本日16時より、です!
csgb Vol. 73 ~Stream~ 2021年1月30日(土)16:00~22:00
配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*予約制
DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru, hirasho
pcではこのアドレスで、スマートフォンではアプリから視聴可能です。今回は事前にbar famのSNS(https://twitter.com/bar_fam )にDMいただければ予約して、そしてマスク着用の上で入店可能です。
皆様是非現場でもしくはお家でよろしくお願いいたします!私も仕事終わり次第駆け付けます。まあ、私の最初の出番が18時とかなんで、それまでには全然間に合いますな・・・。
こちらも変わらずよろしくお願いいたしますよ!
さて全国ニュースを先日ネットで見ていたら、私の住む場所の「~丁目」まで同じ場所がニュースで出ていて、え、なんでなんで、と思ったら殺人事件があった、というニュースで相当衝撃を受けた。しかも1日経ってから見たので、なんで知らなかったんだ・・・、と思ったが、まあその事件が発生した辺りの時間帯には家にいなかったから、何か騒がしくてもわからなかっただろうなあ。
でもその事件は、高齢の奥さんが同じく高齢の旦那さんを「看病に疲れた」と言って刺殺、という物凄く辛く悲しいもので、ここ数日何だかずーっと引っかかっている。なんか殺人事件と言えば殺人事件、なのだけれどもちょっと複雑な気持ちである。
勿論殺してはダメだけれども同情するにあまりあるな、ととりあえずの情報だけでは思うのだけれども、毎年一定数こういうニュースを見る。そして今回は近所で起こってしまって、幸せに歳を取って死ぬってどういうことなのかな、とまた考えたりしていた。
まあその前に、もし私がもし病気とかで動けなくなってしまったら介護的なことは是非アウトソーシングしてもらって構わないな、と思うのだけれども周りの人々にしてみれば複雑な心情なのかな、とか介護保険とかあるけれどもまだお金の面でハードルが高い場合もあるんだろうな、とか考え始めるとかなり問題は広範囲に及ぶこと、と気づく。しかし、生きることも死ぬことも本当になかなか大変なことだな・・・。
と近所の事件のせいで何とも塞ぎがちであるが、Sam Prekopのファーストソロアルバムを聴く。
昨年のアルバム
で久々に彼の音楽に触れて、モジュラーシンセ主体のインストだったけれども素晴らしかったのでちょっと彼のソロを聴き直そう、と家を探したら何故かセカンド
はあるのにファーストが発見できず凹んでいたところに紙ジャケ再発、となったので神の思し召しを感じながら聴いている。Jim O'RrourkeプロデュースでThe Sea And Cakeの盟友Archer Prewittや、Josh AbramsやChad Taylor、というTortoiseの爆発をきっかけに当時ぼこぼこ存在を知られるようになった面白いところの人々が参加していて、でも仕上がりは良い意味で薄味のボッサ風味やジャズのエッセンスも感じられる一筆書きのようなポップスアルバム。でも薄味でも出汁が効きまくっていて奥深い、シンプル故にずーっと聴けるアルバムである。彼の曲ってすごいインパクトのあるキャッチーな、というものとは違うのだけれどもぴったりとこちらにくっついて離れない不思議な魅力があって、久々に聴いてもやっぱり何度も何度も聴きたくなるような中毒性が高いのであった。中毒性と言えば彼の力の抜けたソフトなヴォーカルもその最たるもので、つくづく気持ちの良い一枚。しかし99年当時私はレコード屋の店員だったのだけれども、バックオーダーかけてもかけても間に合わないくらいに売れまくったな、という記憶が蘇る。あんまり言いたくないのだけれども、良い時代だったんだなあ。