2021年もよろしくお願いいたしますTシャツを!
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2020年は本当に大変な年で、楽しいことだけ減って仕事その他に於いては別にリモートやら何やらになるわけでもなく通常+αの日々だったので、健康だったことだけが救い、である。それだけでも良いのでは、とも思うのだけれどもまあそんなに物分かりの良い人間にはまだなりたくない、という気持ちもあるので2021年はもっとギラギラしていきたいものである。
DJ稼業もAOBA NU NOISEとcsgbのみ、という感じで少ないと言えば少なかったけれども、配信等によって現場にいない人のお茶の間にまで届いたり、というのが新しい展開で逆に気合が入って、結構新鮮であった。ただ、DJもっとやりてえー、という思いもそんなにない(まあ昔から声がかかれば、というスタンスだったので)ので、色々な人がいるとは思うのだけれども私の場合は、やる時にはやります、というスタンスで変わらず今年も行きたいものである。
最近色々な欲も減ってきているのを痛感していて、「なんかめんどくさいから良いかー」みたいな感じになることが多い(レコード欲以外)。故に何だかギラギラするのも大変だ、と思うのだけれども普通に生きながらにして存在がギラギラしているような、そういう大人になっていきたいものである。変にがっつかずに、醸し出すギラギラ感、と言う何だかよくわからないけれども、何となく色々まだ諦めてない人、にならないとな、と思うのだった。そうでもしないと私の場合、抵抗力とか免疫力とか落ちてダメになっちゃいそうなので、ギラギラする、というのは自分を鼓舞するためにも今年の抱負にしたいものである。
でも、レコード欲はそろそろ制御したい、と思いながらいるのだけれども、逆にこれまでなくなったら本当にご隠居生活になってしまいそうなので、ほどほどにしながら上手く付き合っていきたいものである。それが一番難しい、と言う話もあるので、多分その斗いを続けているうちに1年とかあっという間に終わってしまって、来年も同じ時期にまた同じようなことを書いてそうな気もするのであるが。
The Horrorsの「V」とかを突然また聴きたくなって聴いているのであった。
今んとこ一番新しいアルバムであるがもう3年以上前なのか。そろそろ新譜も聴きたいものだなあ、とか思うのだが。この5枚目に至るまで結構色々と音楽的な変遷を繰り広げてきた彼らであるが、ガレージロックからシューゲイズにシンセヘヴィな音からエレクトロニカに、と普通のスタンスで色々やって来ててどれも違和感がなかったのだけれどもその集大成がこのアルバムなのかな、という感じがする。Paul Epworthのプロデュースも良い感じだけどバンド自体が逞しくなったのか、インダストリアルっぽいノイジーな側面も加わったけれどもどこか人懐っこい美しいメロディもより存在感を増しているし、バンドサウンドであろうとヘヴィな打ち込みであろうと、なんかブレない核のようなものがしっかりと感じられるから、こんなに色々な音が入り乱れるアルバムなのに凄くシンプルに聴こえるのかも知れない。ちなみにラストの「Something To Remember Me By」とか2010年代を代表する名曲だよな、と久々に聴いて思いを新たにしたのだった。