Wilson Rag

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!まだまだ貴兄貴女からのオーダー、お待ちしております!
 
私の住まう宮城県仙台市新型コロナウイルスの感染者がどかどか最近増えていて、なんだか全国ニュースでも我が県、我が市のことがよく取り上げられているようで、なんだかこう、落ち着かない感じ、である。
 
私の職場にも感染者が出たし(今日無事に復帰)、職場の関係者にも感染者が、という話はここ最近よく聞く話になってきたもので、これまた落ち着かない感じ、である。こういうのイヤだなあ、と思うのだけれどもしょうがない。
 
しょうがない、と言えば地震もこの間どでかいのが来たけど、また来るだろうから引き続き警戒を、と言われてしまえばなんだかこう、落ち着かない感じ、である。
 
しかし、だからこそ、しょうがなくないことには全力で抗わなければならないのは言うまでもないことで、今日も今日とて職場の理不尽なことに対して、本当に凄く珍しいことであるが、なんら着地点も見えないままに思いっきりブチ切れてしまった。その後、いやいや、こういうことできればしたくないし、と気を落ち着かせようと車で音楽を聴きながら職場を出て、昼ご飯に汁なし担々麺を美味しく食べて、こういうことだけしていたいのに、ああいうブチ切れるなんてことしたくないし、と言うかさせんなよな・・・、とまたふつふつ別のベクトルの怒りが湧いてきて職場に戻ってもう一回強めに詰めてしまって、結局その理不尽は撤回されたのだけれども、いやはや、こういうの、本当にイヤなんだよねぇ・・・。
 
このただでさえ気持ちがささくれ立つ年度末にコロナだ地震だ、ついでに今日は隣の隣の市でタイヤが燃えているらしく、夕方職場から出たら外がえぐい匂いの空気に満たされていて、もうなんなんだ、私、悪いことしたかしら・・・、という気持ちになっても仕方のない疲労感の強い1日、であった。
 
でも帰宅したらとても楽しみな本
ぼくにはこれしかなかった。

ぼくにはこれしかなかった。

  • 作者:早坂大輔
  • 発売日: 2021/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

(上のリンクはAmazonですが、できれば早坂氏のお店、盛岡のBOOK NERDから購入されることを、激推奨いたします)が届いていたし、Elizabeth Cottenもいつ聴いても最高だ。

Folksongs And Instrumentals With Guitar [Analog]

Folksongs And Instrumentals With Guitar [Analog]

  • アーティスト:Elizabeth Cotten
  • 発売日: 2019/03/01
  • メディア: LP Record
 

1893年生まれの彼女のファーストアルバムであるが、63歳の時のリリースなので人生何が起こるのかわからないものだな、と言う思いを新たにするのであった。だいたい、迷子を届けたらSeeger家で、それでメイドで働くことになって、それでレコーディング、って勿論それまでの苦労がたくさんあったわけだが、シンデレラストーリーっていつになっても起きるものだなあ、となんかしみじみするのである。右利き用の弦の張り方のまま左利きで弾くフィンガーピッキングのギターと、彼女の朴訥とした唄は奇跡的な美しさで、多分このCD手に入れてから20年くらい経っていると思うけれどもついついことあるごとに聴いてしまうし、昨夜mstkさんが言及していたので急に聴きたくなってまた立ち戻って聴いているわけだが、今日のような疲弊した日の夜にはうってつけの音楽。なんかこう、聖歌もオリジナルも分け隔てなく、明るい陽射しを感じるような・・・、なんて柄にもないことを言いたくなったりする。