Romeo Had Juliette

金曜日のcsgb、そして土曜日のAOBA NU NOISE、と私のDJ配信2連荘、ご覧になってくださった方々、そして現場でお会いした方々、ありがとうございました!

 

csgbの方は最近の私のモードであるBPMがちんこ勝負の前半、そしてなんだか自由な後半、という感じでしたが、Ned's Atomic Dustbinの「Happy」かけたらtwitchのチャット欄やら何やらが騒然としたのが最高でした。そう、ネッズ、良かったですよね・・・?

 

で、土曜日のANNはこの面子の中でEVOLは浮かないわけがない、ということで逆に盛り上がってしまって、Natoレーベルの「Spirou」トリビュート盤からJohn ZornとBlind Idiot Godの共演とかをかける、という単なる音塊をぶつけ続ける感じで、まだまだ時間が足りない、と言う勢いでした。またよろしくお願いいたします!

 

ところでAONA NU NOISEのTシャツを作りました。

aobanunoise.thebase.in

送料無料で3000円になります。なんだか、フツーに着ても映える作りになっております。ボディはGILDANですごく着心地良いですし、King Rambo Soundが多賀城のStephen O'malleyぶりを発揮してデザインしたバックプリントも凄く格好良いので、是非おひとついかがでしょうか。よろしくお願いいたします。これ、本当に普通に着れるので歴代アオバTシャツの中でもとくにおすすめです!

 

で、そんな配信2連発の翌週、今週日曜日もまた私のDJの配信があります。

SHOCK TREATMENT#8 @Bar Pinhead 2020年10月4日(日)18:00~

DJ: KEN(PINHEAD)、BRIAN(Little Factories, Fido's Brunch)、TKDM(Car Crash)、ハシケン(SPOTTED PATTERN, BOODLE)、Bill(HITSVILLE)、tdsgk、Tim男

みんなが好きなロックンロールを流す、というそれだけでも最高のイヴェントにお誘いいただきまして、とても嬉しく、楽しみです!詳細はまた後日!

 

ということで何だか最近色々やっておりますが、先週は血を吐きそうなくらい仕事が忙しく、そんな中金曜日は台風の影響か何なのか、非常に眠く頭も痛く、そしてずーっとしゃべってる同僚(私の職業をご存知の方なら納得いただけるかと思うが、いるんですよ、ずーっとでっかい声でわーわー喋っている奴)とかに対してのイライラが限界を迎えたりする中夜中の1時くらいまでcsgbでDJして、帰宅して寝て、翌日8時から仕事して色々やって帰宅してまた出かけて酒飲んでAOBA NU NOISEでも酒飲んでDJして、数年ぶりの勢いで夜中にラーメン食べてまた酒飲んで朝5時くらいに寝て、とかやったら日曜日は久々に昼過ぎに起きたが、実に爽快であった。

 

で夜はワンタン鍋を作ったりしたのだが、30個のワンタンを包みながら、嗚呼、今幸せだな、と思ったがそれは単にその「ワンタンを包む」ということに没頭できる時間があって、集中して無心にやれる時間があったから多分それを幸せ、と感じたのだろうか。無論そのワンタンを作成するにあたっては様々な犠牲があって、それの上に成り立っている幸せであるのは間違いないわけで、やはり人間の幸せは何かの犠牲の上に成り立っており、それは誰にとっても幸せというものは何かの犠牲の上に成り立っているのであって、それはつまり支えあっていると言うこともできるのだな、と言う風に考えながらワンタンを作って食べたのであった。

 

要は充実の週末だった、と言えるわけでそれでまた平日を乗り切れるかな、と思って昨日は眠りに就いたのだが今日は今日とて朝から怒涛のように迫りくる理不尽に対しての憤怒が私を貫き、週末の充実感・幸福感は儚くも砕け散ったのであった。ちっ。

 

Lou Reedの「New York」がリマスターでとんでもないエディションで再発になる、ってなってしまったら買わないといけないわけで。

New York -Lp+CD-

New York -Lp+CD-

  • アーティスト:Reed, Lou
  • 発売日: 2020/09/25
  • メディア: CD
 
NEW YORK (デラックス・エディション)

NEW YORK (デラックス・エディション)

 

LP2枚+CD3枚+DVDともなると結構な出費であったが、まあ相手が相手なのでしょうがない。89年の結構彼にとってもターニングポイントになった名盤である。まだレコード盤しか聴いていないのだが、今回のリマスターは、まあ私が今までCDでしか聴いていなかった、ということもあるのだけれども異常に音が立体的でベースもヴォーカルもやたら近いし、ギターもドラムも音が異常に良い。つまり、全体として生前異常に音にこだわっていたLou Reed本人も大いに満足するのではないか、という迫力の音になっているので興奮する。「音」そのもので興奮させられる、ってのもなかなかない体験なのでそのためにもこれはアリなのではないか、と思ったりもするのだが、内容もまあ今さらどうこう言うのも意味がないかも知れないシンプル、且つストイックなロックンロールアルバムなので今回のリマスターで初めて聴く人がいたらそれは実に出来過ぎた幸運な体験なのではないか、と思う。歌詞がまた、各曲毎のドラマがしっかりしていて、結構シリアスなのだけれども、それだけではなくちょっとしたユーモラスな感じや感動的な感じもあって、つくづく傑作だなあ、とまたしても思った次第である。でも、今回のリマスターで、勝手に身体が動きそうなグルーヴが際立っているように思うので、そんなことをこのアルバムに対して感じさせられるなんて、いやはや大変だ・・・。