Forever J

9月25日(金)はcsgb、9月26日(土)はAOBA NU NOISE、それぞれ配信ありの形であります!!

 ということで2日連続、私のDJがネットで観れて聴けてしまう、という世も末な事態になっております。現場でも、そしてご自宅でも、ちょっと気が向いたら是非お会いしましょう!

 

今更だけれどもこの間8月29日の土曜日にRecord Store Day、という企画がありまして。レコード屋さんがそれで盛り上がってくれるというのは本当にありがたいし、大事、なのだけれども普通に土曜日に仕事とかやっていると、全く乗っかれない。

 

今年は疫病のせいでちょっとこれまでとは違って当日の13時からはネットでも買えるよ、という優しい設定になっていたので、まあ仕事と言えどもその日はほぼ午前中で終わりだし、欲しいリリースがその時にネットで買えると良いな、と思っていたのだった。

 

しかし仕事で部下(という言い方も私の職種の場合何か変だが、まあ若者)が信じられない大ミスをその日にやらかしてしまい、それの対応をしなければならなくなったので12時半から14時くらいまでわーわー、と月曜日にやるそれのリカヴァー策を作り周知し、と走り回ってひと段落していたら、ふうお腹が空いた、ということでやっとお昼を食べに出て、定食待っている間に、あRSDのネット販売・・・、とやっと思い出す、という体たらくだった。

 

慌ててネットを開いて、結構3枚ほどお目当てのものが今回海外リリースであったのだけれども、4ADからのPale SaintsとThe Wolfgang Press(!)の2枚は何とか押さえられた。しかしTerry Hallの「Home」

Home

Home

  • アーティスト:Hall,Terry
  • 発売日: 1994/09/08
  • メディア: CD
 

のアナログがない。色々情報を教えてもらってみたけれども、ない。何なら翌日まで待って海外のサイトも見たけども、ない。もしかしたら別に出遅れたから、ということではなくそもそもネットにほとんど出なかったのではないか、とも思うけれども、ない。

 

あんな94年のリリース当時全英75位どまりで、CDだったら中古屋で必ずと言って良いほど信じられない安値で見かけたのに、ない。去年のThe Specialsの復活作が全英1位だった影響からか、ない。バックがCraig GannonにLes PattinsonにChris SharrockにIan Broudieプロデュース、という鉄壁の布陣だからか、ない。Andy PartridgeやらNick Heywardやら、豪華作家陣も参加して、本当に名曲しか入っていないアルバムだからか、ない。もはや歌謡曲かと思うほど哀愁感マシマシ「Forever J」からThe Ligtning Seedsのアルバム 

Sense

Sense

  • アーティスト:Lightning Seeds
  • 発売日: 1992/02/18
  • メディア: CD
 

で先に発表された押韻が素晴らしい「Sense」、そう言ったシングルも勿論のことアルバム全体を通してエヴァーグリーンな強度を持ったメロディにTerry Hallのあの美声が乗っかって、シンプルだけれど飽きの来ない、UKポップスの最高峰のアルバム、だからか、ない。しかし、私もCDでは26年間聴きまくっているからもしかしたらアナログ盤を持っている必要性も、ない、・・・という風に割り切れる人生だったらどんなにかこれまで楽だったのだろうか、ということを振り返る際のBGMとしても最高峰で、やはり非の打ちどころも、ない。

 

ということで今はdiscogs見ては頭を抱えているのであった。そしてRSD当日仕事で大ミスをやった部下には壮絶な呪いをかけておいたこと(使おうとするとボールペンのインクが必ずなくなっている、とか割りばしを絶対上手く割れない、とか暑い日に冷たい飲み物を自販機で買っても必ずぬるいのが出てくる、とか)も追記しておく。