Far n' Distant Memory

来週、もしかしたらまた何等かの形でcsgbが・・・?

 

大分これまたご無沙汰しておりましたが、生きています。様々なことに疑問を抱き、怒りを覚え、不安を感じ、の日々ではありますが、まあ何とか生きています。

 

なんか世界を見ても日本を見ても、なんかなあ、ということばかりでどうなっちゃうんだろうな、と不安になる日々だったのだが、ある日、私の住む地域の上空に浮かぶ謎の白い球体、とかもうなんなの、止めてよ・・・、と思いながら帰宅したら我が家の向いの家に救急車とパトカーと消防車が来てて何だか人だかりはあるし、また別の隣の家には葬儀屋の車が来てて、と何だかこれ、こんなに色々と押し寄せてこられると、明らかに何等かのバランスを崩して家から出られなくなる事態だな、と思ったりしたが、ぎりぎりのところで回避できたのはそれだけ私のメンタルも強くはなっているのだろう。

 

そんな日々で、とくに何も特筆すべきことがなさすぎてあれなのだが(まあこれは実は今に限らずこれまでもだったりするのだが)、無印のご飯に混ぜて作るタコライスの素がなくなってしまった(最近無印はカレーに寄りすぎではないか)ので、タコライスを自作してみたら何だかとんでもなく美味しかった、という話とか、物凄く久々に(2年ぶりくらいか)我が家から歩いて1分くらいの焼き鳥大吉に行ったら、全く期待もしていなかったのに、焼き鳥がふんわりとしていて凄く美味しくなっていた、とかそういう話しかないな・・・。

 

あとは家で喫煙する際にはマッチで煙草に火を点けることが多いのだが、最近そのマッチを消さずに自然に消えるまで、ずーっと炎を見つめている。何だかそうすると不思議と気持ちも安らぐもので、これはそれを更にスケールアップさせてソロキャンプでキャンプファイアーを見つめたりしたら、もうとんでもなく浄化されるのではないか、と思い始めたので何だかやはり、いきなり普通に仕事が一気にマックス忙しくなっているので疲れているのかも知れない。

 

大体キャンプ、とか私の場合仕事で何回か行った際には毎年毎年、二度と来るかボケ、的な捨て台詞を吐いていたくらいなので全く向いていないと思うのだが(まあ仕事だったからというのも大いにあるが)、ソロキャンプ、という概念には非常に心惹かれている自分がいる。でもあくまで概念、なのでどっちかと言うと、もう家の前の駐車場で突然焚火したらよいのか、とも思ったりしたのだが、それはそれで狂気、だと思うし、あんまり心安らがないと思うので、やはり、ソロキャンプかな・・・。それか、夜にでも1人で近所の河原の草燃やして眺めるか、否、それは狂気というか立派な犯罪だ・・・。

 

ということで本当にどうでも良い近況報告であった。でもソロキャンプ、ちょっと本当に興味がないわけではなくなってきているので、何だかやはり疲れているな。でもソロキャンプしながらこういう音楽聴いたら良いのでは、とAldous RHの「Respect 4 Devotion」を聴いている。

RESPECT 4 DEVOTION [12 inch Analog]

RESPECT 4 DEVOTION [12 inch Analog]

  • アーティスト:ALDOUS RH
  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: LP Record
 

 Egyptian Hip Hopという何だかよくわからんバンド名ながらとても素晴らしいバンドがいた(過去形で良いのかな)

Good Don't Sleep [輸入アナログ盤・2LP] (RS1214LP)

Good Don't Sleep [輸入アナログ盤・2LP] (RS1214LP)

  • アーティスト:EGYPTIAN HIP HOP
  • 発売日: 2012/10/24
  • メディア: LP Record
 

 のだが、アルバム1枚で沈黙してしまって、代わりにそこのヴォーカルだった彼のソロアルバム(2枚目になるのかな)が届いた。これが、ある年の夏、ジャマイカは凄い暑さだったのでミュージシャンたちは速いスカのビートを遅くして演奏した、そしてレゲエが誕生した、というエピソードを思い出す、何かあったのかな、というくらいBPMが極端に遅い、そしてユルい、ソウル風味のナンバーが詰まった、危険な気持ち良さのアルバムである。しかも音質が凄く不思議で、宅録・・・?と言ってしまいそうなくらいのベッドルーム感のある音、である。でもそんな中で甘いメロディに甘いヴォーカル、でもちょっと病的なねっとり感のある質感、ということでこういうの、ローファイになってしまったPrince感まで醸し出している、とあえて言い切ってしまいたくなる傑作。最近話題のJohn Carroll Kirby

My Garden

My Garden

 

も参加、ということで結構メインストリームのR&B的な方向に行けなくもなかったのかも知れないけれども、決してそっちには振れない音で、逆にそこらへんも何だか凄く響く、気持ち良いけれどもちょっと居心地の悪い何かを感じる、蒸し暑い音楽。滑り込みで今年の上半期のベストに入りますね。