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来週末は金土と、twitchに張り付いてください!

csgb Vol. 70 ~Stream~ 2020年9月25日(金)20:00~26:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*予約制 

DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru, hirasho

https://www.twitch.tv/barfam 

pcではこのアドレスで、スマートフォンではアプリから視聴可能です。今回は事前にbar famのSNShttps://twitter.com/bar_fam )にDMいただければ予約して、そしてマスク着用の上で入店可能です。

で、翌日ですが 

AOBA NU NOISE meets Phiz at SHAFT  2020年9月26日(土)Start 20:00~

LIVE: KISEKI(食品まつり+Taigen Kawabe( Bo Ningen)), Waikiki Champions

DJS: ASAI, BABY BAE, IOLITE, EUKI SUELO, 1017 MUNEY, EVOL, RYOTA, RAMBO

VJ: Satoshi Kanno, GIN

twitch.tv/aobanunoise

とりあえず私は元気にやっております、ということを二晩かけてお伝えしたいと思いますし、45歳の私の姿を配信で観れるのは最後の機会かと(って来月も単に末になったらあんまり変わらず46歳の私の姿が配信されるだけなのですが)。

 

さて、ちょっと歳を取ってくると昔の風景、昔の街並み、昔の店、などのことがある日突然、堰を切ったように一気に、何故か知らないけれども頭の中に流れ込んでくることがある。

 

最近は仙台の繁華街、もう仙台の人にしかわからないかもしれないけれども、一番町の昔のことが思い出されてなかなかに不思議な気持ちになっていたのだった。とくに一番町の三越の辺りの昔のこと、これが変に私の頭の中を占拠してしまってなんだか記憶力チェック、みたいなことを勝手に自分の中で行っていたのだった。別に最近行った、とかは全然ないのだけれども。

 

今では一番町のアーケードは歩行者しか入れないけれども、昔は真ん中が車道だったよな、あれはいつの頃だったっけ、確かあれは三越の向かい側のおもちゃ屋さんでミニカーのトミカ、いや、それよりちょっと大きい縮尺が43分の1の、トミカダンディシリーズのトヨタランドクルーザーのミニカーを買ってもらった時、あの時は車道を三越からそのおもちゃ屋へと横切った記憶があるから、あの70年代の末頃はまだ車が一番町を走っていたのだなあ、とか。

 

更には今はタワーレコードは2008年からは仙台の駅前、パルコに入っているけれどもその前は1996年から一番町のフォーラスにあったな、何故96年、とわかっているかと言えば移転して初めて行った時にNearly God

Nearly God

Nearly God

  • アーティスト:Nearly God
  • 発売日: 1996/04/19
  • メディア: CD
 

買ったのを覚えているからなのだが。

 

なんならその前は1985年から1996年までは同じ仙台の一番町の今は亡きシャル、というビルにあったのだった。実は一番仙台のタワーレコードの場所としては短いにも関わらず、私の場合ここがファーストインパクト故、一番印象深いのである。4階までの広いX型の階段、タワーレコードと同じ4階にあった美味しいピザ屋、3階のロックグッズを扱うお店、1階の入り口のところのクレープ屋(食べたことはない)、入り口のところにはモニターが数個あって、そこでは海外のPVが流れており、たまたまJulian Copeの「Trampoline」 

Saint Julian: Deluxe Edition

Saint Julian: Deluxe Edition

  • アーティスト:Cope, Julian
  • 発売日: 2013/02/12
  • メディア: CD
 

が流れていて釘付けになったこと、とか昭和が終わった時の一番町の異様な静けさ、そんな中、やっぱりシャルのタワーレコードに行ってA.R. Kane 

69

69

  • アーティスト:Ar Kane
  • 発売日: 2010/03/30
  • メディア: CD
 

 とThe Sisters Of Mercy

Dominion - Sisters Of Mercy 7" 45

Dominion - Sisters Of Mercy 7" 45

 

買ったな、とか。

 

その他にも仙台の一番町にまつわる、本当にどうでも良いような昔のことが奔流のように頭の中を駆け巡ってしまって、何だか不思議な気持ちだ。ノスタルジー、とかメランコリーとかは一種の病気のようなものと認識されることもあるようだが、ここ数日の頭の中を占拠する昔の街並みの記憶のせいでの自分の具合のことを考えると、それも頷けるものである。と同時に、何か昔は良かった、なんて口が裂けても言いたくはないのだけれども、実際何だか世の中余裕があった、というかもしかしたらネット以前で「知らないこと」があったから「知りたい」「広めたい」ということで意外に世の中活気づいていて、それが街並みにも影響したりしていたものなのかな、とか思ってみたり。

 

いや、そんなにめんどくさいことを言いたいわけでもなく、単にちょっと昔のことが思い出されてやまなくて、ちょっと大変なんだ、と言う近況報告なのだった。

 

で、Dave Kusworthが亡くなってしまったという情報でこちらも大変なんだ。だって、今年来日してたよね・・・。ということで

All the Heartbreak Stories [12 inch Analog]

All the Heartbreak Stories [12 inch Analog]

 

これを聴いている。名義的には最初のソロアルバム、と言っても良いのだろうか。The Bounty HuntersやNikki SuddenとのThe Jaobitesなどの活動で知られた彼のCreationからの1991年リリースのアルバムである。アクースティックギターメインで時にバンドサウンドで、管楽器も入り(The Jazz Butcherさんが吹いている)、女性ヴォーカル曲もあり、なのだが、結局は良いメロディが面白いくらいに連発される、全曲最高のシンプルで渋いロックンロールアルバム、ということしか言えない。けれども、そういう音楽は一生聴けるものなのである。皮パンに長髪に、というルックスもあってなんだかルーズでラウドな(昔で言えばバッドボーイズロック、とかそういう呼称になってしまうような)音楽を想像してしまうかもしれないけれども、Johnny Thundersのソロアルバムのように、繊細な唄心が光る涙の名作なのでただでさえグッと来るのだけれども、今朝は更に染みるじゃないか・・・。