Body In A Room

csgb Vol. 68 ~Stream~ 2020年7月31日(金)20:00~25:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*予約制 

DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru

Guest DJ: hirasho

https://www.twitch.tv/barfam 

pcではこのアドレスで、スマートフォンではアプリから視聴可能です。今回は事前にbar famのSNShttps://twitter.com/bar_fam )にDMいただければ予約して、そしてマスク着用の上で入店可能です。

ということで、次の金曜日になります。本当に世の中、配信されるもの多いですが、もしお暇でしたら是非お付き合いくださいませ!今回も頑張っていきたいと思います。しかしこのコロナ禍、インターネットがない時代だったら一体どうなっていたことやら、と時々ゾッとしますね・・・。勿論今もひどい状態であることに変わりはないのですが、まだちょっとはマシ、なのかな、とか思わないとやってられないじゃないですか。

 

思えば私はほとんど週休1日、なのである。休みが2日以上連続すること、はごく稀である。しかもその週1日の休みも1人で、だとかなり気ままにユルく過ごせるのだが、そうでない場合は結構タイトな(仕事ではないものの)もので、何だかあんまり休んだな、と言う気もしないままに月曜日、という西野カナの「パッ」

パッ(初回生産限定盤)(DVD付)

パッ(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:西野 カナ
  • 発売日: 2017/05/03
  • メディア: CD
 

(いまだによく聴くくらい名曲)以上によくよく考えてみるとやるせない感じの日々なのである。

 

でも所謂旗日、だと連休になることが多い。だから今ありがたいことに連休中なのだが、何をするか、と言えばそれは部屋の整理、なのである。

 

もうこれは「こんにちは、趣味は休みの日に良い木を見つけて仏像を彫ることです」とか「こんにちは、アントニオ・ガウディです。サグラダ・ファミリア作ってます」というのと同じこと、である。つまり終わりがない、ということである。本当に続けて1人の休みの日があると私は部屋の整理ばかりしている。

 

いや、何もめっちゃくちゃにだらしない生活を送っているのではなく、とうに収納の限界を超えた部屋の中でいかにうまくまとめるか、ということに残り少ない命を燃やしているのである。あ、勿論レコードとかCDとか、である。この連休もこの間のDJで使用したレコードを棚や箱に戻しながらレコード神経衰弱大会を行い、さっきあっちの箱で見かけたレコードと今見つけたレコードを一緒にしておかないと後々困る、とかやっていたらあっという間に2日くらい経っていた。しかもサグラダ・ファミリアなので終わっていないし、何なら整理の途中でレコードが増えたりしてかなり困難な道、である。

 

1人の休みも今日で終わりだし、来週金曜日はDJあるし、なのでリアル「ある程度」で今回の整理はいったん終わりを迎え、次はお盆の時期に大整理大会(含むCD)が行われる見通し、である。実はCD収納用には倉庫、というかコンテナ1個借りているのだが、レコードも、何か良いところないですかね・・・。実家に持っていく、というのも考えたのだけれどもうちの実家の母親aka仙台の平野レミに腰抜かされても困る量だしなあ。

 

でも整理していると、おおっ、という出会いがあって嬉しいし、ずーっと喉に刺さった小骨のように「どこにあるのかな・・・?」ってなってたレコードを発見した時の喜びも大きい。Eddie Brickell & New Bohemiansの12インチとかあると思ってた場所になくて2か月くらい気になっていたのだけれども、今日さっき、なんとなく連想ゲーム的にSuzanne Vegaの12インチの近くにあるんじゃないか、と思ってがーっと探してみたらSuzanne VegaとかThey Might Be GiantsとかColdcutとかの12インチの近くから発見されて・・・、いやマジ泣いたよね、っていうのと同時に何とかしないとな、と思ったりした。

 

12インチ、何ていうのか厚みがない、つまり背表紙?的なものがないのが多い(UK盤とかだと)のでいったん見失うとなかなか発見しづらい。今はThe Lotus Eatersの12インチ探してます(家で)。

 

Bing & Ruthの「Species」を聴く。 

Species [輸入アナログ盤 / 2LP] (4AD0187LP) [Analog]

Species [輸入アナログ盤 / 2LP] (4AD0187LP) [Analog]

 

何でも4枚目、4ADからは2枚目のアルバムらしいのだが、寡聞にして初めて聴いている(これまでのアルバムのジャケは当然のように全部見覚えがあってちょっとゾッとしたが)。何でも前作まではピアノがメイン、でネオクラシカル、とか呼ばれる感じにまとめられていたそうなのだが、もしかしたら今作からの出会いで良かったのかも。今作はファルフィッサ・オルガンとクラリネット、ベース、という摩訶不思議な組み合わせによって作られたアルバムで、そのファルフィッサの音色が全ての主導権を握る音楽である。ファルフィッサの音色、と言えばギラギラしたPhilip GlassSteve Reich、ひいてはStereolab、とかを想起させられるものであるが、ミニマル、かと思えば一瞬そう感じても実は全然違うように展開していったり、サイケっぽいか、と言えば不思議と自然の風景が見えるような、そういうインスト作品、である。物凄く大きなスケールで旋律が展開しているようなフシもあってこれは何だかただ事ではないアルバムである。砂漠でのランニング、とかそういう発想も背後にあるようで、なるほど果てしない感じ、しかも何だかゴスペルっぽい感じに聴こえる瞬間もあって、いやいやこれは個人的に大した発見である。久々に(でもないかも知れないけれど)日本盤のCDで買って延々聴いているのであった。