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csgb Vol. 68 ~Stream~ 2020年7月31日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*予約制 

DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru

Guest DJ: hirasho

https://www.twitch.tv/barfam 

pcではこのアドレスで、スマートフォンではアプリから視聴可能です。今回は事前にbar famのSNShttps://twitter.com/bar_fam )にDMいただければ予約して、そしてマスク着用の上で入店可能です。

オンラインも有り、の形では3回目のcsgbです!お家でもお楽しみくださいませ!

 

ということでオンラインAOBA NU NOISE、ご覧になってくださった方々ありがとうございました!!私たち、その時々で面白いと思ったことを全力で面白くなるようにやってるのでオンラインはオンラインでとても楽しくできました!何気に14年が過ぎ、もう15年目に突入してましたが全然こないだ始めた感じ、で毎回やってます。

 

EVOLもまさかのEssential Logicのデビューシングルを私は12インチ持ってきたら相棒の大久さんが7インチ持ってくる、という相変わらずの神がかり的な気の合いっぷりで震えました。長いことやってると、こんなことも普通に起きるのでなんか続けてると面白いことありますなあ・・・。あと2人ともかけなかったけどTuxedomoonまで違うレコードですが被ってましたね・・・。で、私たちは2人組なんでブースに2人で入るのが基本スタンスなのだけれども、なんかほら世の中的に(テレビとかでは結構形だけ、というのが多いように思えるのだけれども)ソーシャルディスタンス、とかあるじゃないですか。ということでそれを保っていたら全くEVOLは動けないので、(これもどこまで本当に効果、というか意味があるのかわからないけれども)マスク&フェイスシールド着用でやってみました。

 

まあ個人的にはなんかDaft PunkとかDEVOみたいに画面上で見えたら面白いかな、とか思っていたのですが、やはりその思いは通じていたようでCall And Responseレーベル主宰の音楽ライターIan F. MartinさんがTwitchのチャット上で「Q: Are We Not Men? A: We Are EVOL!」というコメントを残してくれていて、なんか我が意を得たり、というか東京AOBAの際にDJで出てもらった時、私とまさかのPere Ubuが被るというあり得ない事態が起きるような人はさすが、と思いました。

 

本当はまあ早いとこ普通、というか以前やっていたようなAOBAの形態に戻れるような世の中、に戻れると良いのですが、何ともわからないのでまあ現状ではこんな感じ、でやってみました(ちなみに仙台市の文化事業団から助成金をいただいてやってみました)。でも終わってみたら、なんか普通にやった時と同じくらい楽しかった気持ちだったので、これはもう形態は何でも関係ないのかな、AOBA、とかちょっと思ったりしました。

 

これからも変容する世の中だとは思いますが、AOBAもその時々で一番できそう、面白そう、ということをやって続いていくのかな、と確信を得た一夜でした。でも、多分EVOLはこれからも何ら何も関係なくThe Gun ClubとかBad Dream Fancy Dressとかをかけ倒していくんだろうなあ、まあ、別に古いものにこだわりがあるわけではなく、新譜も旧譜も響くものがあれば(EVOL的な強度を持っていれば)何でもかけるのだけれども。

 

Jessie Wareの「What's Your Pleasure?」を聴く。 

What's Your.. -Hq- [12 inch Analog]

What's Your.. -Hq- [12 inch Analog]

  • アーティスト:Ware, Jessie
  • 発売日: 2020/06/26
  • メディア: LP Record
 

前作

Glasshouse

Glasshouse

  • アーティスト:Ware, Jessie
  • 発売日: 2017/11/03
  • メディア: CD
 

がとんでもなく名作だったUKのソウルフルなシンガーの4枚目のアルバムである。これまでもR&Bをベースにしながら凄く良いアルバムばっかりだったのだけれども、今作はプロデュースがSimian Mobile DiscoのJames Fordとか、なんと久々のMetro AreaのMorgan GeistとかKindnessさんとかで、ちょっとこれは・・・?と思ったら全体的にめっちゃダンサブルなディスコのりのアルバムに仕上がっていてめっちゃ痛快な一撃、である。ディスコ、と言っても別に全体を金太郎飴的にのっぺりとノリノリなだけにしているわけはなく、Rotary Connectionみたいなソウルフルなナンバーもあったり、良い感じのハウスっぽいナンバーになんだかちょいとエナジー入っているような、そういう私の大好物のナンバーとかもあって、凄く飽きずに楽しめる1枚である。まあ曲はしっかりとしているし、ヴォーカルは掛け値なしの上手さなので全てがウェルメイドな、そしてダンサブルな楽しいアルバムなので、こんなに嘘みたいに雨続きのこの頃のじめじめを吹き飛ばすにはうってつけの傑作である。