Arpeggi

今夜です!

SHOCK TREATMENT#8 @Bar Pinhead 2020年10月4日(日)18:00~

DJ: KEN(PINHEAD)、BRIAN(Little Factories, Fido's Brunch)、TKDM(Car Crash)、ハシケン(SPOTTED PATTERN, BOODLE)、Bill(HITSVILLE)、tdsgk、Tim男

https://www.twitch.tv/bar_pinhead

こちらのtwitchのアドレスで配信もいたします! 

私は21時過ぎですが、まとめて楽しいBGMとして配信もお楽しみください。なんかかけたい曲がたくさんありすぎて消化不良にならないように気を付けないと・・・。

 

そしてAOBA Tシャツも絶賛発売中です!

aobanunoise.thebase.in

画像は前のエントリに貼ってますのでそちらを参照してください!よろしくお願いいたします。

 

さて、牛丼でお馴染みの吉野家というチェーン店があって、まあたまに私も利用するのだが、そんな中でもよく利用する店舗、というのが仙台に私の場合、2店舗ある。

 

まあその2店舗に加えて職場の近くの店舗もたまに利用することがあるのだが、それはにっちもさっちも行かなくなった時の苦肉の策的に利用することがある程度なので、吉野家に行って食べよう、という強い意志を持って行く店舗は仙台に2店舗、ということである私の場合。

 

1店舗めは比較的我が家の近所にある、これは結構世にも珍しい形態の吉野家でそばも出しているのである。メニューがそばにうどんに天丼にまぐろ丼にカツ丼にかき揚げ丼にうな重に、というイレギュラーすぎるメニューに加え通常店舗の吉野家のメニューが(もしかしたら全部ではないかも知れないけれども)あって、やたらメニュー点数も多く選び甲斐もあるのでよく家の近場で何か食べよう、という時には利用している。夜遅く車で通りかかっても開いているので、DJ終わりで車で帰宅途中、餓死寸前になってもここがあれば、というありがたい店である。ちなみに上で「選び甲斐がある」とか書いているけれども私のことをよくご存じの方ならおわかりの通り、私は大体ミニ牛丼つゆ抜きともりそば、というセットしか食べたことないのだけれども。

 

もう1店舗は仙台の歓楽街国分町にほど近いところにある吉野家である。こちらの店舗はセルフサービス化が著しい昨今の吉野家にあって、懐かしい感じの座席の配置に店員さんの動きが見られる、という点で今やケーキやらコーヒーまで出してしまう吉野家の中でも比較的オールドスクールな佇まいが心地よい店舗である。また私がよくDJするbar famにほど近いところにあってイヴェント前、中の腹ごしらえ、としても秀逸である。まあ私のことをよくご存じの方ならおわかりの通り、私は大体牛丼並盛つゆ抜きと野菜サラダしか食べないのだけれども。

 

と上記私がよく行く吉野家2店舗に関して現在形で書いてきたが、上記2店舗ともこの夏閉店していた・・・。そう、2店舗とも、である。他の吉野家は少なくとも確認できたところでは普通にどこも営業しているのに、私に縁の深い2店舗、この2店舗だけが見事に閉店していたので、吉野家は私に対して厳しく包囲網を敷いてきているように思うのだけれども(私の場合こういうことは適当に流れで冗談めいて言っているわけだが、こういうこと本気で考えてる人、いるんだろうな、というのが昨今の世の中の怖いところですよね)、何もそんな仕打ちをしなくても・・・、とガクッとくる日々である。

 

とくに我が家の比較的近所のそば処吉野家なんて、これで宮城県には1店舗もなくなってしまったわけで、それは天然記念物のキタキツネを狩猟して殺してしまったようなものである。まあ国分町の方の店舗は普通ではあったのだが・・・。

 

そういえばこの国分町に近い吉野家、ここの場所は吉野家になる前は、ファストフードのデイリークイーンが入っていたな、ということを思い出したのだがそれはもう30年以上前くらいの話であろう。ちなみにそのデイリークイーンでは、元電気グルーヴCutemen(今も現役)のCMJK氏がアルバイトしていた、という話もある、全くこの際関係ない話だが・・・。ついでにそもそもデイリークイーンって今日本にあるのだろうか、と思って調べたらやっぱりもうないのですね・・・。

 

Kelly Lee Owensの「Inner Song」を聴く。

Inner Song [12 inch Analog]

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  • アーティスト:Owens, Kelly Lee
  • 発売日: 2020/08/28
  • メディア: LP Record
 

これも今年のもうちょい早い時期には出ている筈だったのだが、大分リリースが延びてやっと聴けている。イギリスはウェールズ出身の彼女のセカンドアルバムである。確か以前はギターポップバンドのThe History Of Apple Pieでベース弾いてた記憶も・・・。今年の頭の方にでたJon Hopkinsとの共演(というかリミックス?)作

Luminous Spaces [Analog]

Luminous Spaces [Analog]

  • アーティスト:Hopkins, Jon
  • 発売日: 2020/01/24
  • メディア: LP Record
 

がとても素晴らしかったのでアルバムも心待ちにしていたのだが、これもやっぱり凄く良い。Radioheadのインストカヴァーという意表を突くスタートの、このAlan Silvaのアルバムからタイトルを取った作品は強いキックの4つ打ちもSteve Reichのようなミニマルな感じも、一昔前のトリップホップのような感じも、John Cale(!)のヴォーカルも、R&Bのノリも(そういやAaliyahのカヴァーシングル出てたな、と突然思い出す)、どれもが深いシンセのレイヤーとボトムのしっかりしたベースと共にアナログ3面に渡って(アナログD面に針載せたら滑っていって超焦ったけどエッチングが施してあるだけだった・・・)展開されるので非常に大作の風情ながらしっかりコンパクトにまとまっていて聴きごたえがある。彼女自身のヴォーカルが数曲でフィーチャーされているのだが、これがまた凄く良いので全曲で歌っても良いんじゃ、とか思うのだがそこらへんの匙加減、レスイズモア、な感じもまた名作の佇まい。所謂ドリームポップ、シンセポップ的な名曲まで出てきてこれは今年の重要作の1枚ではないかと。