきたいものである・・・、がまた来週もふざけんなよこら、って感じで日々過ごしちゃうのかな・・・。いいや、また何か作って食べよっと。
今日は久々のDJだし来週は違う気持ちで乗り切れるのではないか、と思いながらいるのだが思えば私のDJ、選曲も技術もアップデートされてないな・・・。それはまあご愛嬌で・・・、ということでClaudio Rocchiの「Suoni Di Frontiera」を聴く。
イタリアのStormy Six初期メンバーの彼の76年作、である。実は最近これの1つ前のアルバムを買って聴いていて、その流れでDie Schachtelブームが私の中で来ている時によくわからないままに買っていたこのアルバムも一緒に聴いている。ということで彼の作品は今作と前作の2枚しか聴いたことがないのだが、どうもこの2つが突き抜けて実験的なアルバム、らしい。ここでは全ての音を彼が1人で宅録して作っていてギターもベースもシンセも鍵盤もパーカッションも全て加工されまくって(勿論声も)結局何故かユルいけれども深遠な宇宙を感じるような電子音響作品、となっている。ローファイと言えばローファイ、な素朴さではあるのだが、何だか純度の高い結晶のような美しい作品。Clusterの「Sowiesoso」
を想起させるような瞬間もあって、何だかこういうの、愛おしいなあ、ずっと聴いていられるなあ・・・。