One Hundred Years

csgb Vol. 74 ~Stream~ 2021年2月26日(金)20:00~26:00 

配信:無料 / 入店: 2000yen(1D)*人数制限あり 

DJ: shinshin, tdsgk, 5atoru, hirasho

https://www.twitch.tv/barfam 

pcではこのアドレスで、スマートフォンではアプリから視聴可能です。今回は事前にbar famのSNShttps://twitter.com/bar_fam )にDMいただければ予約して、そしてマスク着用の上で入店可能です。

ということで来週の金曜日になります。現場orご自宅でお楽しみくださいませ!

 

aobanunoise.thebase.in

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!まだまだ貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
そういえばMarc Almond様の来日公演を東京に観に行ってからもう1年になるのか、とこの間ふと気づいた。
 
いまだに昼夜2回公演のその素晴らしさを語れ、と言われたら、その人を拉致して一晩中語り続けられるくらい鮮明に覚えているから全然そんな昔の話ではないような気がしていたけれども、その状況の際のライヴ以外のことを思い出すと、ああ1年前の話だな、と思われるものである。
 
土曜日に東京に着いてディスクユニオンお茶の水店に寄り、その後六本木でライヴを観、昼と夜のライヴの間には東京の友達と会い、夜のライヴが終わったら神田で今度は横浜在住の友達と天狗で飲み、翌日は朝に吉祥寺に向かいHMVディスクユニオンに寄り、その後は自由が丘で昼食を食べてから奥沢のVIVAに行って、そんで帰ってきたのだった。
 
その時点ではその2週間後に東京出張が入っていたので、今回は会えなかった友達にその時に会えれば良いや、渋谷とか新宿のレコード屋さんには今回行かなかったけど、2週間後に上京した際に行けば良いや、と思っていたのだった。
 
まさかその出張もなくなり、そもそも東京にそれから全然行かなくなるような日々になるとは思いもしなかったなあ、としみじみ思いだされるわけである。5月に行こうと思ってチケット取ってたAnohniのライヴも当然飛んでしまって払い戻された。
 
そんなにそんなにこの1年で生活が変わった、という印象はあまりないのだが、私が楽しい、と感じる機会が確実に減ったのは実感としてある。とは言え、悔しい、とか息が詰まる、という気持ちも実を言うと、適応が早いのかどうなのかわからないけれどもあんまりなかったりもする。この国だったり、職場だったりにおいて「上」に対しての怒りや乖離を感じたり、ということは凄く多かったけれども。
 
あんまり無為な希望や期待は何事にも持たない方ではあるが、少しでも「楽しい」と感じられる機会が今年は増えると良いな、と思うのであった。昔とは異なる形であったとしても。
 
とここまで結構淡々と書いてきて、コロナ禍で飛んでしまった企画で、いまだに悔しい・観たいと強く思っていることがあったのを思い出した。それは去年の4月に行われる予定だった濱田多聞とKing Rambo Soundの「何となく似ている者同士対バン」イヴェント(そもそも「バン」じゃないけど)である。これは別に両者とも海外から来日、ということでもないしなんなら同じ宮城県内の方々なので早期に実現されると良いな、と熱望しているのであった。
 
最近The Cureのアルバムをファーストから順番に聴く、ということをしている。これはまあ何となくThe Cureの話を知人としていたのとほぼ時を同じくして
Mojo [UK] March 2021 (単号)

Mojo [UK] March 2021 (単号)

  • 発売日: 2021/02/14
  • メディア: 雑誌
 

こういう特集の「Mojo」出てるよ、という連絡をもらってしまったから丸善で購入して俄然盛り上がったから、である。とりあえず今日で80年代が終焉を迎えるところまで毎日聴いていたのだが、まあ色々言いたいことはある。ただ現時点では「Pornography」 

Pornography (Dlx)

Pornography (Dlx)

  • アーティスト:Cure
  • 発売日: 2005/08/16
  • メディア: CD
 

がやっぱりおかしい、けど最高だな、ということである。1982年の4枚目のアルバムである。過酷なツアーと祖父母の死とアルコールとドラッグと鬱、という要素から逆ベクトルにやる気の入ったRobert Smithが今もThe Cureの、と言うか彼のトレードマークになっている黒服白塗りはみだし口紅ぼさぼさ頭、というルックスでもうどうにでもなれ、と言う勢いで作った、ドラムは打ち込みと生ドラムがどかどか言ってて、ギターが何層にも積み重なった耳障りな音量と音色で響き、ベースは何だか脈打つ何かのようにぶっとくうねりまくり、そこにRobert Smithのニヒルな、終末観漂う歌詞が吐き出され叫び出され、という良くない状態にあったバンドの病んだハイテンションぶりが逆に功を奏した傑作である。なんかすごく言葉にできないものが身体の中を這い上がってくるような興奮を覚えるのだが、それは私のようないわゆるゴス的な音楽に対して、いわばおかしな性癖のようなものを持った人間にだけ当てはまる話かも知れないが・・・。ここに至るまでの流れとこの後の展開を考えると、The Cureの場合その長いキャリアの中で何度か軌道を戻そうとするアルバムがあって、その最初の作品がこれである。とは言え勢い的にはこれで解散、みたいなところもあって現にこのアルバムの後のツアーではもう解散確定、みたいな勢いだったらしい。それでもメンバーが入れ替わり立ち代わりしながらいまだにバンドが続いていることを考えると、なんか変なバンドだよなあ、The Cure、と言う思いを新たにするし、Robert Smithとバンドやるの大変なんだろうなあ、としみじみ思ったりもするのであった。あとThe Psychedelic Fursのファースト 

Psychedelic Furs

Psychedelic Furs

 

を参考にした、という話を読んでマジかよ、と驚いたな。