Angela

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ということでAOBA Tシャツ、ですよろしく!

 

ところで、最近思うんだけれど、ウェブ見てると異常なくらい頻繁に、漫画の広告が出てくるんだけれど、ちょっと見てて「えー・・・」とかなるような、バッド入るようなのが多いように思うんだけどどうなんですかね。皆ああいう感じのが好きなのかなあ。あの手の漫画の広告なくなるだけで自殺者減るんじゃないか、とか思うんだけれども。

 

私がうわキッツ・・・、ってなったりしたのは、ちょっと前異常に出まくっていた、なんかぽっちゃり体型のせいでモテない女子がイケメン上司に何だか気に入られてヤリまくる(勿論これだけの話ではないんだろうけれどもまとめるとこういう感じ)奴、かなあ。あまりにも何度も何度も何度も出てくるからなんだかバッド入ったなあ。あんまりギチギチした感じにはなりたくないんだけれども、そもそもぽっちゃり体型だからまずモテない、というスタートからしてちょっとそれ、どうなの、とか無粋かもしれないけれども思ったりしちゃって、何だか凄い欝々とした気持ちになったりしたものだ。

 

あとバンバン人が殺されたりする奴とか、なんかな・・・。勿論広告だからアイキャッチ的なものも大事でなんだかショッキングな方がフックが強いのはよくわかるし、好きな人もいるから別にどうこう、とか決めつけたくはないのだけれども、結構弱りがちな心の持ち主としては、メンタルヘルスのためにもちょっと漫画の広告、ものによってはお控えなすって・・・、となってしまうのだった。

 

いちいちブロックすれば何とかなるだろけれども、まあ清濁併せ呑む(要はめんどくさい)、ということでやり過ごして心を鍛えるしかないのかな。しかし現世で正気を保って生きていくのって、なかなか大変ですな・・・。

 

ちなみに話はずれるが、たまーにFacebook開くとおすすめ動画としてDepeche ModeだのThe Cureだののライヴがバンバン出てきて、その一方で限界の最高速度に挑戦、みたいな海外のバカみたいに改造した車の頭悪い映像(たまに失敗して炎上したりする)、とかありえない岩壁とか沼とかとんでもない悪路を上ったり走破したりする四駆の頭悪い映像(たまに失敗して沈んだり山壁でひっくり返ったりする)とか出てきて、こちらもこちらで頭が混乱するが、これは私が観たりしたものをAI様がご分析くださって私に勧めてきているのか、と思ったりするとこのケイオスの状況も結局は自分で蒔いた種なのか、とこれまた軽く凹んだりする。なるほど、Lou Reed歌うところの、You're going to reap just what you sow、ってことか・・・。

 

Jarvis Cockerの「Further Complications」がアナログで出たりしたので聴いている。

Further Complications [Analog]

Further Complications [Analog]

  • アーティスト:Jarvis Cocker
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: LP Record
 

 今ではJarv Isというバンドをやっている元PulpPulpも一応まだ存在しているのか)のフロントマンが2009年にリリースしたセカンドソロアルバムである。私実はPulpも好きだけれどもシングルだけでも良いかな・・・、程度の浅い感じ、なのだが彼のソロは2枚とも大好きである。これの前のアルバム

Jarvis

Jarvis

  • アーティスト:Cocker, Jarvis
  • 発売日: 2009/11/02
  • メディア: CD
 

 

も今回アナログで出たのでなんだか、こう、店頭で見かけると「おおお、こんな片田舎の街のタワレコにまで入荷している・・・」と涙で前が見えなくなってしまって気づくとレジに向かってしまうのは、最早コンプレックスも混ざった病気のような気がするから冷静さを失わないようにしよう、と心がけていたらこんな人生にはならなかったんだがな。さて、このセカンドソロはまさかのSteve Albiniがレコーディング、ということで他の彼の作品に比べても生々しいバンドサウンドが聴けるアルバムである。あのAlbini印のドラムの音も歪んだギターも相当楽しめるわけで、そこにひょろっとユーモアと寂しさを湛えた彼の声が乗っかる、ということでなかなか絶妙なバランスの作品である。とは言え全編ギンギンのThe Stoogesみたいになっているか、というとそうでもなく、スローなバラード的ナンバーも(音はアレだが)しっかり存在感を放っていて硬軟織り交ぜた名作である。しかしこのアルバム当時、Jarvisさん、今の私と同い年くらいなんだが、道理でなんだか歌詞も響くものがあるなあ、と感動するのと同時に相変わらずの性的なオブセッションの濃厚さには、いやーすごいな・・・、と感心する。ところでアナログ化に際して12インチが追加されていて(Albiniの音なのにメロウなディスコナンバー!)、きちんとアナログ化の意味があるリリース。でもBlack Friday仕様のカラー盤は置いてきてしまったんだな・・・(1000円くらい違うんですもの)。